春、めぐる

昨年の春、武蔵関公園の桜の前で
昨年の春、武蔵関公園の桜の前で

 

この週末、東京は桜の見頃でしたね。

 

お花見の機会を逸している私は

友人達がSNSに投稿してくれている

桜を見て楽しませてもらっています。

 

写真は部屋のグリーンと切り花たち。

 

花はスーパーの花束に入っていたもの(奥)と

切り戻しのパンジー(手前)

 

偶然の色合わせですがとても気に入っています。

 

 

左のグリーンは、半年前に買った白いリコリスの

花束に入っていたもの。

 

リコリスは枯れてもこのグリーンは元気だったので

 

 

時々水を替えながら瓶に挿して置いたら……

 

 

 

 

やがて根が出てきてビックリ!


嬉しいサプライズでした。

 

 

名前を調べたら、どうやら

ドナセラサンデリアーナビクトリー

のようです。

 

とても丈夫で、このように根を出すことは

珍しくないようです。

 

頃合いを見て鉢にお引越しをと思います。

旅立つ2か月前。いつもの公園で朝散歩。
旅立つ2か月前。いつもの公園で朝散歩。

 

前出の白いリコリスの花束は

昨年103日に愛犬を見送って

最初に手向けたものでした。

 

その時のグリーンがいまも生き続けている。

 

まるで命が繋がっているかのようで嬉しくて

愛犬のいない日々にいまだ慣れない私を

癒してくれています。

 

 

 

ハイシニア犬の日々①

いつもおやつをもらえるポイント、地元図書館のベンチ。
いつもおやつをもらえるポイント、地元図書館のベンチ。

 

愛犬ドルチェ

来週17歳と6ヶ月になります。

 

だいぶ動きもゆっくりになり

身体もかたくなってきて

コケることも多くなったし

伸び~をしなくなったし

目も耳も……

 

マイナスなことを挙げれば

キリがないけれど

自分でトイレに行けて

お散歩にも行けて

調子がいいと走ったり

食欲も旺盛だし

本当にありがたいです。

 

4年前に腎不全の診断を受けましたが

ありがたいことに数値は安定していて

元気に過ごしています。

 

どんなことをしているのか

時々お尋ねいくださるのですが

ドルチェにしているのは

腎臓のケアを含めて……

 

 

 

 

ここでおやつもらえますよね?
ここでおやつもらえますよね?

 

・手作り食(薬膳をちょっと)

・テリントンTタッチ

(ボディワーク、グラウンドワーク)

・ボディートーク

・ヒーリー(波動機器)

・鍼灸治療(中獣医さんに隔週)

・お灸(ホームケア)etc.

 

お腹を冷やさないように数年前から

腹巻きは必須アイテムです。

 

足腰が弱ってきてからは

床にはヨガマットを敷きつめています。

いろいろ試しましたがヨガマットが

グリップが効いて一番合っていました。

 

 

 

 

 

 

こちらはテリントンTタッチの

ツールのひとつ「ボディラップ」

 

 

曲がり角や足元が不安定な場所で

バランスを崩してコケることが

増えたので、お散歩の時や

室内でワークする時に巻きます。

 

巻き方を試行錯誤して

今はこの巻き方が良い感じで

コケるのが減りました。

 

ボディラップはたくさん巻き方が

あるので目的別にまたご紹介しますね。

 

 

 

まだまだホットマットからは離れられません。
まだまだホットマットからは離れられません。

 

食べるのが下手になったり

トイレの失敗をしたりもあるけれど

少しのサポートと日々のケアで

今後もハイシニア期を穏やかに

過ごしてくれたら何より嬉しいです。

 

お世話になっている中獣医さんを

はじめ、支えてくれている方達にも

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

 

 

迎春2023

 

あけましておめでとうございます。

 

新しい一年が始まりましたね。

 

 

昨年は新しいことを始めたり

長年の思いが叶ったり

嬉しい出来事も色々ありました。

 

一方、日常の出来事を通して

その必然性を自身に問い

自我の葛藤と向き合う

日々でもありました。

 

そんな日々の連続で

あまりこちらでの発信が

出来ないことが気になっていましたが

今年は何か小さな喜びや

少しでもお役に立つような

発信ができたらと思いっています。

 

相変わらずのんびりな更新に

なるかも知れませんが

ふと思い出した時に

立ち寄っていただけたら嬉しいです。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

年の瀬

 

早いもので今夜は大晦日。

振り返ると一年は

本当にあっという間ですね。

 

今年は公私ともに変化の

多い年となりましたが

家族と愛犬と共に元気に

年の瀬を迎えられることを

何よりありがたく感じます。

 

 

 

※写真は先日我が家に

お迎えしたシクラメンです

 

 

 

 

毎年冬になると母と

花農家さんにお邪魔して

シクラメンを選ぶのが

恒例となっています。

 

愛犬ドルチェもいつも

同伴させていただくのですが

奥様がドルチェに

「いくつになったの?」

などといつも暖かく

迎えてくださいます。

 

 

母が高齢に、ドルチェが

シニアになってからは

今年も皆元気で来られた

ことに感謝と安堵を感じます。

 

 

 

 

 

11月に17歳の誕生日を

無事に迎えたドルチェ。

 

さすがに身体面の衰えは

ありますが、食欲旺盛で

元気にお散歩も楽しんでいます。

 

年齢的に色々と心配になる

ことも多いですが

彼女はいつも「いまここ」

にいて、この瞬間を

楽しんでいるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

いまテレビでは紅白が

終盤を迎えています。

 

この一年お世話になった皆さま

ご縁を頂きました皆さまに

心よりお礼申し上げます。

 

この一年いろいろな

ことがありましたが

新しい年が調和的な

年となりますよう、

一人ひとりの内側が

平安でありますよう

願っております。

 

 

 

 

 

ちょイス

 

愛犬の散歩で通る道。

 

その道沿いにある住宅の

駐車スペースに

イスが二脚置かれていました。

 

雨の日でも大丈夫な

屋外用のものに見えます。

 

 

 

 

背もたれに何か貼ってあって

 

「ちょイス」

 

と書いてあります。

 

誰でも座っていいのかな?

という雰囲気です。

 

近づいて見てみると

 

 

「どなたでも、ご自由にどうぞ」

 

とあります。

 

町中のちょい掛けイス

ということなのでしょうか。

 

 

帰宅して調べると

練馬区のまちづくりの

活動のひとつ、とありました。

 

 

 

 

 

散歩の途中にちょっと

腰を下ろしたりできるし

高齢の方などにも

すごく嬉しいですね。

 

ご自宅のスペースを

まちの皆さんに提供して

くださるお気持ちに

あたたかな気持ちになった

一日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

春の日差し

 

 

 

日課の愛犬との散歩。

 

寒さが厳しいこの時期は

公園も人が少なめです。

 

 

写真のベンチは

おやつポイント。

 

ここでのおやつタイムを

ちゃんとわかっているので

ベンチが見えてくると

足早に近づいていきます。

 

 

 

 

 

「お母さん、早く~!」

 

とでも言っているのでしょうか。

 

 

 

冷え大敵のハイシニアさん。

 

真冬の散歩にはカイロや

火を使わないお灸「太陽」

で寒さ対策しています。

 

 

 

 

 

寒さが厳しい真冬は

なるべく地面が温まる

時間帯に散歩するように

 

しています。

 

 

まだまだ気温は低いですが

素肌にあたる日差しは

温かで心地よいです。

 

冬至をすぎて

陰の気から陽の気に

入れ替わっているのを

感じます。

 

 

 

 

もう少し温かくなったら

ランチとワインを持って

散歩に来よう♪

 

そんな計画をたてながら

春が近づいているのを

実感した今日の散歩でした。

 

 

 

新春

 

東京はしんしんと雪が降っています。

10㎝ほどの積雪との予報ですが

この地域では結構な積雪です。

 

東京も昔はいまよりも雪が多く

雪だるまや小さなかまくらを

よく作ったものです。

 

 

 

 

雨は浄化と言われますが

雪も大気や大地を浄化してくれますね。

 

雪の後の空気はとても気持ちよく

深呼吸をすると清らかな空気が

 

全身に行き渡ってとても心地よいですね。

 

 

 

 

遅ればせながら

新年のご挨拶を申し上げます。

本年もどうぞよろしく

お願い申し上げます。

 

今年も皆さまの日常が

健やかで穏やかでありますよう、

自分らしくいられるような

一年でありますことを

心より願っております。

 

 

 

 

 

 

 

リラックスの語源

 

「りらくす」という名前の

お茶をいただきました。

 

 

きっとリラックスから

名付けたのでしょうね。

 

 

 

relax の語源が気になり

調べてみたら

「relaxare」というラテン語

からきているそうです。

 

re:再び/戻す

laxare:緩める/緩んだ状態へ

 

 

 

 

 

忙しい現代社会では

いつもアクセルを踏み続け

ブレーキを踏むのは時々になりがち。

 

でもリラックスの語源をみると

 

再び緩める

緩んだ状態へ戻す

 

とあります。

 

本来、私たちの自然な状態は

緩んだ状態ということなのですね。

 

 

 

リラックスしている時は

体も休まり治癒力も上がりますが

 

心がリラックスして初めて

自分の内面と向き合い

 

どこか無理してない?

 

本当にやりたいことをできてる?

 

などと考える時間も持てます。

 

 

 

リラックスは自分にしてあげられる

最良の健康法ですね。

 

オンオフの切り替えが苦手な私ですが

もう少し意識してリラックスの

時間を持ちたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

16歳になりました

愛犬ドルチェ💖

今日16歳のお誕生日を

無事に迎えることができました。

 

去年の誕生日は体調を崩して

お祝いどころではなかったので

今年はバースディプレートを用意できて

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

今日は心地よい小春日和で

お散歩もポカポカでした。

 

いつもグラウンドワークをする

大好きなイチョウの木の下でパチリ🎶

 

 

 

お年頃ながら走る走る~🎶

 

 

 

16歳の年もマイペースで

毎日ご機嫌に過ごそうね😍

 

 

 

 

 

シニア犬のケア

 

15歳9ヶ月を過ぎた愛犬ドルチェ。

 

健康優良児というよりは昔から

ちょこちょこと調子を崩す方でした。

 

そんなことから家庭でのケアの必要性を感じ

手作り食から身体的なケアまで

いろいろな方法を習って続けてきました。 

 

ボディートークアクセスも大きな

サポートになっていますし

ファーストエイドにはいつも助けられています。

 

Tタッチも、健康なときから病気の時まで

あらゆる引き出しがあり勉強して本当によかったです。

 

3年前に腎不全の診断を受けてからは

手作り食も内容を見直して

弱っている腎臓も、まだ元気な他の臓器も

なるべくゆっくり年を重ねられるよう

心がけています。

 

二週間ごとに鍼灸メンテにも通い

先生からその時々アドバイスいただいて

季節に合せたケアを続けています。

 

治らないと言われている腎不全ですが

3年間数値が悪化しておらず、

頑張ってくれていてありがたいです。

 

 

一日いちにちが大切になってくるハイシニア。

 

一緒の時間を穏やかに健やかに過ごせるように

今後もできることを続けていきたいと思います。

 

 

 

 

 

近代五種と馬術

古代オリンピック(写真はWikipediaより)
古代オリンピック(写真はWikipediaより)

 

【近代五種と馬術】

 

様々な意見が繰り広げられる中

オリンピック2020が閉会しました。

 

 

時差がないおかげで馬術競技は

馬場、障害、総合に加え

普段は馴染みのない近代五種の

馬術も見ることができました。

 

 

近代五種は全5種目を1日で行われる

そうですが、今回の大会では

 

1日目はフェンシング

2日目は水泳→馬術→レーザーラン

 

という内容で2日間に分けて開催されました。

 

 

近代五種の馬術はほかの馬術競技とは

異なり日頃から時間を共にしている

自馬との出場ではなく、抽選による

貸与馬で競うルールがあります。

 

そして、その馬とは競技20分前に

はじめて顔を合せます。

 

それはつまり、これから競技を共にする

初対面の馬と、たった20分間で

関係構築を求められることを意味します。

 

 

 

 

 【東京五輪2020で起きたこと】

 

今大会の近代五種で、2種目を終えて

トップに立っていた選手の馬が

競技本番で何度も障害を拒否。

 

時間を消費して金メダルの可能性が遠のく中、

選手もコーチも馬に感情をぶつけてしまいました。

 

 

結果的にこの馬が飛越を続行することはなく

選手は馬術で失権となり、トータルで

順位を落として金メダルを手にすることは

できませんでした。

 

そしてこの時にコーチがとった態度が馬への

虐待とみなされ、コーチはオリンピック

開催中に出場資格を剥奪されました。

 

 

 

 【動物の扱いと現行ルール】

 

近代五種は元々は5日間かけて

競うものだったようですが

オリンピック種目になったことや

放映の都合などで5種目を1日で

行うように改定されたそうです。

(東京五輪では2日間)

 

 

しかし5種目が立て続けに行われ

緊張状態が続く中で、選手はどこまで

気持ちを整えて馬と向き合うことが

できるのでしょう。

 

 

近代五種は、戦場で伝令を命じられた

将校が活躍する姿をスポーツ競技に

したもののようですから、戦場で馬を

選んだり練習する時間などないという

設定なのかもしれません。

 

 

もしもよい結果に繋がれば短時間で馬を

コントロールして勝利に結びついたことを

ドラマティックに賞賛されることになります。

 

しかし今回のようなことが起きてしまうと

それは馬の心身への影響だけでなく

世界中から厳しい目を向けられた選手も

心に傷を負ったことでしょう。

 

 

競技終了後も各国のメディアで取り上げられ

選手とコーチは後日、自国の動物福祉団体から

動物虐待で訴えられることとなってしまいました。

 

 

 

【競技のあり方と今後】

 

この競技が誕生した100年以上前とは

人と動物との関わりも変化し、動物福祉や

動物愛護という言葉もすでに新しいものでは

なくなりました。

 

 

競技に対する考え方やルールも時代と共に

見直されることが望ましいですし、

目の前にいる人間の精神状態を

ミラーリングすると言われる馬との競技を

現行ルールの忙しない流れの中に

組み込むことが最善の方法なのかを

競技のあり方と共に再考する必要を感じました。

 

 

今回の出来事はオリンピックという

世界中が注目する舞台で起きたわけですが

もしこれが、たとえば国内の地区予選で

起きていたら、はたしてこれほどの

議論に発展したでしょうか。

      

 

SNSでは二人への厳しい意見が相次ぎ

海外の著名人もコメントを発信するなど

さまざまな意見がいまだに見られ

この出来事の影響力を感じますが

この大舞台で起きたことの必然性を鑑みて

選手の技術や特定の誰かを責めるのではなく

この議論の熱が近代五種での馬術のあり方や

根本的なルールの見直し・改革といった

再考のエネルギーとなっていくことを

心から願っています。

 

 

 

 

2年目の10年日記

 

10年分が一冊になった10年日記。

 

昨年からつけ始めて先日丸一年を迎えました。

 

三日坊主の私がまさか一年続くとは!

続いた要因はなんと言っても

一日の記入スペースが最大4行であること。

 

なので「午後から歯科受診」だけでもOKで

書きたいことがある日は4行びっしり書く。

 

そのゆるさが続けられた最大の理由でしょう。

 

 

 

 

日々の出来事を綴っていると

嬉しいことばかりではなく

悲しかったり感情が一人歩きしたりして

どう言葉に残そうかと考える日も

少なくありません。

 

しかしその記録を一年後に見返すと

出来事の渦中で葛藤していた私を

冷静に俯瞰している一年後の私が

いることに気づきます。

 

どんな出来事もいまから一刻先へ
明日へ、一年後へとそのありようが

変化していくことを一年分の記録は

伝えているようです。

 

 

また新しい一年の記録。

 

すこしは成長できたかしら

と一年後に振り返られる日を

迎えられますように……(笑)

 

 

 

 

ベーグル

 

「ベーグルが食べたい」

 

朝、なぜかそんなスイッチが

入ってしまい、時間もあったので

朝食にベーグルを焼きました。

 

粉が3個分しかなかったので

あるだけ全部使ってライ麦粉も入れて……

 

ベーグルの独特の食感が大好きで

茹でるときのぷかぷかする様子も

とてもワクワクします。

 

短時間でできあがるのも

ベーグルの魅力ですね。

 

 

 

 

 

よくSNSで「ツヤピカベーグル」

なんて言葉を目にしますが

パン作りに長けた方達のベーグルは

本当にツヤツヤピカピカの焼き上がりで

別格だといつも感心します。

 

そんな時私は自分の技術を棚に上げて

「きっとオーブンが違うのね」

と話しを収めるのです(笑)

 

今日は焼きたてのベーグルを

南側の窓辺で食べようと運んだら

太陽の光が差し込んで

私のベーグルも少しだけツヤピカに♪

 

写真は加工無しですが

太陽の力って凄いです。

 

 

技術もオーブンも変わらないのですが

ちょっと満足げな朝でした。

 

 

 

 

 

季節と旧暦と

 

早いもので立春も過ぎ

春の日差しを感じる日が

増えてきました。

 

先日とても素敵な贈り物を

いただきました。

 

一見お干菓子のようですが、左上から

松、梅、桜……

 

一年十二ヶ月の季節の草花を

かたどったお香です。

 

季節感を感じにくくなった

現代の暮らしですが

和菓子や着物など昔からの

ものの中に日本の四季を見つけると

とても豊かな気持ちになります。

 

 

 

 

 

今年の立春は23日でしたが

一日早いのは124年ぶりとのこと。

 

現代の暦の都合のようですが

いつか太陰太陽暦の暮らしを

してみたいと思っています。

 

江戸時代まで使われていた不定時法は

日の出日の入りが昼と夜の境。


季節により時の長さは変わり

自然のサイクルの中で暮らす。


そして時刻は時の鐘が知らせてくれる。

 

現代社会で採用したら国際ビジネス

において大混乱でしょうけれど()

 

でも生き物である私たち人間に

この暦は実は一番あっている

時の流れなのかもしれないですね。

 

もし昔の暦に再びもどっても

ゴーンと鳴り響く鐘に代わって

便利なアプリが時を告げるだろうと

ちょっと現実に引き戻されつつ

お香の香りに包まれながら

便利と自然の狭間を想いが

行き来するのでした。 

 

 

 

 

 

 

2021年、元旦

箱根元宮から眺める富士山
箱根元宮から眺める富士山

 

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

*** *** ***

 

年明けいかがおすごしでしょうか。

 

昨年は想定外の出来事に世の中が一変し

皮肉にもその思いを人々と共有する

一年でもありました。

 

2021年の年明けは

誰もがこの事態の収束と

世の中の安寧を願いながら

迎えたことと思います。

 

 

 

愛犬ドルチェ、昨年15歳になりました
愛犬ドルチェ、昨年15歳になりました

 

今年は初詣も時期をずらして

静かなお正月を迎えています。

 

あたたかい時間帯には近くの公園に

愛犬と散歩に行きました。

 

大晦日は閑散としていた公園ですが

元旦は子供たちが凧あげをしていて

とても微笑ましい雰囲気でした。

 

この様な状況下にあっても

いつものお正月の光景を目にする

ことができて、温かな景色に

いつも以上に心が癒されました。

 

早く世の中が落ち着き

皆さまの日常に一日も早く

安心と笑顔が戻ることを

心より願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10年日記

      

子どもの頃から日記をつけて

いる人に憧れを抱いていました。


日記をつけるという習慣が

とてもカッコよく映ったのでしょう。


友人が日記をつけていると聞くと

私も新しいノートを買いに行ったり

アンネの日記を読んでは

新調した日記帳に名前をつけみたり。

 

日記へのチャレンジは昔から

幾度となく繰り返され、

どれも習慣化することなく

すべて三日坊主で終わりました。

 

 

 

石原10年日記(石原出版社HPより)
石原10年日記(石原出版社HPより)

 

苦い思い出しかない日記ですが

この夏、懲りずに何十年ぶりかで

再チャレンジしました。

 

日記帳はB5サイズで

1ページに1月1日、1月2日……

とあって縦に10年分。

 

つまり書き続けると

10年分の同日が串刺し的に

読み返せる構成になっています。

 

 

 

石原10年日記(石原出版社HPより)
石原10年日記(石原出版社HPより)

 

10年日記の存在を知ったのは

始めて5年という友人からでした。

 

しかし、日記と聞いただけで

私には無理~~ と他人事でしたが

 

「続けるコツはね、1日1行」

という友人の心躍るキャッチコピーに

血迷ってポチッと。

 

そんな訳で挫折すること請け合いでしたが

なんと3ヶ月も続いているではありませんか!!

 

 

 

石原10年日記(石原出版社HPより)
石原10年日記(石原出版社HPより)

 

続いている要因は、行数が少ないので

メモ程度でOKだからのようです。

 

考えてみれば、私はメモや記録は

案外マメに残すタチなのです。

 

今思うと日記が続かなかったのは

あとで読み返したときのために

内容を簡潔にまとめねばと思い

結果時間がかかって億劫になって

しまっていたからか???

 

 

 

2029年まで付けられる私の日記帳
2029年まで付けられる私の日記帳

 

届いた10年日記の箱を開けると

 

「記録は後々必ずお役に立ちます。」

 

という力強い一文が。

 

それそれっ!

記録」と書いてあるではないですか。

 

式部やアンネならいざ知らず

誰が見るわけでもないのに

ちゃんと書かねばと思い込んでいた

自分の信念システムに思わず苦笑。

 

そんな訳で三日坊主だった私も

憧れの「日記を付ける人」に

近づきつつあります(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

キーツマンゴー

写真:沖縄「しらかわファーム」HPより
写真:沖縄「しらかわファーム」HPより

 

先月のことになりますが

マンゴーをいただきました。

 

沖縄から送ってくださったこのマンゴーは

よく見かけるマンゴーよりはるかに大きく

そして色が緑色をしています。

 

添えられている説明には

「キーツマンゴー」とあります。

 

初めて耳にする名前です。

 

 

 

 

このキーツマンゴーは

生産量も少ないようで

沖縄でも幻の存在なのだそうです。

 

傷付けないように注意して

風通しが良く日が当たらない場所で

しばらく追熟させました。

 

美味しいタイミングを逃さないように

毎日様子を見守ります。

 

表面のブルームがだんだんと消え始め

少しつやっぽくなっていきます。

 

全体的に少し柔らかくなり

ほんのり良い香りがしてきました。

 

待つこと10日、追熟完了です!

 

 

 

 

ドキドキしながらナイフを入れます。

 

自宅でマンゴーをカットする機会など

滅多にないので緊張です(^^;)

 

甘く豊かな香りがふわっと広がり

これだけでも幸せな気持ちになります。

 

切り方は、あこがれの格子状(笑)

 

そしてひっくり返してお皿へ♫

 

 

 

 

私事で恐縮ですが

実は食べ頃を向かえたのが

ちょうど自分の誕生日だったので

スパークリングワインと一緒に

いただくことにしました。

 

さて、初めてのキーツマンゴーのお味ですが。。。

 

とぉーっっても美味(*゚∀゚*)

 

口当たりがとろりと濃厚で

香りも甘みも芳醇で別格です☆

 

沖縄の自然の恵みが凝縮された

このマンゴーを東京でいただける

幸せをしみじみ感じました。

 

 

マンゴーをひとくちずつ口に運びながら

送ってくださった方のことを思い浮かべ

ご健康とお幸せを願いながら

私も特別な時間を過ごさせていただきました。

 

 

 

オペラ『カルメン』

 

藤原歌劇団の『カルメン』を観てきました。

 

今年初となったオペラ鑑賞は

音大でピアノを専攻し

フラメンコやカスタネットもこなしてしまう

友人Kさんに誘ってもらいました。

 

当初は4月公演予定だったところ

コロナで延期となっていたそうですが

コロナ禍での上演は様々な面で

通常とは異なっていました。

 

入り口での感染対策や

間隔を空けての座席設定

ドリンクコーナー閉鎖などは

想定範囲内でしたが、

出演者への花束や贈り物の自粛要請

そして上演中の「ブラーヴォ」等のかけ声も

しないようにと上演前に説明がありました。

 

 

 

 

 

しかし一番驚いたのは

歌手たちがフルのフェイスシールドを

して舞台に現われたことでした。

 

マイク無しで客席の隅々まで

生の声を響かせるオペラ歌手。

 

どれほど歌いにくかったことかと

想像しただけで涙が出そうになります。

 

公演当日に至るまでの出演者の練習も

一人でも感染者が出てしまうと

公演を見送ることになりかねないので

万全の配慮をしていたようで

主催者側は本当に大変だったと思います。

 

 

2010年、MET公演でのエリーナ・ガランチャ。大好きなカルメン歌いのひとり
2010年、MET公演でのエリーナ・ガランチャ。大好きなカルメン歌いのひとり

 

カルメンについては以前も

ブログにアップしましたが

劇場へも何度か観に行ったり

自宅でDVDを観ることも多い

大好きなオペラです。

 

しかし今回初めて知ったことがありました。

 

これまで観てきたカルメンは

アリアや重唱の間は台詞がある

形式でしたが、今回のカルメンは

レチタティーヴォで歌いつなぐものでした。

 

これは初めて観る形式でした。

 

 

 

1987年、MET公演。レオーナ・ミッチェル演じるミカエラとホセの二重唱が本当に美しい
1987年、MET公演。レオーナ・ミッチェル演じるミカエラとホセの二重唱が本当に美しい

 

帰宅して調べたら

オリジナルは台詞形式だったのが

台詞部分もレチタティーヴォ

歌いつなぐ改変版(ギロー版)が

後で作られたのだそうです。

 

カルメンはフランス語のオペラですが

海外公演ではフランス語の発音が難しいために

このギロー版が作られたのだとか

 

結果的にカルメンが世界的に人気の

オペラとなる後押しとなったようです。

 

なるほど……

第一幕でホセが母親からの手紙を

読み上げるシーンがカットされていたのも

そんな理由からかもしれません。

 

 

 

現代最高のカルメン歌いと賞されるアグネス・バルツァ。お皿をカスタネット代わりに踊る魅力的な場面。こちらも1978年MET公演
現代最高のカルメン歌いと賞されるアグネス・バルツァ。お皿をカスタネット代わりに踊る魅力的な場面。こちらも1978年MET公演

 

どんな舞台も一期一会。

いつも感動があるのもライブの魅力です。

 

藤原歌劇団のオペラは初めてでしたが

音楽の素晴らしさや楽しさ、

そしてコロナ禍の制限の中で

作品を皆で作り上げる熱意も伝わり

存分に舞台を楽しませていただきました。

 

Kさん、ご一緒させていただき

ありがとうございました(*´∀`*)

  

本当に無事に上演できて

劇団員や主催の皆さんへ大声で~(笑)

ブラーヴィ♪

 

 

 

 

スイカ料理?

 

関東地方も梅雨明けして

暑さも一段と厳しくなりました。

 

夏と言えばスイカ。

 

この縞模様を見るだけで

ちょっと涼しげな気分になります。

 

 

先日、この夏初のスイカを

食べましたが、たっぷりの水分が

体にジュワッとしみますね。

 

 

 

 

それでですね、スイカの皮を

食べたことはありますか?

 

これは時々参考にしている

中国出身の料理研究家

ウー・ウェンさんの著書

『大好きな炒めもの』ですが

この中にスイカの皮の料理が

紹介されているんです。

 

ウー・ウェンさんのお母さんの

得意料理だそうで、食べ終わった

スイカの皮を捨てずに使った

炒めものです。

 

「さすがに家族内だけの料理」

との説明で写真も載っていませんが

以来私もスイカの皮の炒めものが

夏の定番料理になっています。

 

 

 

 

食べ終わったスイカは赤い部分を

切り落として(少し残っててOK)

皮の緑色のかたい部分も除いて

食べやすい大きさに斜め切りにして

炒めて味付けするだけ。

 

ウー・ウェンさんのお母さんは

小エビと炒めるそうですが

私は生姜&油揚げの組み合わせが好きです。

 

 

スイカの皮は味がしみにくいので

とろみを付けると美味しいです。

 

 

 

 

私も料理の写真は控えて(笑)

代わりにスイカの雌花の写真を。

 

そういえば、牧場や乗馬クラブなど

夏に馬のいる場所に行くと

スイカをご馳走になることがありますが

食べ終わった皮はいつも馬たちへ。

 

赤い部分は甘いので喜びますが

皮の部分もみんな美味しそうに

食べてくれます。

 

ゴミが出なくてエコな感じが嬉しく

これもまた丸ごとスイカの利用法ですね(笑)

 

 

 

 

 

 

ヴィーガンカレー@Royal Host

写真:ロイヤルホストHPより
写真:ロイヤルホストHPより

 

今日は地元の友人とのランチで

近所のロイヤルホストに行きました。

 

注文したのは写真のベジタブルカレー。


肉が入っていないだけでなく、

動物性食材はルーにも使われていない

ヴィーガン対応とのこと。

 

ファミレスの進化にビックリしました。

   

 

 

 

日本での外食事情は、ベジタリアンや

ヴィーガンだけでなく、宗教上の理由から

特定の食材を摂らない人達にとっては

まだまだ発展の余地があるように思います。

 

私も普段は動物性食品は摂らないのですが

外食時は友人に気を遣わせてしまうのが心苦しく

ゆるベジのスタンスでいるようにしています。

 

しかし年々、動物性食材が重く感じるように

なっていたので、ファミレスでの

ヴィーガン対応には嬉しい驚きでした。

 

今日行ったロイヤルホストはファミレスには

珍しいテラス席があり、そして犬同伴OKなので

以前から個人的に高評価でしたが(笑)

本日またまたポイントアップですヘ(^o^)/

 

 

 

 

 

 

豆腐マヨネーズ

 

最近はまっている「豆腐マヨネーズ」

 

ノンオイルなのにコクがあって作り方も簡単で

マヨネーズの代用品として大活躍です。

 

以前は"豆乳"マヨネーズを愛用していましたが

これを知ってからはすっかり"豆腐"派になりました。

 

この豆腐マヨネーズは、料理研究家の

平野レミさんが考案されたそうですが、

いまは様々なサイトやクックパッドなどでも

紹介されていて、レシピも少しずつ異なるようです。

 

私も何度か作ってみて、いまのところ

下記の配合に落ち着いています。

 

 

 

 【材料】

 豆腐(絹)  一丁(約350g)

 塩      小さじ1(~1+1/4)

 酢      大さじ1

 レモン汁   大さじ1

 マスタード  小さじ1

 こしょう   少々

 

 

豆腐はキッチンペーパーに包んで

重しをして水切りしておきます。

 

私は350g→260g位を目安にしていますが

このあたりはお好みで。

 

あとはハンドブレンダーですべての材料を

なめらかになるまで混ぜるだけ。

 

砂糖やハチミツ、白みそ、オイル等を

入れるレシピもありましたが

私はこのさっぱりバージョンが好きです。

 

そして使うときに適宜塩や醤油を足したり

玉ねぎのみじん切りを加えるなどして

いろいろアレンジしています。

 

 

 

豆腐も、絹でも木綿でもお好みで。

 

今日は初めて木綿で作ってみましたが

やはり結構固めの仕上がりで、

豆腐マヨネーズと言うより

マヨネーズ風味の豆腐ディップという

感じになりました。

 

私は豆腐は木綿が好きですが

マヨネーズ用は絹に一票(*^-^*)

 

 

 

 

余談ですが、今日はこの豆腐マヨネーズを

パプリカに付けて食べたいな~と思い

スーパーへ買いに行きました。

 

店頭でふと、パプリカはお尻が3つ割れと

4つ割れがあって、どちらかが甘みがあって

生食向きで、もう一方は加熱調理向き……

という話しを思い出しました。

 

スマホを持たずに出たので調べられず

パプリカの山をとくと眺めて

甘そうに見えた3つ割れを購入。

 

帰宅後すぐに調べたら、なんとその逆でした(>_<)

 

勝率50%の賭けだったのに、トホホ……(T_T)

 

3つ割れはオスで加熱調理向き、

4つ割れはメスで甘く、生食向きなんだとか??

 

覚えておきまーす(笑)

 

 

 

 

 

七号食②

 

4日からスタートした七号食も

七日間が終わりました。

 

一日に平均350~400gの玄米ごはんを

食べていますが、空腹感はさほどなく

思った以上に楽に進められています。

 

他のものが食べたい、飲みたい

という気持ちもあまり湧かず、

普段はすぐに誘惑に負けてしまうのに

食欲とは不思議なものです。

 

ただ、玄米ごはんだけだと飽きるので、

おかゆや茶がゆにしてみたりと

いろいろ工夫しています。

 

 

 

 

しかし、七日間ごはんやおかゆだけだと

食感が単調で、違うものを無性に

「噛みたく」なってくるのです(笑)

 

そこで、玄米せんべいをつくってみました。

 

作り方はとても簡単です。

 

玄米ごはんにごま塩をまぜて、

2枚のオーブンシートにはさんで

麺棒で薄くのばして包丁目を入れたら

パリッとするまでオーブンで焼くだけ。

(レンジでもOK)

 

カリッ、バリッ、という久しぶりの

食感がとても新鮮で、よい気分転換になりました。

 

七号食のゴールまであと3日、

がんばりま~す♪

 

 

 

 

七号食①

 

七号食をはじめました。

 

今日で3日目。

 

七号食とは、玄米ごはんだけを

10日間食べるという食事法で、

デトックスや減量だけでなく

様々な不調の改善が期待されます。

 

七号食はマクロビの創設者の

桜沢如一氏が提唱した食事療法で

一日に0.7合の玄米ごはんだけ。

 

それだと厳しいということで

最近はアレンジされているようです。

 

調べたところ、多くの方がやっているのが

 

・玄米ごはんは好きなだけ(目安は600g)

・ごま塩はOK

・飲み物は水かお茶(ノンカフェインの番茶など)

 

 私もこれに準じて進めています。

 

いまのところ……

 

1日目 玄米ごはん 500g

2日目 玄米ごはん 300g

3日目 玄米ごはん 250g

 

 

まだ3日ですが玄米が大好きな

こともあり、思った以上に

苦痛なく進められています。

 

このあと心身にどんな変化が

あるのか、ちょっと楽しみです。

 

 

 

 

感覚のリセット時間

手入れの行き届かない庭でも健気に咲いてくれたバラ
手入れの行き届かない庭でも健気に咲いてくれたバラ

 

東京も緊急事態宣言が解除されましたね。

 

コロナによる自粛生活でここ2~3カ月、

断捨離をしたり、読書を楽しんだり、

普段したくてもできなかったことに

チャレンジしたりと、私の周りでも

これまでとは違った時間を

過ごす人が多かったようです。

 

私もようやく断捨離を決行しました。

あまりにも長い間見て見ぬ振りしてきたので

第二弾も行わなくてはいけない状態ですが(笑

愛犬ドルチェと散歩に行く公園のバラ
愛犬ドルチェと散歩に行く公園のバラ

 

不便なことも多い自粛生活ですが、

この期間で個々の感覚がかなりリセット

されたのではないでしょうか。

 

私はサラリーマン時代に病気による休職で、

社会から少し距離を置いて、今回のような

自粛生活的時間を過ごしたことがあるのですが、

休み明けに仕事に戻ったときに、

それまではあたりまえだと思っていたことを

疑問に思ったり、違和感を感じる自分に

驚いたことを覚えています。

 

 

 

公園でお茶する時間が贅沢に感じます
公園でお茶する時間が贅沢に感じます

 

つまり長い休養期間で、それまで自分の

ものだと思い込んでいた感覚から、

本来の目盛にリセットされていたのです。

 

もちろん善悪や正誤などの社会規範を

無視して良いという訳ではありませんが、

忙しい社会生活に流されてしまうと

ものごとの基準が自分の感覚ではなく

社会的、つまり外側の価値基準に

なってしまい、何かを選択するときに

心からの選択ができなかったり、

道に迷うようになるのではないかと感じます。

 

自分の感覚にいつも素直♡
自分の感覚にいつも素直♡

 

今回の自粛で自分と向き合う時間が増え、

自分の選択や方向性は本当に望むものなのか

社会的価値基準に影響されていないだろうかと

自問自答していました。

 

自分の感覚をリセットする時間を意識的に

持つ大切さをいま改めて感じています。

 

 

 

 

 

 

2021年、夏

 

コロナの感染拡大がとまらず

自粛要請は全国に出されることになりました。

 

年明け、国内で初の感染者が確認された

ときには、オリンピックが延期となり、

緊急事態宣言が出されるほどの

事態になるとは想像もしていませんでした。

 

 

 

 

 

日々の報道やネットの情報は

不安を増すような内容が多く

だれもがさらなる不安や恐れに

駆られているように感じます。

 

個々が抱く感情は見えないけれど

エネルギーとして確かに存在し

その不安や恐れの波動は

吐き出したタバコの煙のように

周囲に広がります。

 

世界中を包むコロナショックにより

抱いている不安や恐れは、

類は友…… の法則で共鳴し増幅して、

重いエネルギーとなって私たちを

包み込んでいます。

 

 

 

 

ちょっと一年後のことを想像してみませんか。

 

時は2021年、夏。

 

一年前、世界中で猛威を振るったコロナウイルスも、

各国の取り組みと、懸命に治療にあたった

医療従事者のおかげで収束し、

延期となったオリンピックが開かれます。

 

その時、「2020 TOKYO」は単なる

4年に一度のスポーツの祭典ではなく、

世界中の人達が試練や悲しみを共有し、

そして乗り越えた先で迎えるのです。

 

世界中の人々の喜びの波動は

どれほどのものでしょう。

 

それが私たちの国で行われるのです。

 

 

 

 

 

どんな試練も必ず過ぎて過去になります。

 

感染予防のためにできることを

粛々と行ったら、不安や恐れという

暗闇のエネルギーから抜け出して、

期待と明るい心持ちでいるように

心がけたいですね。

 

その波動は地球上の同じ波動と共鳴し、

やがて大きな光のエネルギーと

なるのですから。

 

 

 

 

 

 

 

四月を迎えて

 

四月。新たな門出を祝う日。

 

今年はだれも体験したことのない

状況となっています。

 

ひと月前は、いずれ感染も落ち着いて

東京オリンピックも予定通り開かれる

だろうと思っていました。

 

しかしいま東京は外出自粛要請や

日ごと増える感染者と

深刻化する状況のなか、

多くの人が不安に包まれています。

 

 

 

政府から行動の自粛要請という体験は

戦後生まれにとってはとても異例なことです。

 

多くの人が感染拡大への不安と

見えない相手への恐れに包まれて

過ごしていることでしょう。

 

 

 

一人ひとりの行動が

助けにも不調和にも繋がりうるいま

 

不安や恐れを増幅させることなく

冷静さと思いやりのなかで

意識を個から全体へ、

自我(エゴ)からワンネスへ

シフトさせていく機会と捉えて、

この曲面と向き合っていきたいですね。

 

 

不安を超えて

 

コロナウイルスの影響で

世の中が不安に包まれていますね。

 

トイレットペーパーだけでなく

米や紙おむつ、生理用品まで品薄とか。

 

3.11の時も同様だったことを思い出します。

 

 

 

私たちは不安を感じると、

状況をコントロールしようとしたり

不安を解消して安心を手に入れようとします

 

明らかに危険に直面してるなら

対処するのは当然ですが、

トイレットペーパーの供給は十分と聞いても、

不安からの行動を取ってしまいます。

 

 

 

私たちの脳は精密な器官であると同時に、

危険から身を守るために過剰に反応する

性質も持ち合わせています。

 

人間は五感で情報をキャッチして

脳に伝えますが、五感には個々人の

これまでの体験などによって

多くのフィルターが付着しています。

 

フィルター越しの情報は、

いわゆる「色眼鏡で見る」状態と同じで

脳にも歪んだ情報が伝わり、

それを基に脳は指令を出し、

身体もそのように振る舞います。

 

 

 

また不安な意識で現実を見ると、

本来は反応する必要が無いことまで

危険を孕んだ出来事に映り、

身体もストレス反応を示し、

心もその循環に入ります。

 

しかし意図して不安の意識のボリュームを

下げてみると、現実の見え方も違ってきます。

 

不安に駆られて過ごすのか、

必要な行動は取りつつも

安心の中で過ごすのかは、

私たちの意識によって大きく異なります。

 

 

 

マスクが高値で取り引きされたり、

様々な自粛で経済が停滞したりと、

不安なニュースが連日報道されていますね。

 

多くの人達の不安と恐れ(集合無意識)が、

結果的にウイルスが引き起こす現実よりも、

もっと大きな混乱を引き起こしています。

 

不安に翻弄されて個のための行動を取るのか、

状況を俯瞰してどう行動すれば

全体の調和に繋がるのかを個人レベルでも

試されているように感じます。

 

一日も早い収束を願いながら、

今回のことから何を学び、生かしていくのかを

私自身も考えつつ、常に中心軸を確認して

バランスの中にあるようにつとめています。

 

 

 

 

立春

石神井の氷川神社
石神井の氷川神社

 

立春。

 

暦の上では春ですね。

      

お正月は足の怪我のために

初詣ができなかったので

遅ればせながら今日

地元の氷川神社をお参りして

新しいお札をいただいてきました。

 

お正月はいつも参拝客で

賑わっているのですが

さすがに今日は静かでした。

 

 

 

石神井公園の三宝寺池(写真は公園HPよりお借りしました)
石神井公園の三宝寺池(写真は公園HPよりお借りしました)

 

お参りのあとに神社裏手の

石神井公園に寄りました。

 

のんびり散策していると

ふたりの女の子が近寄ってきて

「石神井城のあった場所を知ってますか?」と。

 

小学5~6年生くらいでしょうか。

練馬駅の方から来たそうです。

 

石神井城があったという話しは

聞いたことがありましたが、

場所がどこかは即答できず

スマホでググることに(笑)

 

 

 

 

歩いてすぐのようだったので

彼女達とご一緒することにしました。

 

話しを聞くと学校の授業で

「練馬の宝」というテーマで

城趾を調べに来たのだとか。

 

 

 

ありました、石神井城趾!

 

石垣が残っていますね。

 

 

 

 

なるほど、照姫祭の……

 

昭和63年から地域活性化で

「照姫祭り」が開かれるように

なったのですが、照姫さまには

悲しい歴史があったのですね。

 

練馬区民ながら知りませんでした(汗)

 

 

 

 

ここに城があって

人々が暮らしていて

攻め入られて落城して……

 

時代劇で見る場面のように

感じてしまいますが

史実なのですよね。

 

 

 

 

お城があった場所。フェンスの向こうが保護エリアです。
お城があった場所。フェンスの向こうが保護エリアです。

 

 

室町時代、この地域で

実際にあった栄枯衰退に

思いを巡らせました。

 

少女たちのお陰で地元発見の

立春となりました。

 

 

 

 

 

 

のんびりめがねうま

 

先日横浜で小さな木彫りの馬を購入しました。

 

横浜へは馬のセラピー関係のセミナーを

受講するために出かけたのですが、

この馬はセミナー会場へ向かう途中に

ふらり立ち寄ったアジアン雑貨店で見つけました。

 

その雑貨店は象や蓮などがデザインされた

商品やアタ製品、セラドン焼きなどを扱っていて、

バリ島やタイの土産物店に入ったかのような感じでした。

 

 

 

 

 

 

セミナーまで少し時間があったので

店内を見回していると、なぜか木彫りの馬が。

 

「えっ? このショップに馬~?!」

 

もちろん期待せずして立ち寄ったのですが、

馬の勉強に向かう途中でしたから、

もしかしたら"馬センサー"がオンになって

引き寄せられたのかも知れません(笑)

 

 

 

正面顔はちょっとムーミンっぽくもあり、

愛嬌があります。

 

 

 

 

 

横から見るとこんな感じ。

 

かなり猫背で、ちょっと姿勢が気になりますね(笑)

 

 

 

 

 

この馬の商品名は「のんびりめがねうま」

となっていました。

 

どうやらメガネレストのようです。

 

帰って早速、手持ちのメガネを載せてみました。

 

このメガネは車を運転するときや、

ちょっと遠くを見る時の乱視矯正用。

 

いい感じで馬の顏におさまりました。

 

 

 

 

 

こちらはパソコン作業用。

 

つまり手元専用なので、

これをかけたまま遠くを見ようとすると、

つい鼻眼鏡になってしまいます。

 

めがねうまに乗せてみたら、

やっぱりズリズリッと!

 

うまくバランスが取れる点が鼻先なので、

偶然にも鼻眼鏡になってしまいます(笑)

 

 

 

 

 

後ろ姿です。

 

たてがみやしっぽもちゃんと彫られていて、

馬の背にまたがったときの首筋や

馬の温かさを思い出します。

 

 

 

この馬の定位置を、机に置いてある

小引き出しの上にしたのですが、

パソコン作業中にふと顏を上げると

この猫背の馬が目の前にいて、

この表情でほっこりさせてくれます。

 

雑貨店で手にしたとき、

「めがねうま」はわかるとして、

なぜ「のんびり」が付いているのか

不思議でしたが、家に連れ帰ってみて、

その理由がわかったような気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

カフェよもやま

食べかけですが、黒豆きなこ豆乳マフィン
食べかけですが、黒豆きなこ豆乳マフィン

 

 

先日のことになりますが、 

所用で隣町の大泉学園へ行った折に

用事を済ませてスタバに寄りました。

 

大泉学園という生活に根ざした場所柄か

この日がたまたまかは分かりませんが

お客さんの年齢層が高い印象でした。

 

お陰で私も居心地が良かったです(笑)

 

スタッフの方も高齢のお客さんに

横文字のスタバ用語を分かりやすく

日本語にして対応したりと、その気配りが

さらに温かい雰囲気となって、

地域密着型スターバックスという感じです。

 

 

 

私がこれまでに行ったカフェで特に印象に

残っているのがウィーンのカフェです。

 

もう10年以上も前になりますが、

愛犬連れで一か月間ヨーロッパを旅した時に、

1週間ほどウィーンに滞在しました。

 

ウィーンのカフェでは大抵犬も入れるので、

お茶だけでなく食事とワインを楽しんだりして

昼に夜にあちこちのカフェを訪ね歩きました。

 

 

 

 

 

有名な「カフェ・ツェントラル」の有名人。リアルでドキッとします。
有名な「カフェ・ツェントラル」の有名人。リアルでドキッとします。

 

ウィーンの人達はそれぞれご贔屓の

カフェがあるようです。

 

そしてカフェ毎に雰囲気も

随分異なりますが、

平日の午前中に新聞を読みながら

過ごす高齢の男性や、

優雅にひとりランチを楽しむご婦人、

赤ちゃん連れのファミリー、

そして愛犬連れの人も多く、

皆さんカフェでの時間を

とてもゆったりと過ごしていました。

 

 

 

カフェのために訪れる価値があると言われるウィーン美術史美術館内のカフェ
カフェのために訪れる価値があると言われるウィーン美術史美術館内のカフェ

 

伝統的な建物も多く、

一朝一夕では出せない

落ち着いた雰囲気がまた魅力的で

私も素敵なカフェのある日常に

憧れたものでした。

 

何より愛犬とカフェに行くことが

日常に自然に溶け込んでいる、

そんな文化が羨ましかったのでしょう。

 

 

 *** *** *** 

 

 

今日は朝から粉雪がちらついています。

 

部屋の窓からこの雪を眺めていたら

ふと当時の事を思い出しました。


気づけば愛犬が足元で寝息を立てて

爆睡しています。

 

これもまた有難い日常なのかもしれません。

 

 

 

でもやっぱり・・・・・・

 

もう少し気軽に愛犬とカフェに行けたらなぁ、

というのが本音です(笑)

 

 

 

 

 

 

年始のご挨拶

 

あけましておめでとうございます。

 

昨年も大変お世話になりました。

 

セッションのご縁をいただきました

皆さまには心より感謝しております。

 

今年も皆さまの可能性が開かれて

よりご自身らしい人生を送れますよう

施術士としてお手伝いさせていただけましたら幸いです。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

中央のストーンにはミラクルが! 鹿のメッセージは「平和」
中央のストーンにはミラクルが! 鹿のメッセージは「平和」

 

私個人は今年、2017年から取り組んできました 

テリントンTタッチのプラクティショナー認定の

最終年(予定ですが、笑)となりました。

 

プラクティショナーという肩書きはともかく

動物たちにより理解を持って

接していける自分でいられるよう

今後も学び続けていきたいと思います。

 

 

 

※写真はコース最終日におみくじのように引くアニマルストーン。動物にはそれぞれメッセージがありますが不思議なことにその時に必要なストーンが手元に来てくれます。

 

 

 

 

昨年よりご縁をいただきました馬のケアに

今年もより一層力を注げたらと思います 。

 

彼らが心身共に心地よくいられるように

微力ながら関わって行けたらと思います。

 

 

 

霧の三峯神社
霧の三峯神社

 

昨年は元号が令和に変わり、

今年は東京オリンピックという

大きなイベントを控え、

今年も大きなエネルギーシフトの

一年となりそうですね。

 

どんな流れも調和的に乗っていけますよう

皆さまの2020年が素晴らしい年となりますよう

心よりお祈りしております。

 

 

【新春番外編】

 

ちょっとおふざけな写真ですが……(^^ゞ

 

我が家の愛犬ドルチェからも

新春のご挨拶を申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隅田川散策

 

先日のことになりますが

所用で浅草へ行きました。

 

用事は30分程で済むので

その後はドルチェと休日を過ごそうと

一緒にキャリーバッグで出かけました。

 

浅草は大好きな街のひとつで

出かけたら外せないのが

 

①蕎麦屋の『並木藪』

②豆かんの『梅村』

③隅田川の『水上バス』

 

今回はドルチェもいたので①②は次回のお楽しみ(笑)

 

 

 

 

マップは「集まれ!東京の水辺」からお借りしました
マップは「集まれ!東京の水辺」からお借りしました

 

さて、用事を済ませて隅田川へ。

 

川沿いが遊歩道がになっていますが

これが有名な『隅田川テラス』だそうです。

 

あとで知ったのですが、隅田川周辺の

情報を発信するサイトもありました。

 

集まれ!東京の水辺

https://www.tokyo-park.or.jp/mizube/

 

なんと隅田川両岸約47キロの内、

約28キロが水辺テラスとして

整備されているそうです。

 

この日は11月末でしたがとても暖かで、 

浅草界隈のテラスも気持ちよかったです。

 

 

 

 

 

とはいうものの、しばらく外にいると

やはり暖がほしくなるこの季節(笑)

 

ひと休みしようと犬OKカフェを検索したら

なんと!  浅草にDOG DEPTがあるらしく……

 

iPhoneのマップを頼りに歩いて行くと、

和の街並みに囲まれるようにDOG DEPTが!

さすが浅草です。

 

 

 

 

 

 

1階はショップで、2階がカフェ。

 

カフェは隅田川に面していています。

 

運良く窓側の眺めのいい

ソファー席に座れました。

 

スカイツリーもすぐ目の前です。

 

 

 

 

「おやつちょうだい~♪」と

足元でくれくれビーム(笑)

 

 

 

 

 

カフェの店内にはクリスマスの

飾り付けがあって、わんちゃんの

撮影コーナーになっていました。

 

 

 

 

 

さてさて、カフェを出て次のお楽しみ

隅田川クルーズへ。

 

事前に調べたら、犬もバッグにスッポリ

入っていれば一緒に乗船OK♪

 

※浜離宮へは犬連れでは降りられません

 

 

 

 

 

 

 

私は浅草⇔浜離宮ルートがお気に入りですが

この日は日の出桟橋までの切符を買いました。

 

案内によると『ホタルナ』がおすすめとのこと。

 

この区間の乗船料は通常860円ですが

ホタルナは特別仕様なので1,200円。

 

せっかくなので一番人気(らしい)

ホタルナに乗ってみることにしました。

 

 

 

 

 

ホタルナをデザインしたのは漫画家、松本零士さん。

 

確かに従来の水上バスとは趣が異なって斬新です。

 

この日待合にはなぜか大人の男性ばかり。

 

松本零士さんファンではないと思いますが、

私も銀河鉄道999世代なので

もしやと思ったりして……(笑)

 

 

 

 

 

 

 

出港しました。

 

しばしドルチェはバッグインして

メッシュ越しに景色を眺めます。

 

 

 

 

続きを読む

熱海旅行

熱海市観光協会HPより
熱海市観光協会HPより

 

熱海へ一泊旅行に行ってきました。

 

熱海は何十年ぶりでしょうか(笑)

 

久しぶりに訪れた熱海は

駅ビルもリニューアルされて

すっかり見違えました。

 

ホテルに行く前に

まずは駅前の足浴でリラックス。

 

 

 

 

ホテルには海が目の前に

一望できる露天風呂があると

友人から聞いていました。

 

実際に入ってみると

湯船と海との境目が一体化して

まるで海に浸かっているかのようでした。

 

 

 

 

ホテルのショップで木工品の

馬の起き上がり小坊師をみつけました。

 

栗毛と芦毛がいたので

両方とも連れて帰ることに()

 

 

 

 

翌日はホテルが運営する

ハーブ&ローズガーデンへ。

 

バラだけでなく季節の花や木々が

迎えてくれました。

 

 

 

イギリス式庭園
イギリス式庭園

 

園内にはイギリス式庭園や

フランス式庭園など

様々な庭造りを見ることができます。

 

園内には、日本一の巨大盆栽が

置かれた日本庭園もありました。

 

 

 

 

そして犬用のガーデンも!

 

愛犬との旅行には嬉しいスポットです。

 

次回は愛犬ドルチェを連れて

ここでのんびり寛ぎたいです。

 

 

 

 

自然の丘陵をいかして作られた

このガーデンは、頂上まで

園内の無料バスで行けます。

 

頂上にはカフェ、コエダハウスがあります。

(写真は公式HPより)

 

全面ガラス張りで店内からは

周囲や伊豆の海が見渡せます。

 

美味しいコーヒーとスイーツを

いただきながらのんびりまったり。

 

海と山に囲まれたような

素敵な空間は何時間いても

飽きることはありません。

 

 

 

 

熱海は東京からのアクセスも良く

土地の方のおもてなしも気持ちよくて

また是非訪れたい場所となりました。

 

温泉に癒され、海に浄化され

心身ともに満たされた二日間でした。

 

 

 

 

 

 

曼珠沙華と川遊び(前編)

 

曼珠沙華の里、巾着田へ行ってきました。

 

 

うちから車で下道を1時間半ほど。

 

埼玉県日高市は自然豊かなところで

休日に出かけることも多いエリアですが

曼珠沙華公園へは初めて行きました。

 

 

今日は愛犬ドルチェも一緒です。

 

巾着田曼珠沙華公園はいまのところ

犬の入園制限はありません。

 

愛犬連れの方ともすれ違いましたが

皆さん犬連れマナーに気を遣われていて

私たちもとても気持ちよく

散策させていただきました。

 

 

 

まるで真紅の絨毯を敷き詰めたように

一面幻想的な赤色ですが

その中に白い曼珠沙華が!

 

 

 

白い曼珠沙華はほんの数本でしたが 

真紅に映えてひときわ目を引きます。

 

 

巾着田は、巾着のような形を

していることから巾着田と

名前がついたそうですが、

その巾着をぐるり包むように

高麗川が流れているので

曼珠沙華の散策を楽しみながら

川縁を歩くこともできます。

 

ドルチェも川の中にズンズンと入って

川遊びを楽しんでいました。

 

 

あららっ

 

どっぷり浸かってしまいました。

 

ウトウトと寝落ちしそうに……

 

10月とは思えない気温だったので

気持ちよかったのでしょう。

 

 

川遊びを満喫してびしょ濡れの

ドルチェさんです。

 

 

川から上がって体を拭いて露店を散策。

 

木工品や地元の名物など、

ご当地のいろんな売店が出ていました。

 

 

私たちはこちらへ~

 

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浅草サンバカーニバル(番外編)

 

浅草サンバカーニバルの番外編です。

 

 

浅草サンバカーニバルへの参加が決まり

それなりに下調べをしたのですが

知らなかった驚きのサンバカーニバルの

いろはがたくさんありました。

 

 

まずその筆頭は、浅草サンバカーニバルが

賞金をかけた真剣勝負だということです。

 

 

 

浅草サンバカーニバルは

S1リーグとS2リーグ各8チームで

構成されていて、様々な項目が

審査員により評価され、マナー違反は

減点されて総合点で順位が決まります。

 

今年度のS1最下位チームは翌年は

S2優勝チームと入れ替わります。

 

また、S1チームは構成が150~300名の大所帯。

 

アレゴリア(山車)やバイアーナの

最低数も決まっています。

 

 

 

チームの構成メンバーは

表舞台に立つダンサーや音楽隊だけでなく

裏方でチーム全体を支えるメンバーが

とても多いことにも驚かされました。

 

 

 

まずはアルモニア。

 

アルモニアは英語で言うところの

ハーモニー(調和)だと思いますが

ダンサー達の隊列が詰まったり

間隔が空くと減点対象になるので

全体のバランスを見て調整する

とても重要な役です。

 

 

 

浅草サンバカーニバルは8月の

最終土曜日に開催されますが

一番暑い季節ですから

参加者の熱中症はシャレになりません。

 

メンバーの給水のために

隊列と一緒に移動しながら

水を手渡してくれる人もいます。

 

 

 

山車(アレゴリア)は見所のひとつですが

実は人力で押しているのです。

 

長いコースを何人もの男性が

汗だくになって押してくれます。

 

そしてそのアレゴリアはカーニバル前日に

各チームのメンバーが浅草寺裏手で

暑い中、皆で組み立てるのです。

 

 

 

アレゴリアはカーニバルが終わると

すぐに取り壊されてしまいます。

 

チームを支えるメンバーは他にも

事前連絡をしてくれる人や、

大道具・小道具を作る人など。

 

 

 

他にも各アーラのリーダーがいますが

特に私が属する当日アーラは

名前の通り当日だけ参加するメンバーで

しかも50名の大所帯です。

 

当日アーラが戸惑うことなく参加できるように

事前に細やかなフォローをしてくれました。

その素晴らしいリーダーシップのお陰で

私たちは無事にゴールを切ることができるのです。

 

 

 

 

S1リーグは曲もオリジナルであることが

定められています。

 

今年のテーマ『グリム童話』に即した

とてもワクワクするリズムとメロディー♪

 

生演奏と生歌でパレードを盛り上げます。

 

音響装置(?)も車で移動しながらパレードします。

 

 

町を挙げてのイベントなので

警察官朝からも総動員です。

 

 

 

 

 

 

 

私が垣間見た驚きと感動の世界は

まだまだ紹介仕切れませんが

メンバーの皆さんが一年かけて

準備してきた集大成の日に

当日アーラとして参加させていただけて

本当に有り難く、感謝々々です。

 

初めてのサンバカーニバルは

超が付くほど楽しくて

また来年も参加できたらいいな

と思います♪

 

 

 

 

 

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浅草サンバカーニバル

 

先日の続きです。

 

浅草サンバカーニバルの当日がやって来ました。

 

私はS1リーグの『アレグリア』の

当日アーラという班で出場します

 

 

 

 

 

 

今年のチームテーマは

『グリム童話』

 

オリジナル音楽に乗せて

グリムの世界を山車や

ダンサーたちが表現します

 

 

 

 

 

 

私は『ハーメルンの笛吹き』の

村人役で参加です🎶

 

 

 

 

 

 

当日アーラ(※)の私たちは

50人を超える大所帯

 

そのリーダーのアメリアさん

 

ハーメルンの村人を率いて踊ります

 

 

 

※アーラ(Ala)

 

カーニバルの主役

揃いの衣装で決まった

振り付けをするダンサーパート

テーマごとにいくつかのグループに分かれています

 

 

 

 

 

 

🎶白雪姫

 

「世界で一番美しいのはだれ?」

 

「それは大妃様です」

 

 

 

 

 

 

毒リンゴを食べて息絶えた白雪姫

 

小人たちが嘆き悲しんでいます

 

 

 

 

 

 

ところが王子様が現れて

白雪姫は息を吹き返します

 

二人は結婚して

めでたしめでたし

 

 

 

 

 

 

🎶赤ずきん

 

チームの旗を持っています

 

 

 

 

 

 

🎶ブレーメンの音楽隊

 

 躍動感が素敵です

 

 

 

 

🎶ハーメルンの笛吹き

 

バテリア(音楽隊)の皆さん

ネズミは歩くと頭が揺れる

精巧な衣装です

 

 

 

 

 

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サンバ☆

写真:浅草大百科HPより
写真:浅草大百科HPより

 

タイトルの通り

この夏の一大イベントは

8/31(土)に開催される

浅草サンバカーニバルです(^o^)

 

昨年参加した友人が

キレイな衣装に身を包み、

笑顔で踊る姿がとても素敵だったので

「来年は私も変装した~い!!」

とお願いしていたのです(*^-^*)

 

衣装はサンバでイメージする

ビキニスタイルではありませんので

ご安心ください(笑)

 

 

 

 

普段ブログでは、

真面目な話しが多いので

サンバと聞いて驚かれるかもしれませんが

昔は「バラタナティアム」という

南インドの古典舞踊をやっていて

人前で踊ったりもしていたんです。

 

その頃の写真があるはず……

と探してみたら、

 

 

 

 

 

ありました!

 

これは東邦生命ホールで公演したときのもの。

 

クリシュナ神が笛を吹いているポーズですね~

 

足にはグングルという大量の鈴を付けています。

 

ステップを踏むと鈴が鳴るので

舞台がとても華やぎますが

リズムがずれると即バレます(笑)

 

 

 

楽屋から舞台に向かうところですね。

 

ああ、懐かしすぎる~

 

オーナメントも派手ですね。

 

 

 

 

 

 

写真:浅草サンバカーニバル公式HPより
写真:浅草サンバカーニバル公式HPより

 

浅草サンバカーニバルで

私が参加するチームはS1リーグ。

足を引っ張らないようにせねば~

 

当日はメイクもしっかり舞台用なので

インド舞踊時代を参考にしようと

昔の写真を探していたという訳でした。

 

 

浅草サンバカーニバル公式HP

https://www.asakusa-samba.org/index.html

 

私の衣装はこの青いロングスカートです。

 

チームのテーマは『グリム童話』で

私はハーメルンの笛吹きの村人役です。

 

この衣装を着るのは私を含めて7名ですが

手に持つ小物がいろいろありまして

花かごやチーズ、巨大プレッツェルetc.

 

 

 

 

 

私はこのパンカゴを持って踊ります。

 

人前で踊るのはン十年ぶりですが

大勢のお仲間と一緒なので

当日は大いに楽しもうと思います。

 

もし青いロングスカートに

パンカゴを持った人物を見かけたら

 

「転ばないようにね~」

 

とエールを送ってくださいヘ(^o^)/

 

 

 

 

 

 

 

 

潜在意識③

 

前回の続きです。

 

それでは人生を生きやすくするには?

 

 

私たちは潜在的に変化を恐れる生き物。

 

いまがそこそこ無難であれば、

現状維持で過不足ない人生を

望みがちですね。

 

しかし残念ながら無難なシナリオは

誰の人生にも用意されていないようです。

 

自己(魂)の成長という観点から見ると、

無難からは何も学べないからなのでしょう。

 

 

 

 

私自身、幼少期から無難とは言えない

人生を歩んできましたし、そんな境遇を

不運に思って生きてきました。

 

成長してからは、自分の人生を変えたいと

あれこれもがいたものでした。

 

にアドバイスを求めたり

誰かが変えてくれるのではと期待したり

占いが変化の糸口になるのではと

思ったこともありました。

 

しかし仕事の問題や人間関係、

家族の問題、 度重なる大病など

私のシナリオには容赦なく様々な

チャレンジが書き綴られていました。

 

そして乳がんの診断を受けた時に

自分の意識を、外側でなく内側に

向けざるを得なくなりました。

 

 

実は外側では何も起きていない。

 

すべては内面の映し鏡。

 

 

理屈ではなく腑に落ちました。

 

 

 

 

同じシナリオはこの世に二冊と

存在してはいませんが

内面の自分に向き合うことで

葛藤する自分を統合し、自己成長と

調和的な人生を送るように

魂は日々の出来事を通して促しているのでしょう。

 

 

潜在意識は私たちをコントロールしていると

書きましたが、それは恐ろしい怪物ではなく

絶対の安心を得られる領域なのです。

 

 

 

 

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潜在意識②

 

昨日のお話の続きです。

 

私たちは日常の様々なことを

自分でコントロールしていると思って

日々努力していますが、実は潜在意識の

コントロールを受けています。

 

悩みや課題

 

体の不具合や病気

 

自己評価の低さ

 

対人関係

 

家族の問題、etc.

 

 

 

 

やっかいな問題の原因は、社会や

周囲の誰かのせいと思いがちですが

日々体験する出来事、つまり現実は

潜在意識が持つ周波数の引き寄せ。

 

音叉の共鳴の実験をしたことが

ある方はピンとくるかと思いますが、

現実もこれと同じで、自分の潜在意識の

周波数が、出来事を引き寄せているのです。

 

 

 

 

 

 

 

つまり現実とは、自分の内面の

映し鏡というわけなのです。

 

鏡に映るふくれっ面に向かって

笑顔を見せるように言ったところで

先に自分が笑わないと

鏡像も変わらない…… 

 

あまり認めたくないことですが

起こる現実に抗うよりも

仕組みを理解して潜在意識と向き合い

より調和的な舵取りをした方が

生きやすくなるのです。(つづく)

 

 

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潜在意識①

 

夏至を迎え、エネルギーが大きく入れ替わる

これからの時期。

 

最近の体験や出来事を振り返っても

改めて潜在意識と向き合う必要性を

私自身感じています。

 

潜在意識はまさにボディトークが

扱う領域。

 

なので初回セッションでは

「顕在意識」と「潜在意識」について、

そして問題や病気を引き起こす本当の原因は

潜在意識にあることをお伝えします。

 

それぞれ「表面意識」「無意識」などとも言われます。

 

起きている時、普段頭を使っている時は

顕在意識が働いている状態です。

 

 

 

 

 一方潜在意識は、

  

「頭では分かっているんだけど」

 

「気がついたらやっていた」

 

「感情のコントロールが難しい」

 

……等々、何かに突き動かされている。

 

これは潜在意識が優位になっている状態です。

 

 

 

 

潜在意識と顕在意識の割合は1:9と言われています。

 

領域差はよく氷山に例えられます。

 

海から出ている部分が顕在意識で

水中にある部分が潜在意識。

 

しかし潜在意識が勝るのは

領域差だけではありません。

 

顕在意識の力を1とすると

顕在意識の力は75,000以上。

 

 

 

 

数値については様々な説はありますが 

いずれにしても、馬力が全く違うので 

理性で物事を理解して、どうにかしようと

 

頑張って解決を試みても(←顕在意識の働き)

体や感情が反応してしまう(←潜在意識の働き)。

 

 

これが、私たちが抱える問題や病気の

背景となっているのです。(つづく)

 

 

 

 

 

立春、しんめんもく

 

立春を迎え、暦の上では春ですね。

 

北陸では春一番が吹いたそうで驚いています。

  

そんな節目の日、この一年を

こんな心のありようで、と思った言葉が、

「真面目」でした。

 

「真面目」という言葉は日常的に耳にしますよね。

  

広辞苑によると

 

 

まじめ【真面目】

①真剣な態度・顔つき。本気。

②まごころがこもっていること。誠実なこと。

 

とあります。 

 

 

 

本来は褒め言葉になるのでしょうけれど、 

最近は要領が悪く愚直な人……

といったニュアンスで使われるようにも感じ、

常々言葉の意味が気になっていました。

 

 

実はこの言葉には異なる意味合いがあるようです。

 

読みは「しんめんもく」となります。 

 

 

しん‐めんもく【真面目】 

①本体そのままのありさま。本来のすがた。転じて、真価。

②まじめ。実直。「―な態度」

 

 

 

 

千年程前に生きた中国の詩人、

蘇軾(そしょく)が こんな詩を残しています。

 

 

柳は緑

花は紅 

真面目(しんめんもく)

 

 

柳は緑色であり、花は紅色に咲く 

それが当たり前で、自然の姿

その本来の有り様が、真の面目

ということなのでしょう。

 

 

ところが私たちは、いつも周りも見て

自分と他人を比較してしまいがちです。

 

そして周囲と同じくらいであれば人並みと安堵し、 

他者よりも勝っていれば優位に感じ、

劣っていれば不十分であると感じる。

 

しかし、自然は本来の姿でいることを当たり前として

周りの樹木とは違って見せようとか

一輪だけ違う色の花を咲かせようなどとはしません。

 

その自然の営みこそが美しく、

本来の姿であることが尊いのです。

 

私たち人間も、いまの自分で十分で

そこにあなたの真価があるのですよ、 

蘇軾の詩にはそんな心が詠まれているように感じます。

 

 

 

 

 

新たな年、変容の年を迎え、

これまでの時代では常であった比較や競争という

外向きの意識を内なる自分へ戻す時がきているように感じます。

 

そして私自身も、「しんめんもく」でいられたらいいなと

そんなふうに感じた立春の一日でした。

 

 

 

 

 

No rain, no rainbow.

暦の上ではもうすぐ春ですが、風が温むのはもう少し先となりますね。

 

年末年始に体調を崩されている方が少なくないようですが、実は私自身も昨年末に大怪我をしてしまいました。

 

仙骨骨折です。

 

骨折に至る経緯はまた別の機会にと思いますが、この怪我のために年賀状も大掃除も棚上げで、お正月気分も味わえずに安静の日々を過ごしていました。

(賀状をくださったみなさま、お返事も出来ないままで申し訳ありません。)

 

心身に起こることは全て起こるべくして起きているということを仕事柄理解してはいるものの、やはり体が痛いと心も辛いものです。

 

私が施術をご提供しているボディートークでは、病気や怪我、心身の問題の本当の原因は潜在意識の有り様に起因すると考えます。

 

つまり潜在意識が現実を作っているわけですが、このひと月は私の潜在意識が骨折を通して何を伝えようとしているのか、自分の内面と向き合う日々でした。

 

 

 

常々クライアントさんにもお伝えしていますが、一見マイナスと思える出来事は、本来の生きる道筋から外れていることを知らせるためのサインですから、悪いことが起きたと捉える必要はありません。

 

そして軌道修正するときはカーブにさしかかった車のように、乗っている人はどうしても揺さぶられます。

 

またカーブは急であるほど、衝撃も大きくなります。

 

病気や厄介な問題など、いわゆる “悪いこと” を引き受けて軌道修正することになったときに、肉体や心は痛みや感情の揺さぶりを体験します。

 

しかしその出来事が本当に伝えようとしている事に気づくと、衝撃と感じた出来事は災難ではなく自己成長の学びとなります。

 

 

 

私たちは肉体や心といったエゴを抱えて生きていますから、何かを体験するときにはすぐさまエゴが反応しますが、軌道修正の原理を知っていれば、被害や災難を被ったかわいそうな自分と捉える代わりに、「雨の後には虹がでる」の心持ちで向き合うことができるでしょう。

 

2020年は大きな変化の年と言われていますが、そこに向かう2019年は個々人も変容の一年となるそうです。

 

私自身も身体の中心である大きな骨を骨折して人生の大きな変化を促されていますが、変化の波を恐れずヴィジョンをより明確にし、身体の痛みが薄れる頃には新たなチャレンジに向かって踏み出したいと思う昨今です。

 

 

 

 

あけましておめでとうございます

 

あけましておめでとうございます。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

年明け、いかがお過ごしでしょうか。

 

今年は5月には皇位が継承され、年号も新しくなる節目の年。

 

私たち日本人にとっては大きな変化の一年となりますね。

 

 

 

 

二十代の頃、友人と新年の抱負をリストアップするのが毎年恒例のイベントでした。

 

目標や望みをお互い十個ずつ紙に書いて見せ合い、一年間保管します。

 

一年後、どれだけ達成できたかを報告し合うのですが、抱負の内容は、資格取得や努力目標、本を月〇冊読む、ダイエット、休日も早く起きて有意義に過ごす等、微笑ましい内容でした。

 

今だったら間違いなく、体力増強とか、病気ケガに注意とか、そんな項目が入るんだろうなぁ。

 

……などと苦笑しつつ、平成の最後の年に、また新年の抱負を考えてみようと思った元旦の朝でした。

 

 

 

 

今年も皆さまにとってよき年となりますように。

 

 

 

 

 

年の瀬に見た夢

昨夜、ベッドに入ってからのことでした。

 

夢だったのか、いわゆるゾーンの状態だったのか、ふとある映像が浮かびました。

 

 

*** *** ***

 

 

私はとても広い部屋にいます。

 

実在の場所ではないけれど、いつも暮らしている現実世界の象徴であることが直感でわかりました。

 

遠くに、普段関わりのある人や動物の気配を感じました。

 

私は自分のいる部屋をぐるり見渡します。

 

目の前には白い壁があり、そこには梯(はしご)がかかっています。

 

梯は天井まで届いていて、見上げると天井には穴が空いています。

 

梯はその穴を貫いて上の階に繋がっているようでした。

 

私はゆっくりとその梯を登っていきます。

 

天井の穴に近づくと、上の階から光が漏れているのがわかります。

 

そのまま上がっていくと、階下よりも明るいフロアに出ました。

 

その明るさは今まで見たことのない明るさで、そこは私の知らない世界でした。

 

しばらくすると、光の向こうから馬が群れを成して集ってきました。

 

馬たちはとても軽やかな印象で、怖さはなく、むしろ祝福されたような感じさえしました。

 

その中から一頭の馬が目の前に現われました。

 

私がその馬に乗ると、馬はペガサスとなり飛び立ちました。

 

私は天国に向かっているのだろうか?

 

しかしどうやらそうではなく、どこか新たな場所に向かっているようでした。

 

 

 

 

*** *** ***

 

 

そんな映像でした。

 

私は日頃、幻想的な夢を見ることはなく、どちらかというと人間くさいというか、滑稽な夢も少なくないのですが、この夢(映像)はまるでファンタジー映画のようでした。

 

本当に夢だったのか、瞑想のように潜在意識につながった状態で見たものだったのかはよく分からないのですが、とても美しい光景で、心が温まり、嬉しくなりました。

 

 

 

いつも年末は一年を振り返って印象に残ったことを綴るのですが、今年は初夢ならぬ年の瀬に見たこの映像があまりにも印象的だったので、個人的な体験ですがここに残しておきたいと思います。

 

 

 

今年も公私ともに、多くの出会いやご縁に恵まれました。

 

大切な友人達と共に過ごし、様々なことを共有することができました。

 

馬や犬等、動物たちとかけがえのない時間を過ごすことができました。

 

それら全てに感謝です。

 

そして、私が体験したあらゆる事に、つらく苦しいことも含めて、振り返ると全ての体験に成長させてもらったことをありがたく思います。

 

 

 

今年もどうもありがとうございました。

 

 

どうぞよいお年をお迎えください。

 

 

 

 

※イラストについて

 

フリーでイラストを描いていらっしゃるokudonさんの書かれた「Happy Holiday」という作品です。

イラストにはこんな説明が添えられていました。

 

「クリスマスの日に 女の子が傷ついた本をなおしてあげると、主人公のペガサスが本から飛び出して女の子をおとぎの世界へ連れ出します!・・・そんなイメージです」

 

女の子……というのがちょっと恐縮しましたが(笑)、とてもかわいらしい絵だったので使わせていただきました。

来年もokudonさんにとって素敵な一年となりますように。

 

 

 

こひつじとラムのコーヒー

昼過ぎから、クリスマス用の精油を調合していました。

 

明日の出張アロマ講座でクリスマス石けんに使うものです。

 

十種類の精油をブレンドして、クリスマス・プディングやオレンジ・ポマンダーを思わせる、暖かくちょっとスパイシーな香りに仕上げます。

  

オレンジは3種類使って奥行きを……

 

クローブをもう少し足してシナモンとのバランスを……

 

微調整してはイメージに近づけようとあれこれ工夫していたら、さすがに嗅覚が疲れてきたので、写真の「こひつじcoffee」でひとやすみ

 

先日、私の通う乗馬クラブへ体験乗馬に来てくださったKさんからのお土産です。

 

コーヒー通のKさんのセレクトなので期待も高まりながら淹れます。

 

さて、一口。

 

あらっ美味しい♪

 

ちょっとお店のサイトをのぞいてみると、

 

「スペシャルティーコーヒーの中から、さらに厳選されたコーヒーで、プレウォッシュを行い……」

 

私には難しくてよく分かりませんが、香り高く芳醇で、とろりとした口当たりだけれど、雑味がなくすっきりとした味わいでした。

(本当に分かっているのかしら???)

 

とにかく美味しくいただいて、癒しのひとときとなりました。

 

ちなみに、今日はこひつじブレンドをいただきました。

 

ラムブレンドは、最初はお酒のラム??? なんて想像しましたが、大人のひつじということですね(笑)

 

こひつじよりダークローストなのでしょうか?

 

他のブレンドも楽しみです。

 

 

 

コーヒーのアロマでホッとひと息。

 

嗅覚もリフレッシュしたところで、クリスマスのブレンド精油を仕上げましょう。

 

 

 

キッチンの小さな窓辺

我が家のキッチンには東に面した小さな窓があります。

 

この窓辺に、季節の花やお気に入りの小物を飾っています。

 

ここの最近の住人は、動物の置物と小さな観葉植物です。

 

このふたつのグリーンのうちの、左のガラスビンのポトス。

 

実は元々、セッションルームでお客様をお迎えしていたグリーンでした。

 

綺麗な陶器の鉢で大きく育っていたのですが、今年はじめの大雪の日に室温が下がりすぎてほぼ全滅してしまったのです。

 

暖かい部屋に避難させておくべきだったと後悔しきりでしたが、その中でたった一葉だけがかろうじて生き残っていました。

 

 

 

その葉を茎の根元から切って水に挿し、なんとか生き延びてほしいと願いながら様子を見ました。

 

それから1~2か月。

 

枯れる気配はないものの、根が出る気配も見られず……

 

そんな瀕死のポトスも春になる頃には根が出始め、夏までには若い三葉が育ちました。

 

その三葉の親、つまり生き延びてくれた最後の一葉が、今キッチンの窓辺で動物たちに葉陰を作っています。

 

生き延びてくれて本当によかった。

 

まさに奇跡のポトスです。

 

このコーナーに目をやるたびに、その生命力に感動をもらっています。

 

復活したとはいうものの、まだ油断はできないので、この冬はこの場所で見守ろうと思っています。

 

しかし奇跡のポトスは私の思いと裏腹に、朝日が差し込むこの一角で、動物たちと築いた新たコミュニティーがすっかり気に入ったようにも見えるのです。

 

 

 

 

生まれる前に決めてきたこと

 

素敵な動画を見つけたのでご紹介します。

 

 

おもいだして 私たちは光の存在

 

わたしたちは 地球で遊ぶために

 

周波数を低くして

 

「不安と恐怖」を身につけてきた

 

だから 不安にとらわれても 大丈夫

 

それは当たり前のこと

 

私たちは もともと光であり 愛の存在

 

さぁ おもいだそう

 

私が地球で したかったことを

 

喜び 楽しみ 愛することを

 

もう 誰かの目を 気にしないで

 

自分自身になろう

 

自分自身を生きよう

 

              by Happy

 

 

 

 

 

これは冒頭の詩です。

 

その中にとても興味深いことが書かれています。

 

魂が地球に降りるとき、地球の波動に合わせるために、わざわざ周波数を落として肉体に降りてきた、という内容です。

 

 

 

そう。

不安、恐れ、悲しみ、苦しみ、怒り、憎しみ、嫉妬、無価値感……

 

ネガティブな感情は全て地球特有のもので、私たちの本質である魂の周波数ではないのです。

 

でもそういった感情に日々翻弄されて私たちは生きています。

 

人を恨んだり妬んだり、社会が悪いと思ったり。

 

時には、なぜ生まれて来たのだろうと、人生の目的を見失うこともあるでしょう。

 

こんな時に、自分で人生を決めてきたんだと言われても腑に落ちないかもしれません。かつての私もそうでした。

 

胎内記憶を持つ子ども達は、自分で人生の設定を決めてきたと言いますが、私たちは地球に降りる前に、ドラマティックな人生を楽しむために、起伏に富んだシナリオを書いてきたのです。

 

自分で決めたストーリーですから、どんな事が起きようと、乗り越えられるはずです。

 

低い周波数に翻弄されずに、シナリオの最後の1ページまで、高い周波数でこの地球での体験を味わいたいですね。

 

 

 

 

 

小宇宙「からだ」の神秘

 

国立科学博物館で開催中の特別展「人体」へ行ってきました。

 

解剖学の進歩によって人体の構造が明らかになり、科学の発展によりその機能が少しずつ解明されている私たちのからだ。

 

 

以前は脳が体の司令塔として全ての臓器を管理していると考えられていましたが、実は各臓器同士が巨大なネットワークを用いてコミュニケーションをとり、身体の恒常性を維持していることが分かってきたそうです。

ボディートークでは、体の各部分が心身複合体というネットワークの中で、臓器、器官、細胞レベルに至るまで、互いにコミュニケーションを取って心身のバランスを保っているという概念の元に施術をしています。

 

なのでボディートーク施術士にとって近年のこの解明は、ボディートークの概念が科学的に裏付けられた大変嬉しいニュースでした。

それぞれの展示コーナーには心臓や腎臓、肺、消化器など、人間から摘出された臓器の展示もあり、大変勉強になりました。

臓器を提供してくださった方とご家族には心から感謝いたします。

 

各臓器が細胞レベルで情報を発信し、必要な化学反応を起こしている人体。

 

細胞が集ってできている私たちの体は、構成要素が影響し合って存在している家族や地域社会、国家、さらには宇宙のようで、まさに人体が小宇宙と言われるのも頷けます。

「人体」公式ホームページより
「人体」公式ホームページより

人体も動物の体も、その機能はとても精巧で、完璧な設計のもとに作り上げられた生命体と言えるでしょう。

 

科学の進歩で多くのことが解明されましたが、まだ分かっていないことの方が多い人体。

 

天生の知恵により動き続けている神秘的なからだに感謝すると共に、生かされている奇跡を感じた今日の「人体展」でした。

 

 

 

 

 

カラスの被害?

あまりいい印象を持たれていないカラスたち。

 

住宅地では生ゴミを漁ってゴミ集積所を散らすことから、私の住む町でもカラス除けネットは必須になっています。

 

くちばしから尾の先まで全身真っ黒なその姿に、害鳥のイメージを持っている人は少なくないでしょう。

そんな彼らにも、新たな命を育む季節がやってきました。

 

この時期は巣作りに励むカラスの姿を見かけるようになります。

 

せっせと小枝を集めては、くちばしで器用に組み上げていく彼らの本能には本当に関心します。

最近のカラスは巣作りもたくましくて、材料にはワイヤーハンガーからプラスチックの園芸資材まで使われているそうです。

 

これらは巣の土台を組むのに人気の素材だそうですが、中にはどこから失敬してくるのか、車のワイパーのゴムまで使われていることがあるそうです。

 

さすがに車の持ち主はショックなことと、心中お察しします。

 

実は私の身近なところにも、巣作りの被害に遭っている方たちがいるのです。

乗馬クラブの馬たちです。

 

春先にクラブで見かけるカラスはよく、長い糸の束のようなものをくわえているのですが、そう、馬のたてがみです。

 

その調達ぶりがすさまじく、繋ぎ場に繋がれている馬の首に遠慮無くのっかり、くちばしでたてがみをくわえると、そのまま引き抜いていくのです。

 

馬も、生えているたてがみを抜かれるわけですから、たまったものではないはずです。

 

しかし不思議なもので、不快感を示してすぐさま反応する馬もいれば、中にはぼぉ~っとして(いるのかは不明ですが)、抜かれるがままの馬もいるのです。

 

カラスの巣は、枠組みの部分はしっかりした材料が使われ、卵が触れる部分、つまり雛たちの布団になる部分は動物の毛などが使われるそうです。

 

馬のたてがみや尻尾はホースヘアと呼ばれて、これで織られたバッグは高級品として大人の女性に人気ですが、馬から直に取ったフレッシュなホースヘアの巣は、生まれたての雛たちに素敵な寝心地をもたらしているのかもしれません。

 

被害にあった馬にとってはたまったものじゃないでしょうけれど、カラスも子どもたちのために必死。

 

馬は繋がれているので不利な立場ですが、自然界の営みを考えると、直に失敬は遠慮願いたいとしても、抜け毛ぐらいは提供してあげたい気持ちになります。

 

そんなことを考える、春の一日です。

 

 

 

 

 

 

 

マイジンクス

先日、とあるお話会で「ジンクス」が話題になりました。

 

2018年はエネルギーの流れからも「マイジンクスを持ちましょう」と。

 

そう話して下さったお話会の男性スピーカーさんご自身は、「髪を切ると良い方に向かう」というマイジンクスをお持ちだそうです。

 

このジンクス、実はご自分では気づいていなかったそうですが、奥様がそのパターンに気づいていたそうで、最近の行き詰まり感を気にかけていた旦那様(男性スピーカー)の様子を見て、髪を切ることを勧めたそうです。

 

そこで奥様のアドバイスに従って、髪を切って人生初のパーマまでかけたそうです。

 

今後の変化が楽しみですね。

 

 

 

私が昔からよく知る身近なジンクスには、「井の頭公園のボートにカップルで乗ると別れる」というのがあります。

 

このジンクスは私の親世代にも語り継がれていたようで、ちょっとした裏話(?)もあるので、また別の機会にご紹介したいと思います(笑)

 

井の頭公園のジンクスはあまり嬉しくない法則ですが、逆にポジティブな方で思いつくのは、よつ葉のクローバーは吉兆とか、ゾロ目はエンジェルナンバーとか、右(or左)足から靴を履くと試合に勝てる(験担ぎ?)、なんていう話も耳にしますね。

 

ジンクスの意味を調べると、本来は悪いことが起こる井の頭公園パターンで使われる言葉のようですが、先日のマイジンクスはもちろん良い方の話だったので、今日は「良いことを呼び込むもの、良いことにつながる行動」ということで……(^^)

 

 

 

ーもうすぐ立春。梅もこれから見頃にー
ーもうすぐ立春。梅もこれから見頃にー

 

ということで前置きが長くなりましたが、皆さんはマイジンクスをお持ちですか?

 

私はすぐには思いつかなかったので、お話会に一緒に行った友人に「ある?」と聞いてみました。

 

友人の家では、毎月1日と15日に盛り塩を取り替えているそうですが、新しい盛り塩に替えた後、最初に玄関を通った人に良いことが起こる、ということをある時気づき、以降それをマイジンクスにしているのだそうです。

 

へぇ~、とても興味深いですね。

 

私は、ネガティブなことにフォーカスすると現実化しやすいので、そこに意識を持っていかないように気をつけてはいますが、ポジティブな方はこれと言って法則は無かったかもしれません。

 

 

 

もうすぐ立春。

 

2018年はマイジンクスがお勧めとのことなので、私もポジティブなマイジンクスを見つけてみたいと思います。

 

 

 

 

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

 

新年いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

私の2018年は、馬で始まった年明けとなりました。

 

良いお天気に恵まれた元旦の乗馬初め。

 

澄んだ空の下、クラブハウスから馬場を眺めながらこの一年のことを考えていました。

 

 

 

乗馬のこと、動物のこと、セッションのこと、勉強のことetc.

 

今年もこういった事に集中している内にあっという間に時間が過ぎていくのだと思いますが、とても大切なこれらで日常が埋め尽くされるのは幸せなことだなぁ、と思います。

 

今年も日々を楽しみながら、味わいながら過ごしたいと思います。

 

 

 

皆さまにとって2018年が健やかで充実した一年となりますように願っています。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

2017年を振り返って②

2017年もあと数時間で終わろうとしています。

 

今日は、公私にわたり関わりのあった動物たちのことを振り返って、この一年を締めくくりたいと思います。

 

 

 

年明け、チームメンバーとして参画しているアニマルプロジェクトが始動しました。

 

5月には念願だったアニマルアクセスセミナーを開催することできました。

 

来年はより多くの地域にアクセスセミナーを届けるために、チーム一同準備を進めています。

 

 

7月にはDebby Potts先生を招聘する機会にも恵まれました。

 

デビー先生は個人的にも尊敬している動物のプロフェッショナルのひとりですが、彼女の動物観や長年の経験を多くの方たちとシェアできたことはとても喜ばしいことでした。

11月には山中湖で開催されたテリントンTタッチのプラクティショナーコースにドルチェと参加しました。

 

プラクティショナーになるには早くてもあと3年近くかかりますが、新たな学びを始められる環境にいることをありがたく思っています。

プライベートでは、「またいつか乗りたい」と思いつつ離れていた乗馬を長いブランクを経て再開することができました。

 

その後の経緯は時折ブログに綴ってきましたが、若い頃にやめていなければ随分と上達していたんだろうな……、と時々残念に思うこともあります。

 

しかし動物の仕事に携わり、生き物の見方が変化したことで馬に対する考え方が昔とは大きく異なっていたことは、ブランクの巧妙の言えるのかもしれません。

 

 

再開してからは時間を見つけては乗馬クラブに足を運び、馬たちの傍で心満たされるひとときを過ごしました。

 

感覚とバランスで馬上にいるということがどれほど癒やされることかを、昔は気づいていなかったように思います。

 

馬のヒーリングパワーに触れてから乳がんの退縮が一気に加速したのも、決して偶然ではないと感じています。

 

 

 

今年は本当に多くのことを公私にわたって動物から教わりました。

 

動物先生たちには今年も心から感謝です。

 

さて、我が家の娘は先ほど私に丸洗いされてふわふわの手触りになり、年越しそばも食べて新年を迎える準備が整いました 。

 

今年もドルチェを可愛がってくださってありがとうございました。

 

 

 

新年も皆さまにとって心身健やかに、実りある一年になりますことを願っています。

 

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

 

 

 

 

2017年を振り返って①

早いもので2017年もあと一週間となりました。

 

今年も喜怒哀楽、色々なことがありましたが、私にとってこの一年のテーマは大きくふたつありました。

 

ひとつは動物に関すること、そしてもうひとつは乳がんの自然退縮のことです。

 

今日は乳がんを振り返ります。

 

 

2015年の秋に乳がん診断を受け、その後の経過はブログがんと自然治癒の記録に綴ってきましたが、勧めらた治療法に違和感を感じて迷い悩んだ結果、私は代替療法を選択しました。

 

当初2.5㎝あった腫瘍は、今は幸いにも1㎝を切りました。

 

がんは「手術・放射線・抗がん剤」のいずれか(または複数)の治療をしなければ悪化するというのが常識とされていますから、私の症例は例外とか奇跡などと言われたりします。

 

 

 

病気の経験は、人生と同じように登山のようなものだと感じています。

 

治癒に向かってどの治療法を選ぶかは、山頂へ向かってどの道を選ぶのかと通じていて、そしてそれは人それぞれ異なります。

 

絶対も正解もありません。

 

 

 

ところが、がんなど大病を乗り越えて山頂(治癒)にたどり着いた人は、自分のたどった道を勧めたくなるもので、それが人情でもあります。

 

その気持ちはとてもよくわかりますし、私も以前は早くがんを寛解させて、がんは西洋医学でなくても治る病気だということを多くの人に伝えたいと考えた時期もありました。

 

 

 

どんな体験も無駄なことはなく、人生で起こるすべては必然だと言われています。

 

そして、極(=思考の偏り)があれば対極を引き寄せ、葛藤を通して魂の成長の機会が与えられます。

 

その学びの登山道は人それぞれで、ガイド役は自分だけです。

 

自分の内面と深く向き合ったとき、内なるガイドは道を示してくれるのだと知ると、自分の体験を他の誰かに勧めて手を引いて行くのではなく、その必然を理解し、選択を尊重する随伴者でいるのが大切なのだと感じます。

 

乳がんという私の登山はそろそろ終盤かもしれませんが、また新たなチャレンジが待っているのでしょう。

 

次はどんな山なのか、山頂からはどんな景色が見えるのか。

 

楽しみでもあり不安でもありますが、大変な課題も過ぎればギフトとなりますから、これも魂の学びと思って、また一歩ずつ道を選んで進んで行きたいと思います。

 

 

 

がんを通して、今年はそんなことを考えた一年でもありました。

 

 

 

 

 

12歳になりました

「まだぁ~~?」 撮影に待ちくたびれたご様子……(^^;)
「まだぁ~~?」 撮影に待ちくたびれたご様子……(^^;)

ドルチェが12歳になりました。

 

 

シニアと呼ばれる年齢になってからは、そして4年前にヘルニアを発症してからは、元気にお誕生日を迎えられることをとても嬉しく感じます。

 

 

さて、今年のお誕生日はおばあちゃんが奮発して和牛を買ってくれたので、バースディプレートは和牛ステーキです♪

 

お肉は中が温まる程度にレアに焼いて、そして季節の野菜を添えて。

 

 

この日の撮影はおばあちゃんも加わり、二台の携帯で激写(笑)

 

いつもより余計に時間がかかり、ドルチェはだんだん眉間にしわが寄ってきます(>_<)

 

パシャッ、パシャッ、パシャッ・・・

 

かわいい写真も撮れて、ようやく食べていいよと「OK」が出ます。

 

食べ始めるのはもちろんお肉から……

 

瞬殺です。お見事~ ヘ(^o^)/

 

 

 

一緒に暮らして12年。

 

益々かわいくなる我が子です。

 

12歳の年も、毎日を大切に、時には一緒に新しいことにチャレンジしながら、日々楽しくすごしましょうね。

 

 

 

体験乗馬①(再開1鞍目)

この馬はイメージです。写真撮る余裕もなく~(^^;
この馬はイメージです。写真撮る余裕もなく~(^^;

昨日つぶやいた通り、体験乗馬に行ってきました。

 

今日は埼玉方面の乗馬クラブへ。

 

車齢18年の ”リバ爺” こと日産リバティーで乗り付けた庶民の私は、駐車場の車が外車だらけでないことにちょっとホッとしながらクラブハウスへ。

 

まずはお茶をいただきながら、書類に必要事項を書き込みます。

 

一通り説明を受けて着替えを済ませ、ブーツやヘルメットなど、必要な道具をお借りして準備OK。

 

体験乗馬のため、今日はスタッフの方(たぶん20代の、とても感じのいい女性)が、付きっ切りでお世話をしてくれました。

 

そして本日教えていただく男性インストラクターの先生も、これまたお若い。

 

 

このお二人が、

「田仲さん、経験者なので……」的におっしゃるので間髪入れずに、

「いえいえっ、皆さんが生まれる前のことですから!!」と、事前情報を訂正(汗)

 

経験どころか、年齢分の体力低下と反射神経の衰え、そして日頃の運動不足も加わって、悲しいかな大昔の乗馬経験なんて、とうにリセットされています。

 

 

 

さて、本日乗らせてもらった馬は、普通よりも大きめの、おじいちゃんサラブレッド。

 

性格は穏やかでされるがまま男君的なところもあるそうですが、隣に繋がれている金髪の牝馬がお好き♡という微笑ましい情報まで(^^)

 

この馬は重めだけど反動は大きいと聞き、大丈夫かしら私? と、いよいよ緊張も高まっていきます。

(初回の体験者に割り当てるのだからきっと大丈夫、と自分に言い聞かす……) 

 

 

今日は初心者班というグループレッスンにまぜていただきました。

 

人数は計3名で、私は前後を会員さんに挟んでいただき安心の初心者ポジションです。

 

 

 

いよいよ常歩でレッスンが始まると、私の馬の進みがよくないために早速鞭の指示が……

 

「ペシ……」

 

超久々でうまく入らず(できれば使いたくない意識も働き……)、二度、三度やり直すと、

 

「パチンッ!」

 

とようやくそれらしい音がしました。

 

すると、まるでアイドリングが終わったかのような、前に進む感じが伝わってきました。

(あー、なんか、こんな感じだったかも……?)

 

 

その後、常歩のまま立って座っての軽速歩練習に続き、速歩→軽速歩と、レッスンの進みの早さに、元々そんなに上手だったわけでない私はもう思考停止です。

 

昔どうやって乗ってたっけ? というより、私本当に乗ってたのだろうかと、内心苦笑い、顔は引きつりながら、必死に反動にあわせて、イッチニ、イッチニ、と軽速歩(風)を頑張りました。

 

 

途中先生は、「もし出来たらサドルホルダー(※)から手を放してみましょう」とおっしゃるのですが、ムリ~!

  

サドルホルダーは既に命綱となっていました。

 

 ※鞍に取り付ける持ち手。バランスが不安定な初心者お助けアイテム 

 

 

30分のレッスンは必死さも加わってか、あっという間に終了。

 

下馬の前に先生から各人に改善点などが告げられます。

 

騎乗中は頭で分かっていても、余裕がなくて意識できなかったりするので、総括してもらえるのはありがたいです。

 

 

ちなみに私へは、超ブランク&体験レッスンということもあり、暖かいねぎらいの言葉に続いて、

 

・目線が落ちる→姿勢が崩れるので、馬を見ずに前を見ましょう

 

・鞭は指示を待たずに自分で入れてみて、馬の反応で鞭の要不要の感覚をつかんでいきましょう

 

あとは、脚を使うことや、他にもあった気もするのですが、すでに忘却の彼方です。先生ゴメンナサイ。

 

 

それからレッスン中に、ガニ股にならないようにつま先を前に向けて膝を鞍につけるように注意されましたが、これは昔もよく指摘されたのを思い出しました。

 

乗り方は忘れても、良くない部分はやはりそのまま残っているものですね。

 

 

 

そんなこんなで汗だくになりながらも、先生の的確な指示とサドルホルダーと馬の気性のお蔭で、ン十年振りの乗馬はなんとか無事に終えることができました。

 

そして漏れなく、足の筋肉痛と、なるはずのない肩凝りのお土産もついてきましたとさ(^_^;)

 

あー、でもやっぱり乗馬って楽しい~(≧▽≦)

 

 

 

 

 

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久しぶりの

先月から今月にかけて、生活のリズムを取りづらくて密かに苦悩していますが(←大袈裟ですが💦)、ここ数日は少々ご機嫌に過ごしています。

 

というのは、迷いに迷っていましたが、明日は久しぶりにとっても楽しみなイベントを自分に用意しました。

 

嬉しさを通り越して、ちょっと緊張すらしています。

 

 

そうなんです!

明日はすごーーーーく久しぶりに乗馬をしに行きます。

 

学生時代には少し乗っていた経験があるのですが、すでにン十年前(;^ω^)

 

そんな超が付くほど久しぶりなので、ちゃんと乗れる自信は全くありません。

 

でも初心者向けの体験乗馬を申し込んだので、きっと大人しくて乗りやすい馬に乗せてもらえるハズと期待しています。

 

なのであまり心配せずに、せっかく久しぶりの乗馬なので、楽しんで来ようと思います。

 

行って来たらまた様子をアップしますね。

 

落馬しないように、イッテキマス(^^)/

 

 

 

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CINEMA Chupki

入口の素敵なサイン(シネマチュプキHPより)
入口の素敵なサイン(シネマチュプキHPより)

先日の ”かみさまとのやくそく” は渋谷のアップリンクでも上映されていましたが、私が観に行ったのはCINEMA Chupki(シネマチュプキ)。

 

場所は田端です。

 

以前、とある映画を観ようと調べていたら、ここのサイトにたどり着いたことがありました。

 

その時は日程が合わず行けなかったのですが、「田端に映画館?」と、それ以来この小さな映画館がちょっと気になっていました。

 

どのくらい小さいかと言うと、座席が全部で20席!

 

日本でいちばん小さい映画館だそうです。

 

 

 

シネマチュプキHPの劇場案内によると、

 

『目の不自由な人も、耳の不自由な人も、どんな人も一緒に映画を楽しめるユニバーサルシアター。たくさんの人々の募金によって、日本一小さくて、日本一やさしい映画館が、2016年9月1日。東京都北区田端にOPENしました!新旧とりまぜて、選りすぐりの映画を上映しています。是非、ご来館ください。』

 

とのこと。

 

募金で、映画館を!!

 

そうとは知らずに足を運びましたが、内装なども手作り感があって素敵な空間です。

 

ここは地球交響曲なども上映しているので、上映作品の傾向は想像できると思いますが、今回の映画もとても良かったですし、是非また足を運んでみようと思います。

 

 

 

 

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かみさまとのやくそく

友人が誘ってくれて、久しぶりに映画を観ました。

 

「かみさまとのやくそく」

 

この作品は、お母さんのお腹の中にいる時の記憶、「胎内記憶」を持つ子ども達への取材を通して、なぜ今この人生を生きているのか、なぜこの親の元に生まれたのか、といったことに向き合える、ドキュメンタリー映画です(予告編 ↓ ↓ ↓ )。

 

子ども達の中には、前世や中間生の記憶を持っている子もいます。

 

中間生とは、母親のお腹のなかに行く前の、肉体を持たない魂だけの存在ですが、子ども達はみな、自分がたくさんのお母さん候補の中から、今のお母さんを選んで来たと言っています。

 

この中で、中間生の記憶を持ち、かみさまからのメッセージを携えてこの世に生まれた小学生すみれちゃんが、人生に大切なことをたくさん伝えてくれています。

 

小学生が? と驚く方もいると思いますが、肉体年齢で小学生というだけで、魂年齢はとても成熟しています。

 

固定概念を抜きに観れば、誰でも心が動くことでしょう。

 

女性はハンカチもお忘れなく~

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あなたが変われば……

動物は、私たちの心の映し鏡
動物は、私たちの心の映し鏡

準備を進めている「動物への意識が変わるセミナー7/23」

 

講師、デビー・ポッツ先生から届いたレクチャー概要が素晴らしいというお話は、前日もブログ「動物先生」でご紹介しました。

 

今日もまた、心に響くひと言をご紹介しますね。

 

 

 

Change your mind, change your animal.

 

あなたの心が変われば、動物は変わる

 

 

 

私もですが、思い当たることや感じることがありますよね。

 

なので余計な説明は抜きにして…… 

 

これって動物だけでなく、

 

人間関係や、周囲の状況も、etc.

 

ですね。

 

 

 

2017年7月23日(日)

デビー先生と学ぶ「動物への意識が変わるセミナー」

詳細はこちら

 

 

 

 

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ペチュニア

先月半ば、ペチュニアの摘心を行いました。

 

栽培音痴の私。

 

恥ずかしながら人生初の摘心です。

 

ネット動画でやり方を見つけて、見よう見まねでチョキチョキ……

 

いえ、バッサバッサという感じで切っていきました。

 

かなり大胆に摘心したので、しばらくは花を咲かせる様子も見られず、ちょっと刈り込みすぎたかしら、と心配していました。

 

しかし三週間ほどしたら蕾みが見えてきて、ここ数日で少しずつ花が……(*^o^*)

 

紫のラインが入ったこのペチュニアは「ブルーベリーマフィン」という美味しそうな名前がついています。

 

ペチュニアと言えば白や濃いピンクの印象がありましたが、最近はグラデーションや八重咲き、このブルーベリーマフィンのように線が入ったものなど、種類が多くて選ぶのに迷ってしまいます。

 

摘心はシーズン中に3~4回行うこともできるそうです。

 

花が咲いていると、挟みを入れるのが忍びないですが、伸び放題にしてしまうと湿度がこもってかえって良くないそうです。

 

この後、もっと盛りだくさんに花が咲くはずなので、苗の姿が崩れてきた頃に、また切り戻しをしてみようと思います。

 

ペチュニアは丈夫でガーデニング初心者でも育てやすいそうで、私でもこうして元気に育ってくれています。

 

おかげでちょっとだけ自信がつきました(笑)

 

 

 

 

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本日もグリーンカレー

今日は朝9時に家を出て、(自分の)歯科診療@横浜→(クライアントさんの)出張セッション→(自分の)体メンテナンス@新宿と、終日外の一日でした。

 

朝から外出する日は大抵朝食を摂らずに家を出るので、昼過ぎに新宿界隈に戻ったときにはさすがにお腹がすいてきました。

 

次の予定まで一時間少々ゆとりがあったので、またまたアインソフジャーニーでランチにしました。

 

今度こそはグルテンパスタを注文する気満々で行ったのですが、今日はパスタがメニューになくて、ちょっとガッカリ。

 

結局いつものグリーンカレーに落ち着きました(笑)

 

今日の副菜はキャロットラペ。

 

遅い時間帯のためか、胡桃とレーズンがゴロゴロ入って濃厚な味わいのキャロットラペでした(笑)

 

毎度のグリーンカレーですが、安定の美味しさです。

 

お腹も満たされたところで、さて、次は自分メンテで波動調整へ向かいます。

 

 

 

 

 

Tタッチ練習会

今日はドルチェとTタッチ練習会に行ってきました。

 

練習会への参加は3回目です。

 

はじめてTタッチセミナーに参加したのは今から3年前でした。

 

その後、4日間の馬のTタッチワークショップに参加する機会にも恵まれ、動物の可能性を引き出す、動物にやさしくて安全なこのメソッドに魅力を感じていました。

 

今年に入ってからは、ドルチェと一緒に練習会に参加したり、日本担当のTタッチインストラクター、デビー・ポッツ先生のワークショップに参加したりしていました。

 

タッチやボディーラップ、グラウンドワークで変化を示してくれる動物たちを見ていると、彼らの可能性はすごいな、と心から感動します。

 

今日は、胴長のドルチェにも効果的なボディーラップを習いました。

 

忘れないように、帰宅してすぐにぬいぐるみで復習して、ノートにポイントを書き込みました。

 

まだまだ巻くのにもたつくので、ササッとできるようになるまでぬいぐるみで練習です。

 

新しいボディーラップ(テープ)も買ったので、後半身の気になる動き等々、少しでも改善できるように、明日から少しずつ取り入れていきます。

 

若い頃に一緒に通ったトレーニングもしばらく離れていたので、彼女と一緒にできる活動はとても楽しいです。

 

11歳のドルチェはシニアと呼ばれる年齢ですが、健康に問題が無ければこれからも一緒に色々なことにチャレンジして、新しい刺激にも触れて、伸びしろを埋もれさせないようにしたいです。

 

 

 

 

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動物先生

10頁以上にわたるデビー先生の素晴らしいセミナー概要
10頁以上にわたるデビー先生の素晴らしいセミナー概要

準備を進めていた「動物への意識が変わるセミナー7/23」のレクチャー概要が講師のデビー・ポッツ先生から届きました。

 

セミナーでは、動物と関わること50年の経験を持つデビー先生(テリントンTタッチインストラクター、ボディートーク施術士)が、犬や猫のデモンストレーションをまじえて心に響くレクチャーをしてくださることは、この概要から容易に想像がつきます。

このまま本にしたいくらい、素晴らしい内容です。

 

そして、この概要の最後の一文を読んで、私は思わず涙してしまいました。

 

その文章は最後にご紹介しています。

 

 

生まれて間もないドルチェ
生まれて間もないドルチェ

 

愛犬ドルチェと暮らして11年が過ぎました。

 

11年前、十年以上迷った末に初めて自分の責任で子犬を迎える決心をした私は、共に幸せに暮らすためにと、十冊を超える国内外のしつけ本を読み比べ、動物行動学の本にも手を伸ばし、しつけの先生を選び、ドルチェが来る前からしつけ教室に通い、環境音CDを用意し、動物病院を調べ、彼女が生涯にわたって体験するであろうことをノートにリストアップして、万全の体制を整えました。

 

わが家に来る一週間前のドルチェ
わが家に来る一週間前のドルチェ

片手に乗るほど小さかった彼女が生後8週齢で我が家にやって来るとすぐに、パピーパーティやしつけ教室をはじめ、日々新たな体験を用意しました。

 

毎日バスや電車や車に乗せ、あらゆる場所に出かけ、生後100日までに100の人間と100の動物に会わせると良いと聞けば、人間だけでなく大小さまざまな種類の犬や、猫、馬、牛、羊、山羊、ウサギ、鳥、魚などと対面させ、共に多くの事にチャレンジし、家庭犬訓練試験を受け……

 

今思うとどれだけ肩に力が入っていたのだろうと思いますが、特に最初の2~3年が大事と聞くと、当時手に入る情報の中から、彼女の心の栄養、心の貯金になると思われる最善のことを全てしてきたつもりでした。

 

それでも時とともに暮らしは変化し、自分の価値観も変わり、しつけの常識も変わり、今振り返ると何が正解だったかは分かりません。

 

恐らく「これがベスト」というものは今もないのでしょうけれど、我が子のこととなると、果たして彼女は私の元にやって来て本当に幸せだったのだろうかと、今なお飼い主としての自分をジャッジされているかのような気持ちになることもあります。

 

 

 

本のお仕事もしたっけね(左から二番目)
本のお仕事もしたっけね(左から二番目)

私たちは、自分の思い込みや体験のフィルターを通して、共に暮らす動物を見ています。

 

そして暮らしに慣れ、経験を重ねるほどに、彼らを先入観なしに見ることは難しくなっていきます。

 

一方動物達は彼らのやり方で、絶えず様々なサインを送り、私達とコミュニケーションをとろうとしているはずです。

 

 

11回目の誕生日
11回目の誕生日

この秋12歳になるドルチェを見ていると、日々愛おしさは増すものの、もっとああすれば良かった、こうすれば良かった、もしもこの先こうなったらどうしようと、目の前にいる彼女を通り越して、過去を悔やみ、未来を憂う自分がいます。 

 

しかし、それでもやはり、動物との暮らしは素晴らしいものであることには間違いありません。

 

11年前、何もわからなかったひとりの飼い主は、動物との暮らしを通して成長させてもらいました。

 

そして、まだまだこれからも成長したいと思うのです。

 

 動物先生は偉大です。

 

 

 

 

 

Debby Potts 先生、セミナー概要より一部抜粋

 

___(中略)

 

Animals are not vengeful.

 

They are not trying to get back at you or make you feel bad when they don’t do what you want.

 

They are great teachers for us in many ways.

 

They live in the present moment and invite us to learn more about ourselves as we work to understand the world from their perspective.

 

 

動物には復讐心はありません。

あなたが望むようにしないのは、仕返しをしたり、あなたを不快にさせようとしているのではないのです。

彼らは多くの点で私たちの偉大なる教師です。

彼らは今この瞬間に生き、そして、彼らの視点から見た世界を理解しようとすることで、私たち自身への理解を深めるように私たちを誘(いざな)っているのです。

 

 

 

2017年7月23日(日)

デビー先生と学ぶ「動物への意識が変わるセミナー」

詳細はこちら

 

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音楽、味わい

先日ご招待いただいて出かけたのは、東フィルの定期演奏会でした。

 

この日の曲はリストとブラームス。

 

リストのピアノ協奏曲第一番では、藝大在学中で昨年フランツ・リスト国際ピアノコンクールで優勝した若手ピアニストの阪田知樹さんが、透明感のある演奏を披露してくれました。

 

最近は演奏会やコンクールに出かける機会が減ってしまいましたが、以前は若手音楽家の登竜門ともなる音楽コンクールにもよく出かけていました。

 

課題曲が決められているコンクールだと、出場者の人数分、同じ曲を聴き続けることになるのですが、演奏者が変わるとまるで違う音楽を聴いているように感じるので、退屈することはありません。

 

クラシックになじみのない方からは、交響曲などが「指揮者が違うと演奏って違うものなの?」と聞かれることがあります。

そんな時は「オムライスもお店によって全然違うでしょう?」と冗談交じりに答えています。

 

こんな例えはいかがなものかとは思いますが、指揮者や演奏家違いの音楽やオペラを鑑賞するのは、鮨なり蕎麦なり、自分の好きな料理を食べ歩く楽しみに似ているかもしれません(笑)

 

さらに音楽コンクールは、自分の印象に残った若手音楽家の今後の活躍を陰ながら見守り、応援できることも楽しみのひとつです。

 

今後もどんな若手演奏家が登場するかが楽しみです。

 

 

 

 

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馬九いくサブレ

昨日は渋谷Bunkamuraで行われた演奏会にご招待いただいて、久しぶりにオーケストラ鑑賞の機会に恵まれました。

 

演奏会に誘ってくれた友人にちょっと手土産をと思い、吉祥寺のパン屋さん「ダンディゾン」のサブレをお渡しすることにしました。

 

このサブレ、ダンディゾンのロゴマークにもなっている食パン型をしていてユニークですが、これを選んだ一番の理由はネーミング!

 

「馬九いくサブレ」(うまくいくさぶれ)

 

ショップHPによると、「みなさまのいろいろがうまくいきますように」と。

 

こういうセンスが私は大好き♪

 

友人は趣味の音楽の発表を控えていて、引越しも控えていて、それから病気の治療中で……

 

そんなこんなが、それから彼女の心の中にあるあれこれもひっくるめて、ぜーんぶうまくいきますように!

 

私も食べてみたくて自分用にバラで購入。

 

九頭の馬が描かれたポストカードがサブレ1枚ごとについているので、メッセージを添えてちょっとプチギフトにするのもいいかもしれません。

 

馬九いくサブレ。

 

これからちょくちょくお世話になりそうです。

 

 

 

 

看板、できました

私のセッション&セミナールームは住宅街の一角にあります。

 

看板も、目印になるものも出していないので、はじめてお越しいただく方にはアクセスガイドをお送りしていますが、何かサインとなるようなものを入り口に置きたいとずっと思っていました。

 

あまり目立ちすぎず、でもお客様をお迎えする気持ちをささやかながら込められたらいいな。

 

そんなこんなで、あれこれ迷って決められず、随分と時間が経ってしまいましたが、春先に近所のオザキフラワーパークで、メッセージを書ける小さなフラワーBOXを見つけて買っておいたものに、ようやく文字を書き入れました。

 

 

Trifolium

Welcome

 

シンプルですが……(笑)

手作り看板の完成です。

 

 

花は時々入れ替えています。

大型連休のころまではデイジーを飾っていましたが、いまは白いカリブラコアです。

 

お越しいただいた時に、ちょっと目を留めてみてくださいね。

 

自発的治癒

エキナセア。北米先住民の薬草としても知られるハーブ
エキナセア。北米先住民の薬草としても知られるハーブ

私が好きな言葉のひとつに、「自発的治癒」という言葉があります。

 

アンドルー・ワイル博士の著書のタイトルでもある

"spontaneous healing" の訳語です。

 

"spontaneous" は、その現象などが強制されることなく、外からの力によるものではなく起こることを意味します。

 

「自発的治癒」は、自然治癒力や自己治癒力と同義ではありますが、私たちの心も体も精神も、あらゆる面で日々(今この瞬間も)少しずつ良くなっていることを、うまく表している言葉のように思います。

 

 

 

 

参考図書のところでもご紹介している、ワイル博士の「癒す心、治る力」の中で、博士が「現代医学・代替療法のいずれを選ぼうと、がんになった人にぜひ実行してほしい一般的なルール」として伝えていることがあります。

 

 

【がん患者がするべきこと】

◇がんはたとえ初期で限局性のものでも、治癒系の衰弱の表現であり、全身病である。したがって、患者は身体的・精神的・感情的・霊的なすべてのレベルで改善を行い、全身の健康状態と抵抗力を向上させるようにこころがけなければならない。

 

◇そのためには、最小限、以下のことを守っていただきたい。(第二部九章(中略)の)食生活の改善、定期的な運動の実行、抗酸化作用のある栄養補助食品の摂取、強壮的なハーブ、とくに免疫強化作用のあるハーブ類の使用、治癒系のがん阻止機能を助けるようなイメージ法の習得、両親・子ども・配偶者などとの関係の修復。その他、治癒が起こるために必要と思われる生活上の改善はなんでも実行すること。

 

◇がん治癒の経験者、できれば自分と同じタイプ、ステージのがんが治った人を探しだすこと。治癒にかんする本などを読み、自分の治癒力にたいする自信を深めること。

 

◇治療家であると同時にヒーラー(癒す人)である人を探しだすこと。

 

 

自発的治癒は、私たちの肉体がその役目を終える瞬間まで、あらゆる面で良くなろうと機能し続けています。

しかし、それを阻むものが(生き方や心の在り方をも含みます)、その機能を低下させると、結果として病気や症状となって表れます。

 

つまり、自分にとって好ましくない問題が起きたり、肉体面に症状として表れた時は(それががんであっても)、その問題を厄介なものとして処理・攻撃するのではなく、己の内に向き合うべきものがあることを知らせているのでしょう。

 

乳がんの診断を受けた時はこれを理屈でしか理解できませんでしたが、がんの意味やメッセージと向き合い、己の内面に目を向けた時、がんの自発的治癒が始まったのだと感じました。

 

 

 

※がんと自然治癒の記録、更新しました(2017/5/4)

 

 

 

 

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GWイベント第二弾

今年のゴールデンウィーク。

楽しみにしていたイベント第二弾が、狭山市にあるドッグカフェ、wan'S 。2001年にオープンした会員制ドッグランに隣接する、お洒落なギャラリーカフェです。

 

先日コラージュセラピーで一緒だった楽しいお仲間のKさん、Eさんと、今日もご一緒させていただきました。

今日は初めましてのダックス軍団と一緒です。

 

大きめキャリーに、なんと4ワンズ!

17歳♀、15歳♀、12歳♀♂の親子三世代のファミリー軍団です。

 

元気いっぱいでシニアには見えず、食欲も旺盛なところはさすがダックス!

 

ぎっしりのカートの中は、時々重なったりしながらも、皆で仲良く入っています。

 

ペットカート。

買おうかどうしようか、気になって迷っていましたが、見ているとやはり欲しくなりますね。

 

 

ランチは予約しておいた「籠御前」です。

すごーい! 気分があがります(笑)

 

目でも満たされる彩り御前は、ひとつひとつ丁寧に作られていて、どれも美味しかったです。

食後にいただいたコーヒーも香り高くて、すっかり大満足のお昼ごはんでした。

 

そして食後も女子トークは続きます。

 

 

デザートは苺パフェ。

ドルチェは、前日に作っておいたレバーケーキ&牛タンジャーキーのデザートを食べながら、女子トークに参加?!

 

ランの写真も撮り忘れ、ひたすら食べてお喋りして、気づいたらすっかり夕方になっていました。

 

素敵なご縁とお天気にも恵まれて、テラス席も最高に気持ちよくて、充実の楽しい一日となりました。

 

<番外編>

 

お土産にいただいた、おからとさつま芋のソフトクッキーと、ジャーキー。

どちらもホームメイドです。

 

Kさん、Hさん、ご馳走さまでした。


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コラージュセラピー

雑誌や広告から好きな絵や写真を切り取って台紙に貼り付けます。
雑誌や広告から好きな絵や写真を切り取って台紙に貼り付けます。

メディカルアロマのお仲間で、いつも親しくさせていただいているEさん、Kさんと、人生初のコラージュセラピーWSに参加しました。

 

コラージュセラピーは、以前Eさんが参加された時のお話を聞いて興味を持っていました。箱庭療法のようなイメージがありましたが、心理療法の一種のようで、どんな展開になるのか楽しみです。

 

この日の参加者は女性7名で、半分以上の方がリピーターでした。

女子7人が黙々と、山積みの雑誌から目に留まった絵や写真をひたすら切り抜くこと丸々2時間!!

セラピストの先生から、そろそろ貼り付けましょうと促されても、まだ切り抜き足りないくらい、あっと言う間の時間でした。

 

この日私が気になったのは、グリーンと赤のもの、それに樹木や植物、動物、靴、地図などでした。自転車を探していましたがしっくりくるものと出会えず、きっとこの日はそういう流れだったのでしょう。

 

 

アートセンスは皆無ですね(笑)
アートセンスは皆無ですね(笑)

さて、いよいよ台紙に貼り付けていきます。

 

この日はB5とA4のノートが用意されていました。

貼る場所は表紙でも裏表紙でも、どこでもOK。

向きも、縦でも横でも、見開き一面を大きく使っても、とにかく感じたままに使って良いそうです。

 

私はA4のノートの表紙に、見開きで上と下、という感じで二面作りました。

表紙はまったく使わずに、中のページに貼る方もいて、人それぞれでとても面白いです。

 

出来上がったものを先生が解説してくださるのですが、これがとても興味深いのです。

 

どんなものを選んだか、どこから貼り始めるか、上下左右のどこに何を貼るか。

他にも向き、場所、色、素材などなど、貼ったものだけでなく、切り抜いたのに結局迷って貼れなかったものなど、すべて心理的な意味があるそうです。

 

 

この写真が、私の作品です。

美的センスには目をつむるとしても、好きなもの、気になるもの、訳もなく心ひかれたもので埋め尽くされたノートは、この日のありのままの自分をスクラップしたようで、愛おしさを感じます。

 

他の方の作品もその方らしさが感じられる素敵な仕上がりで、個性豊かでシェアの時間も楽しかったです。

 

初めてのコラージュセラピーでしたが、感覚を自由に存分に使った作業は癒し効果も得られ、興味深く貴重な体験となりました。

 

 

 

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ドルチェごはん

先日、パソコンを新しくしたのでデータの移行作業をしていたら、おととし頃までブログやFBに頻繁にアップしていた、ドルチェごはんの写真が出てきました。

 

今月のブログを振り返ったら食べ物の話ばかりだったので、ならばと、今日もその流れでいこうと思います(笑)

 

この写真は鮭のムニエルで、下にズッキーニのソテーとマッシュポテトを敷いてあります。

 

たしかプチトマトとインゲン(?)をあしらって、写真を撮ろうとしたら、待ちきれずに鼻でツンッとして崩してしまったときのものです。

 

 

 

 

 

 

いくつかピックアップして、左上から、

 

・チキンソテー、いろいろ野菜のラタトゥイユ風?、ハートマカロニ添え、デザートに大学芋

・サグチキンとサフランライス

・ひじき入と豆腐入りハンバーグ

・ジャンバラヤ

・豚肉入りチャーハン

・サーモンソテー、トマトリゾット添え

 

わぁ、懐かしい!

作ったときのことや、食べている時の様子を案外覚えているものですね。

 

ハンバーグは冷凍にできるので、仕事で何日か留守にするときに重宝しています。

チャーハンやカレーもまとめて作っておけるので、忙しいときに便利です。

 

ドルチェのごはんは夕方に二食分作って、その日の夕食と翌日の朝食にしているので、作るのは夜だけ。

ドルチェの健康や楽しみにつながっていれば何よりですが、小さなお皿に盛り付けるまでの、おままごとのような作業は結構楽しいもので、わたしの趣味と気分転換も兼ねているように思います。

 

 

 

 

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春野菜

これはイメージ写真です。届いた野菜は写真を撮り忘れて胃袋へ~
これはイメージ写真です。届いた野菜は写真を撮り忘れて胃袋へ~

食材の宅配を利用しているのですが、半月ほど前、日本の在来種の葉野菜があったので注文してみました。

 

何が届くかは当日のお楽しみで、2ヶ所の生産地から届いたものは、石岡たかなと、山形の茎立菜でした。

 

石岡たかなはさっと茹でてから油揚げと炒め物に。

 

山形の茎立菜は、雪国の春を告げる菜っ葉だそうです。

置賜地方に伝わる茎立菜のふすべ漬けという郷土料理の作り方が紹介されていたので、真似て作ってみました。

 

どちらも心地よい苦みがあって、美味しかったです。

 

そういえば、最近の野菜は本当に甘くて食べやすくなりましたね。

 

私が子供の頃は、野菜は人参もピーマンもトマトほうれん草も、もっと土っぽくて、クセがあって食べにくいものでした。

苦みが苦手ではなかった私は、「ゆかりちゃんはピーマンの塩炒めを食べられるんだね。えらいね!」と周囲の大人が褒めてくれて、それがちょっと自慢でした。

 

最近は葉野菜もえぐみを感じることは少なくなりましたが、本来春先は、冬の間にたまった余分な毒素をデトックスできるように、春野菜はえぐみを持っているのが自然の形なのですよね。

 

タラの芽、ふきのとう、菜の花、たけのこ……

春の野菜はどれも独特のえぐみがあるものばかりで、本当に自然のサイクルはよくできているのですね。

 

今夜は、玄米たけのこご飯と春キャベツの味噌汁と、新タマネギのマリネの献立です。

今日も春の旬をいただきます。

 

 

 

 

 

 

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自分の感性で

コロッケです(笑)

 

仕事中に小腹がすいたので、財布を片手にお向かいのパン屋さんのお総菜コーナーへ。

 

トレーにコロッケを載せてレジに持っていくと、店員さんが声をかけてくれました。

 

「今、揚げているので、そちらにしますか?」

「はい、お願いします♪」

 

まあ、なんて嬉しいお気遣い!

 

「ちょっとお待ちいただいてもいいですか?」

 

そう言って店員さんはレジから揚げ場の様子を窺うことしばし。

そして紙袋を片手に奥へ行き、揚げたてのコロッケを入れて来てくれました。

 

「お待たせしました」

「嬉しいです。すぐにいただきます。ありがとう」

 

そんな言葉を交わし、店を出ました。

 

 

 

最近、男女問わず若い人たちの心配りや、若い店員さんの気持ちの良いサービスに接することがとても多いのです。

ちょっと思い巡らすだけでも色々な顔や情景が浮かんできます。

 

「こうした方が相手が喜ぶのでは?」

 

「あっ、今これを必要としているのでは?」

 

自分の感性で相手を観察して、気づいたことや感じたことを言葉や行動にする。

どれも大袈裟なことではないのだけれど、マニュアルで決められた範疇のちょっと先にあることです。

 

決められたことではないからこそ、その人の感性や優しさに触れることができて、こちらも心が動かされるのかもしれません。

 

いつの時代も「今の若者は……」なんて言葉を耳にしますが、私が若い頃は彼らみたいな気配りはできてなかったなぁ。

 

 

 

街角での、一期一会。

 

誰かがくれた優しいエネルギーは、本人は忘れているかもしれないけれど、受け取った人の心に温かいエネルギーを注ぎ続けてくれるものですね。

 

熱々のコロッケを頬張りながら、ふとそんなことを考えていた春の日の午後。

心もお腹も幸せに満たされました。

 

 

 

 

 

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ヴィーガンカフェ

野菜も味が濃くて美味しい。白いのは、酸っぱい絹ごし豆腐……???
野菜も味が濃くて美味しい。白いのは、酸っぱい絹ごし豆腐……???

前回アップしました「乳がんの定期検査」の投稿にはたくさんの方に読んでいただきましてありがとうございました。

今後も少しずつ経過をアップしていきます。

 

さて、少し時間が経ってしまいましたが、6回目の定期検査を終え新宿まで戻ったらお腹がすいてきたので、「アインソフ・ジャーニー」でランチをとることにしました。

 

ここはヴィーガン対応のカフェレストランで、食事も美味しく内装も洒落ているので、いつも様々な年代のお客さんで賑わっています。

 

ここへ行くのは今年二度目でしたが、グルテンフリーパスタが新たにメニューに仲間入りしていました。

 

ちょっと心ひかれましたが、「今日はグリーンカレー」と店に着く前から決めていたので、パスタはまた次回に。

 

サラダと前菜が一品ついた玄米ご飯とほうれん草のグリーンカレー。

そうそう! これが食べたかったのです(笑)

 

アインソフの玄米はパラリと炊き上げているので、結構硬めです。

よくよく噛んで……

 

 

 

食後のミルクティー。ミルクもソイミルクなのが嬉しい。
食後のミルクティー。ミルクもソイミルクなのが嬉しい。

噛むと言えば、消化活動は、口の中に食物が入った瞬間から腸や膵臓などの消化器官と連動して始まるのだと、以前セミナーで習いました。

 

口の中に食物が入ると、どんな食物かが分析され、それに合った分解酵素を出す準備を体は始める。しかしあまり噛まずに飲み込むと、分析時間が足りなくて適切な分泌ができず、結果的に消化器に負担がかかることになるのだそうです。

私たちの体は知らない所でとても高度な仕事をしているのですね。

 

そんなことをふと思い出しながら、食後は暖かい紅茶をいただきました。普通に豆乳を付けてくれのも嬉しいサービスです。

 

このお店のは新宿御苑のすぐ近くなので、時間がある時はゆっくり苑内を散歩することもあります。

 

ヴェジカフェが少ない新宿ですが、ここはおススメの一軒です。

 

 

 

 

 

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旅立ち

友人の愛犬が旅立ちました。

 

19歳と1ヵ月を超える生涯。

犬と暮らす誰もが目標とするような長生きの男の子でした。

 

食べる事が大好きで、歩行が不自由になった後も旺盛な食欲を見せていたそうですが、旅立ちの10日ほど前から食欲が落ちていったそうです。

 

飼い主さんはその日、仕事に出ていて昼休みに一時帰宅をした時に最期の時を迎えたそうで、彼女を待っていたかのように腕の中から旅立って行ったそうです。

 

 

お出かけが大好きで、一緒にいろんなところに行っていたふたり。

歩けなくなってからも、カートで出掛けて一緒に過ごす時間を大切にしていました。

 

旅立ちのひと月半ほど前に、その彼に会う機会がありました。

元気にジャーキーを食べる姿を見せてくれましたが、ふたりの間には言葉を超えたコミュニケーションが確かにあり、互いが慈しみ合っているかのような様子は、愛にあふれた美しいものでした。

 

 

「悔いがないお世話ができました」

 

そう旅立ちのご連絡をいただきました。

 

最後まで自分の意志を持ち、今生の肉体から離れる時期を悟り、準備をして旅立って行く。

彼のその姿勢に神々しささえ感じ、命に種の違いや大小がないことを改めて教わりました。

 

最期の瞬間までカッコよく生き切った彼と、その日を覚悟しながら無理な延命はせず、そのタイミングを彼に任せて、できるサポートをしてきた飼い主さん。

見送りを終え、肉体を離れてはいるけれど、ふたりはなお共に「いま」を生きているように感じます。

 

愛犬家にとってふたりは目標であり希望であり、彼らを知っている誰もが、ふたりの友人であることを誇りに思っているでしょう。

おふたりにはお悔みではなく、心からの感謝と敬意を送りたいです。

 

 

 

 

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がん、治った人たち

東京は日中、春のような暖かさでした。

 

急ぎの仕事もなかったので、散歩がてら久しぶりにドルチェと吉祥寺のスタバへ行きました。

テラス席は多くの人で賑わっていて、皆さん考えることは同じですね。

 

寒い日が続いていたので、心も体も縮こまっていましたが、今日の気温はまるで春がやってきたようで、厳しい状況の先には必ず喜ばしいことがやってくるのだなぁと、ふと思いました。

そう思ったのも、昨日参加したイベントのせいかもしれません。

 

昨日は、「がん治っちゃったよ、全員集合!」という催しに行っていました。

これは、メッセンジャーという雑誌を発行している杉浦貴之さんとお仲間が主催している、がんサバイバーのイベントで、今回で10回目で東京(関東)では初の開催でした。

 

北は北海道から、南は長崎まで、会場には400人近い人が集まっていて、その多くが辛く厳しい時期を乗り越えたがんサバイバーたちです。

 

 

 

 

このイベントは出演者のひとり、寺山心一翁さんとのご縁からつながったものですが、寺山さんご自身も腎臓がんの末期で余命いくばくもない状態から、自ら病院を出て自宅に戻り、誰にも教わらずにご自分の感覚で治癒に必要なことを手繰り寄せ、結果的にがんを克服し、以来30年以上再発せずに元気に過ごされています。

 

他にも多くのサバイバーから奇跡と称されるような話を聞くことができましたが、それは決して奇跡ではなく、がんもその他の病気も、治る力は己の中にあるのだと改めて思いました。

 

がんは進行すれば「死」がイメージされ、治療法も悪いものを取り除くか叩く「手術・放射線・抗がん剤」が標準になっています。

もちろんそれで治る人もいるので否定するわけではないのですが、病気の成り立ちを考えた場合、根本的な解決になっているのかと考えると、やはり疑問が残ります。

 

出演者のひとりで、がんの統合医療をご自身のクリニックで行っている消化器外科の船戸医師が、こう言っていました。

 

 

2人に1人ががんになると言われているがそれは間違い。

2人に2人。100人いれば100人ががんになっている(がん細胞は日々発生している)。

 

しかし人は本来治るようになっている。

それは自然治癒力があるから。

病気(がん)になるのはそれを邪魔するから。

 

その「邪魔」しているものは、食事に問題がある人もあれば、何らかの生活習慣かもしれないし、心の在り方かもしれない。

問題は人それぞれ異なるが、何かしら生き方を変える必要があることを病気が知らせている。

それに気づき、本来あるべき生き方に向かえば、治る力=自然治癒力により病気は姿を消していく。

 

 

「治る力は己の中にある」ことを知り、それを実現させる人たちが増える時代に、これからはなっていくでしょう。

このようなイベントの機会が増えて、このことが多くの人に届いてほしいですし、いつか伝える側になれたらと思った一日でした。

 

 

 

 

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回転性めまい

二日前のことです。

 

夜中に寝返りを打った時にめまいを感じました。

それから動くたびにクラクラしたり、天井がグルグル回ったり。

めまいは吐き気を伴い、じっとしていると症状は治まるのですが、上体を起こすとまたクラクラ、フワフワ……

 

結局その日は昼過ぎまで起き上がれず、ようやく起きて身支度をして、地元の耳鼻科を受診したら、

 

「良性発作性頭位めまい症」

 

と診断を受けました。

 

良性と付くように深刻な病気ではないのですが、頭を動かすと症状がでるので、顔を洗うのもひと苦労。

歯を磨くその振動でさえ、めまいと吐き気を催すのです。

 

症状を引き起こすメカニズムはシンプルで、耳の中の平衡感覚に関係する構造に耳石というものがあり、それが本来いるべき場所から三半規管に入り込んでしまうと、脳に誤った感覚情報が伝わってしまうということだそうです。

 

つまり体はまっすぐなのに、脳への情報は「前傾している」とか「横を向いている」など。

これは車酔いのメカニズムと同じらしく、本当にその気持ちの悪さは車酔いそのものです。

 

耳鼻科では症状を抑える薬を処方されたのですが、対処療法だそうで、自然に症状が治まるには2~3ヶ月ほどかかることが多いと説明を受けました。

 

 

冗談ではなく、何をしてもこのクマのような状態なので、何とかならないものかとネットで調べてみると、「Epley法(エプレイ法、エプリー法)」という、石を三半規管から移動させるやり方の動画を見つけたので試してみました。

 

石が道に迷いこんだのなら、その道を戻ればよいという理屈で、やっている間はすごーく辛いのですが、2回繰り返したらめまいが少し改善し、歯磨きしても気持ち悪くならないくらいまでに回復しました。

 

症状はまだ観察が必要ですが、耳鼻科のドクターが診察の時に面白い話をしてくれました。

 

この「良性発作性頭位めまい症」という病名が付けられた時は原因が耳石であることはわかっていなくて、良性で発作性の回転性めまいなので、そう名付けられたのだそうです。

その後、原因がわかったので、いまは「耳石症」などとも呼ばれているそうですが、

病名を変えてしまうと過去の文献との整合性がとれずに混乱するので、最初の名前のままにしているそうです。

 

へぇ~、病名にもいろいろと事情があるのですね。

 

そんな雑学に相変わらず関心しがちですが(笑)、今回のことで耳の構造とバランス感覚のことを少し知り、本当に生き物の体は精巧で神秘的で、それを知らなくても自分の体ってきちんと動いてくれているのだなぁと、つくづく思いました。

 

耳石、ご用心です。

 

 

 

 

【 後日談 】

Epley法でひどいめまいと吐き気は改善したものの、夜中寝返りのたびに目が覚めたり、日中も症状が残っていたので、後日信頼するボディートーク施術士にセッションをしてもらいました。

 

すると翌日にはめまいはスッキリ改善!

発症時の辛さを「10」とすると、Epley法で「10→4」に、その後ボディートークで「4→0.5」まで回復しました。

残り0.5は、時々「あれっ? ふらつくかな??」という感覚がわずかに残っているので、あとは治癒力にゆだねて様子をみようと思います。

 

セッションで明らかになったことなのですが、耳石の問題は私の意識から来ていました。

「やはり……」という感じですが、人間の意識がいかに体の症状に反映しているかがわかる、とても面白い症例です。

 

後日ブログにアップしたいと思います。

 

 

 

 

 

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迎春

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

年明けいかがお過ごしでしょうか。

東京はあたたかいお正月となり、わんちゃんがお散歩する姿もよく見かけました。

 

わが家の新年は、近所に住む兄夫婦&甥姪たちと総勢8名でお正月のテーブルを囲むのが恒例になっています。

といってもお節料理は年々簡素になり、今では基本の数品を用意する程度で、今年のメインディッシュはついにコロッケとなりました。

煮物などが子どもたちにはあまり受けが良くないというのもあるのですが、母が作るコロッケが彼らの大好物で、晴れて今年のお正月の主役を飾ることになりました。

 

新春、成長した甥姪たちとの会話を楽しんだあとは読書三昧の静かなお正月となりなりました。

  

 

この休みに読みたかったのが、積読状態だった「アウト・オン・ア・リム(シャーリー・マクレーン著)」です。

30年前、輪廻転生や精霊、前世やカルマなど、アメリカの大女優が自身のキャリアを揺るがすやも知れぬ内容を綴ったこの本は、出版後すぐに世界中で大反響を巻き起こしたそうです。

 

日本では山川紘矢、亜希子夫妻の翻訳で出版されています。

今では精神世界の翻訳の第一人者となっている山川夫妻がはじめて手掛けた作品で、シャーリーと同様、山川夫妻にとっても人生の転機となった一冊です。

 

本書の中で「あなたは輪廻転生を信じる?」というやりとりが何度も出てきて、これはストーリーの鍵にもなっているのですが、輪廻転生という概念が、30年前のアメリカでどれだけ物議をかもしたかがこの会話から窺われます。

 

しかしもし私が30年前に読んでいたとして、そのような衝撃を受けただろうかと疑問に思いました。

むしろ、輪廻転生などのタブーを口にする意識や、議論する場面が不自然に目立ってしまい、逆に自分が東洋思想の中で育っているのだという背景的な違いを強く認識させられました。

これらを信じるか否かということではなく、仏教の教えや八百万の神、万物に神(霊)が宿るという思想が日本人に独特の宗教観をもたらしているのだということを、この本を読んで改めて気づかされたように思います。

 

シャーリーはこの続編「ダンシング・イン・ザ・ライト」も書いているので、そちらもぜひ読みたいと思います。

 

山川夫妻の翻訳する本もまた本質的な内容に触れたものばかりで、多くの気づきが得られます。

精神世界の本を読んだことがない人にとっては、難しそうに感じたり、中には怪しげに思う人もいるかもしれませんが決してそんなことはなく、「自分の人生って?」「真実の世界とは?」といったことに少しでも興味があれば、抵抗なく手にすることができるでしょう。

私は「聖なる予言」がきっかけとなり、「アルケミスト」「星の巡礼」と読み進めていきましたが、どれも物語自体が面白くて一気に読んでしまいました。

 

本は一冊読み終えると、そこから興味が広がって読みたい本がどんどん増えてしまいます。

今年は仕事関係の本に偏らずに、その時々ピンときたものを読んでいきたいと思っていますが、積読状態の本もまだまだあるので、その山を低くするのも今年の目標のひとつです。

 

 

 

 

 

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年の瀬

師走は時間が経つのが本当に早いですね。

今年もあとわずかとなりました。

 

この一年は皆さまにとってどんな年でしたか?

 

素晴らしい一年だったと言える人も、やり残したことがあると振り返っている人も、すでに気持ちは新しい年に行っている人も、様々な気持ちで年の瀬を迎えていることと思います。

 

わたしにとって2016年という年は、生涯忘れることのできない、劇的な一年となりました。

 

詳しくはいずれまたお話したいと思いますが、人生が変わるとはこういうことなのかというような重く貴重な経験をし、それにより価値観もガラリと変わったように思います。

 

わたしたちは誰でも、喜びに満ちた、幸せで心安らいだ日々を過ごしたいと望むものですが、時には争いに巻き込まれたり、信じていたものに裏切られたり、失敗や後悔を味わったり、大切なものを失ったり、心身を病んだりします。

 

そんなことは起きないに越したことがないように思いますが、この二元性の世界では、闇を見ることで光を知り、悲しみを味わうことで慈愛を学び、そしてその学びを通してわたしたちは成長するのでしょう。

 

 

・・・(略)

最後に振り返ると、あなたにもわかるはず

結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです

あなたと他の人の間のことであったことは一度もなかったのです

 

 

これはマザーの有名な言葉ですが(全文は下記に)、わたしは何かあるといつもこの言葉を繰り返し、なぜその出来事が起きたのか、自分は何を問われているのかを考えるようにしています。

 

そして過ぎると、自分に起きた出来事や周囲との間に生じた事は、結局は自分の内面の葛藤や偏った考えの表れでしかないと気づかされます。

 

 

 

この一年はこのマザーの言葉をいつも以上に意識した年でもありました。

そして、やはり過ぎれば、すべては良きことのために起きているのだと感じます。

 

 

2016年も終わりに近づいていますが、この一年の学びに心から感謝しつつ、新たな年を迎えたいと思います。

来年はまた新しいことにチャレンジするつもりです。

健康に関する事、共に暮らす動物に関する事なども、より有益な情報をお届けしたいと思います。

 

今年一年、どうもありがとうございました。

皆さまに良き年が訪れますことを願っております。

 

 

 

 

 

 

あなたの中の最良のものを
Give the world the best you have

 

人は不合理、非論理、利己的です

気にすることなく、人を愛しなさい

 

あなたが善を行うと

利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう

気にすることなく、善を行いなさい

 

目的を達しようとするとき

邪魔立てする人に出会うでしょう

気にすることなく、やり遂げなさい

 

善い行いをしても

おそらく次の日には忘れられるでしょう

気にすることなく、し続けなさい

 

あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう

気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい

 

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう

気にすることなく、作り続けなさい

 

助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう

気にすることなく、助け続けなさい

 

あなたの中の最良のものを、この世界に与えなさい

たとえそれが十分でなくても

気にすることなく、最良のものをこの世界に与え続けなさい

 

最後に振り返ると、あなたにもわかるはず

結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです

あなたと他の人の間のことであったことは一度もなかったのです

 

マザー・テレサ

 

 

 

 

 

 

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ホールオペラ

先日、今年初のホールオペラを観に行きました。

 

オペラというとなんとなく難しそうだし、お値段も高いし、とかく敷居の高い印象がありますが、ホールオペラはチケットも通常のオペラに比べると随分と身近な価格で楽しむことができますし、最近は上演の機会もずいぶん増えてきました。

 

ホールオペラと普通のオペラとの違いですが、通常は幕ごとに大掛かりな舞台セットが置かれ、出演するメインの歌手はもちろん、コーラス陣も手の込んだ衣装で登場します。

また演奏家たちは舞台手前の低い位置(オーケストラピット)で演奏します。

 

一方、ホールオペラは舞台の上にオーケストラが構え、舞台セットはオーケストラの手前の小さなスペースでテーブルやいすなどの小道具が使われる程度。

歌手はそこで演技したり、時にはオーケストラのまわりや客席の通路など、自由に動いて演技することもあります。

 

歌手の衣装も、舞台衣装で登場することもあれば、ガラコンサートのような正装の場合もあり、こちらも公演によりまちまちです。

 

このように、大掛かりな舞台装置やそれに伴うスタッフの人件費、衣装経費等がかからない分、チケットはかなりお安くなります。

 

しかし、演奏や歌、物語の展開は通常と全く同じですし、舞台セットや衣装がない分、視覚的な情報が少なくなるので、観客の想像力の中で物語が進行する部分もあり、オペラを観慣れた人にとっては違った楽しみ方ができるのもホールオペラの魅力のひとつです。

 

今回の演目はモーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」でした。

Così fan tutte :コシ・ファン・トゥッテと表記されることも)

 

女性の心変わりを描いた物語で、主な登場人物が6名と少ない点もホールオペラ向きの作品と言えます。

 

しかし、モーツァルトの作品でよく上演される「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「魔笛」と比べると、物語のスケール感や華やかさがやや控えめな印象は否めないかもしれません。

また、幕も90分が2幕の構成で、はじめてのオペラ鑑賞にお勧め……、とは言いがたいのですが、二重奏などのアンサンブルが占める割合が多く、とても美しい作品です。

 

この作品はDVDでしか観たことがなかったので、ぜひ一度ホールで鑑賞したいと思っていました。

先にも書きましたが、視覚的な情報が少ない分、歌手の歌唱力や表現力がストレートに伝わって来るので、想像の映像を膨らませながら観ていました。

 

余談ですがこの作品。最初はサリエリに依頼が来ていたそうです。

サリエリが作曲したらどんな作品になっていたのか、ちょっと観てみたい気もします。

 

今回は久しぶりの生オペラでしたが、やはり劇場で楽しむ音楽はいいな、としみじみ思いました。

また次の機会が今から楽しみです。

 

 

 

 

 

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11歳になりました

ドルチェが11月14日で11歳になりました。

 

ドルチェ、お誕生日おめでとう♪

 

昨年の誕生日はわたしが出張で一緒に過ごすことが出来なかったのですが、今年はのんびりすることができました。

 

といってもいつも散歩に行く公園のベンチで一緒に日向ぼっこをしただけで、特別なイベントはありませんでしたが、やはり誕生日はいままでの色々なことを思い出すものです。

 

ちょっと体調を崩しやすくなったり、いままで飛び乗っていた椅子に上がれなくなったりと、少しずつ変化をしていますが、まだまだ11歳。

そして食欲は1歳当時と変わりありません!

これって大事ですよね。

 

晩ごはんはおばあちゃんがステーキを焼いてくれました。

国産牛らしいです。

おばあちゃん、奮発しました(笑)

 

これからは無理をせず、でも用心しすぎず、日々の変化に今まで以上に気を配りながら新しい体験も楽しんで、共に毎日をすごしていきたいです。

 

 

 

 

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サイトリニューアルのお知らせ

いつもホームページをご覧いただきましてありがとうございます。

この度、AROMA ENSEMBLEのホームページをリニューアルし、サイト名を「Trifolium(トリフォリウム)」と新たにいたしました。

 

 

新しいサイト名のトリフォリウムは、三つ葉のクローバーの学名(属名:trifolium)から名付けました。

trifoliumはラテン語「tres(三)」と「folium(葉)」に由来し、「Body, Mind, Spirit」の三位一体を表しています。

皆さまが「Body, Mind, Spirit」の調和をはかり、負担になっている心の荷物は手放して、本来のご自分らしい生き方に出会うお手伝いをしていきたいという思いから、この名前を選びました。

 

これからも、ひととペットのこころとからだのバランスサポートをさせていただけましたら幸いです。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

【お願い】

旧URLと旧メールアドレスは、2017年3月で閉じさせていただきます。

お手数をおかけいたしますが、ブックマーク等の変更をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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安心おやつ

 

ドルチェのおやつにジャーキーを作りました。

 

作り方は簡単で、低温のオーブンで焦がさないように加熱しながら水分を飛ばすだけ。

専用の器具を使った本格的な作り方もあるようですが、わたしはこの手抜きバージョンがお手軽で気に入っています。

出来上がった頃には肉の余分な脂も適度に抜けるので、シニアのわんこにもオススメですし、冷蔵庫(または冷凍庫)で保存すれば日持ちもよくて便利です。

 

今回は生姜焼き用の豚肉で作りました。

スライスの厚さがちょうどよく、いい感じに仕上がります。

 

写真の手前で丸まっているのは脂身の部分で、こちらはあらかじめ赤身から切り離しておき、別途鍋で加熱します。

焦げやすいのでごくごく弱火で。

やがて鍋の中は揚げ物が出来そうなほどの脂のプールになりますので、脂分が抜けてカリカリになったらキッチンペーパーにとって冷まします。

 

 

わが家では赤身の方を「ジャーキー」、脂身の方を「あぶらせんべい」と呼んでいます。

どちらも食いつきがよく、ドルチェの目の色が変わります。

 

肉は牛でもラムでもお好きなものでOK。

家で作れば素材がわかって安心です。

 

ドルチェも来週には11歳になります。

安心できるごはんやおやつで、元気にゆっくり齢を重ねていってほしいです。

 

 

 

 

 

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ゼラニウム

アロマテラピーでも人気のゼラニウムですが、今日はアロマではなく植物としてのお話です。

 

セッションルームの緑化計画の一環で、先週ゼラニウムを窓辺に植えました。

 

おまかせで12鉢ほど頼んでおいたのですが、赤、白、ピンク、濃いめのピンクなど、色とりどりの花と、葉の鮮やかな緑が部屋から見えてとてもきれいです。

 

 

 

 

 

ヨーロッパの家々の窓辺でよく見かけるゼラニウムですが、虫よけ効果があるからだと言われていますね。

 

実際に草花の中では虫が付きにくいそうで、ガーデニング初心者のわたしでも育てやすいからと、勧めてもらいました。

 

アロマテラピーでも(協会により作用についての見方は様々ですが)、虫よけにゼラニウム精油を使う方は多いです。

 

ところが……

 

 

⇩⇩閲覧注意⇩⇩

注:虫の写真で気絶しちゃうくらい虫が苦手な方は見ないでください!!

 

 

 

あれっ?

さっそくお客様が……

 

朝、培養土の上をヒョコヒョコ這っているのを見かけたのですが、虫がつきにくいはずだから、たまたま通りかかっただけよね~、なんて甘いことを考えていたら、午後、花陰でくつろぐ姿を発見。

 

「やがては美しい蝶になるのかしら? 縁起がいいわ」と喜んでみたものの、いちおう花の専門家にお尋ねしたら、お引越ししていただくようにと……

 

あらぁ、残念。

蛹になって蝶になるところを見られるかしらとのんきに思っていたのですが、アブラムシなどのいかにも害虫でなくてもダメなのですね。

まぁ、蛾になっていたかもしれませんけど。

 

 

 

 

栽培初心者のわたし。

 

植物たちの様子を見て、枯らさないように、元気に育つように、毎日の手入れをするのはちょっと気が引きしまりますが、そんなルーティーンが実は随分と癒しになっていることに最近気が付きました。

 

動物も植物も、生き物ってやっぱりすごい!

 

ゼラニウムはバイカラーや八重咲など、いろんな種類があるようなので、わたしの腕がもう少し上がったら、新たな仲間も増やしたいと思ってます。

 

 

 

 

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ポトス

 

10月になりましたね。

今年もあと3ヶ月なんて、ちょっとびっくりします。

 

先月から解剖生理学のセミナーの受講が始まり、今日はその2回目でした。

細胞や組織、遺伝の話など、難しいながらもとても興味深く、一日があっという間でした。

 

今月は他にも生物や人体構造の講座がスタートするので忙しくなりそうですが、学んだことをセッションに生かせると思うと、新たなチャレンジも楽しいものです。

 

 

 

チャレンジといえばもうひとつ。

 

植物を育てるのが苦手なわたしですが、セッションルームの更なる緑化計画にチャレンジしています。

 

そこで、いつもお世話になっている花カフェ✿ニジョックの店長に、「手入れが簡単で、セッションルームに合う初心者向きのもの」という条件でセレクトをお願いしていました。

 

そして先月、セッションルームの一員となったのが、このサンセベリアです。

 

リクエスト通りお世話は簡単で、コップ1杯の水を週に1回でOKとのこと。

忘れないように毎週水曜日を水やりの日にしました。

 

マイナスイオンが出るそうですが、部屋の雰囲気が変わって、いい感じです。

 

サンセベリアに慣れたら、次なる緑化計画として店長のアドバイスもあり、ウェルカム象コーナーにポトスを、と考えていたら……

 

  

 

なんと! 

お誕生日のお祝いにいただいてしまいました!

 

こちらもお見立てはニジョックの店長ですが、贈ってくださったのは、2年前にご縁があって、以来親しくさせていただいている、メディカルアロマのお仲間の薫子さん。

今月30日に開催されるハロウィンイベントの主宰者でもあります。

 

ふたつの観葉植物が増えて、セッションルームがさらにいい雰囲気になりました。

 

こちらは水やりが週に2回&葉に霧吹きだそうです。

みなさんのおかげで、栽培音痴のわたしも徐々に成長しています。

 

本当にありがたく嬉しいサプライズ☆

株分けできる日を目指して大事に育てていきます。

 

 

 

 

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ゆで卵

 

卵料理。

 

オムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼き、厚焼き玉子、ゆで卵、温泉卵、ポーチドエッグ、etc.

 

最近はちょっと控えめにしている卵ですが、実は昔から大好きで、旅先のホテルの朝食バイキングで様々な卵料理が並んでいると、スクランブルエッグも食べたいし、目の前で作ってくれるオムレツも美味しそうだし、ポーチドエッグもトーストにのせて食べたいな、などとあれこれ手を延ばしたくなりますが、一番好きなのはゆで卵で、黄身が温まる程度に短時間ボイルしてスプーンですくって食べるか、白身は火が通り、黄身は流れないくらいの半熟卵が好みです。

 

ゆで加減は「水から茹でて沸騰したら〇〇分」と子どもの頃に教わりましたが、他の事をやりながらだと時間をはかるタイミングを逃すことが多く、半熟に仕上げるつもりが完熟になったり、サンドイッチ用に完熟にするつもりが茹ですぎて黄身のまわりが黒ずんでしまったりと、案外満足に仕上がることが少ないものです。

 

そこで、海外に出かけたときにゆで卵用の器具を買って帰ったり、情報を収集したりして試した結果たどり着いた究極の茹で方が(大袈裟ですね)、下のふたつの方法です。

 

 

これは10年ほど前に料理上手な友人から教わった方法です。

 

卵の丸い方に安全ピンで穴をあけたら、沸騰した湯にお玉で静かに入れて、タイマーをセットするだけ。

ゆで時間は卵の大きさと黄身のゆで加減と卵の大きさにもよりますが、6~8分を目安に好みで調整します。

 

ポイントは、卵の尖ったほうではなく、空気が入った気室がある「丸い方」に穴をあけること。

あとはタイマーが知らせてくれるまで別の事ができますし、最初の1~2分、ちょっと転がしてあげると黄身が真ん中にきてくれます。

 

もうひとつ気に入っている方法は、写真のように卵を立てて台ごと鍋に入れ、水を2センチほど入れて火にかけ、しっかり蓋をして蒸気で蒸しあげるやり方です。

水が少量なのですぐに沸騰して、こちらも時間管理が楽で失敗がありません。

 

この方法で黄身を真ん中にするために大事なのが、冷蔵庫で保管していた向き(上下)とは逆向きにして鍋に入れることです。

冷蔵庫内で黄身は重みで下の方に沈んでいるので、逆にすると鍋の中でゆっくり落ちてくることになりますが、その途中で火が通って黄身の位置がうまい具合に真ん中に固定される、というわけです。

 

この方法を知った時は感動で目からウロコ!!

しばらくゆで卵の朝食が続きました(笑)

 

ちなみに卵の台は、杯を利用したり、アルミホイルで輪っか状のものを作って固定させてもOKです。

 

たかがゆで卵ですが、シンプルなだけに好みの仕上がりになった時には嬉しいものです。

どちらの方法も楽に上手にできて楽しいです(*^^*)

 

 

 

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歌劇カルメン

METライブビューイングHPより
METライブビューイングHPより

 

 

久しぶりにオペラ「カルメン」を見ました。

今回は劇場で上演される生のオペラではなく、METライブビューイング(のアンコール上映)です。

 

METライブビューイングというのは、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で上演されるオペラが収録・編集され、本公演の翌月には海外へ配信されて映画館などで上映されるというもので、日本にいながらニューヨークの公演をライブ感覚で楽しむことができます。

 

映像ならではの出演者の細かな表情や手の込んだ衣装、舞台装置などがよく見えるのも面白く、また、幕間に舞台の袖で行われる出演者や指揮者への臨場感あふれるインタビューや、舞台セットを入れ替える様子が収められているのも魅力のひとつです。

 

 

メトロポリタン歌劇場
メトロポリタン歌劇場

カルメンはスペインのセヴィリアを舞台に、自由奔放で魅惑的なジプシーの女"カルメン"と、彼女に魅せられ人生を翻弄される純朴な兵士ドン・ホセの悲しい運命が描かれたオペラです。ビゼーの作品ですが、前奏曲や間奏曲、アリアなど、音楽も大変美しく(有名な曲も多いので)、オペラに馴染みのない人にもお勧めです。

 

わたしはこの作品が大好きで、DVDも何枚か持っているのですが、一番のお気に入りはアグネス・バルツァとホセ・カレーラスが主演の、1987年のメトロポリタン歌劇場でのライブ収録盤です。

 

 

 

アグネス・バルツァとホセ・カレーラス
アグネス・バルツァとホセ・カレーラス

カレーラスは三大テノールのひとりとして有名ですが、バルツァはカルメン歌いとして近年最高のメゾ・ソプラノと言えるでしょう。

このふたり、声質といい演技といい、文句なしのはまり役で、特にバルツァはわたしがカルメンを見るときの基準となっています。

 

しかし、実際に劇場でオペラを見る際はその基準が高いハードルとなってしまい、見ている時は楽しいのですが、後になると、やっぱりバルツァに軍配……となってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

METライブビューイングHPより
METライブビューイングHPより

ところが今回のエリーナ・ガランチャとロベルト・アラーニャは大正解。大変素晴らしかったです。

 

ガランチャのカルメンは若々しくて危険でチャーミング、アラーニャ演じるドン・ホセは、幕が進むほどにその純朴さが際立ち(つまりダメ男すぎてイライラさせられるんですね)、本当に魅力的でどんどん引き込まれる、見ごたえのあるふたりの演技でした。

 

久しぶりに新鮮な気持ちでカルメンを楽しむことができた大満足のMETライブビューイング。

11月から始まる新シーズンも気になる公演が多々あり、こちらもいまから楽しみです。

 

 

 

<おまけ>

エスカミーリョ役のテディ・タフ・ローズは、当初予定されていた歌手の代役ですが、なんと本番の3時間前に出演依頼されたそうです。

そんな話も幕間のインタビューで紹介されましたが、とても魅力的なエスカミーリョでした。

 

また、濃いキャラクター満載の登場人物の中で、唯一ホッとする存在のミカエラを演じるのはバルバラ・フリットリですが、いままで見てきた他の歌手が演じるミカエラとは印象が異なり、ちょっと貫禄さえ感じる役作りでした。

その理由もインタビューで語られていて、なるほどと思いました。

その他、カルメンのジプシー仲間のソプラノ、メゾ・ソプラノや、ホセの上官、コーラスなど、すべて素晴らしくて、さすがメトのオペラです!

 

ちなみにカルメンは、まわりの男を片っ端から魅了して、ドン・ホセの人生をも狂わせてしまうので、オペラの「三大悪女」なんて言われ方もしますが、それは自分の感情に素直に生きただけで、その時々嘘はなく、ただただ心の声に正直だったにすぎないのでしょう。

カルメンの有名なアリア「ハバネラ(恋は野の鳥)」で歌われているように、「あんたが好いてなくても、あたしに好かれたらご用心」なのですね。

 

 

 

バルツァ(左)とガランチャ(右)のハバネラがありましたので、ぜひ。

どちらも素晴らしいです。

 


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久しぶりに

最近グルテンフリーの生活をしている人は少なくないと思いますが、わたしも昨年の冬から、外食以外は玄米中心で、小麦の摂取を控えていました。 

 

もともとパンが大好きなので、日々の食事から小麦をなくす決断をするのは容易ではありませんでしたが、グルテンフリーのメリットをいろんな方面から聞いていたので、体質改善のために試してみることにしました。

 

それから約8ヵ月。

体の反応は嗜好とは異なり、玄米メインの方が調子も良いように感じ、また意外にもパンを控えることにさほどストレスを感じなかったので、以来ほぼ小麦粉フリー生活を送っていました。

 

ところが、季節も関係するのか夏に入ると妙に小麦が恋しくなってしまいました。

 

 

 

 

それならばここは柔軟にと、ルールを守るストレスよりも楽しく食べることを優先して、久しぶりに朝食用のパンを焼きました。

 

粉はお初の栃木県産の強力粉「ゆめかおり」、酵母は粉末のパネトーネマザー、そして捏ねはホームベーカリーが担当します(笑)

 

捏ねまで終わったらホームベーカリーから取り出して、一斤型に収めてオーブンで焼き上げるだけなので、楽チン。

 

釜伸びや生地のキメなど、改良点は多々あるのでしょうけれど、自分用としては充分満足です。

 

 

 

さっそく翌日の朝食に。

ゆめかおりの味わいは、バターも乳製品も不使用の配合のためか、クセがなくあっさりとした印象です。

 

久しぶりのパン作りが楽しくて、それ以来ベーグルを焼いたり、ゴマパンを仕込んだりと、パン作りはこの夏の小さなブームとなっていました。

 

やれやれ、小麦控えめ生活にはいつ戻るのでしょうか。

 

もうじき9月。

季節が変わると体も欲しがるものが変わるので、体の変化や反応を見つつ、食が楽しくなるこれからの季節を楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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ウェルカムエレファント

セッションルームにいらしたお客様が最初に目を留める所に、絵や置物などを置ける小さなスペースがあります。

 

以前その場所にはアロマテラピーのイメージに合わせて植物の絵を飾っていましたが、セッションルームの模様替えを考えていたので、まずは入り口のイメージチェンジから始めることにしました。

 

自分も好きなもので、お客様をお迎えするのにもふさわしいものは何かとあれこれ考え、自宅にいたお気に入りの象たちにセッションルームに引っ越しをしてもらうことにしました。

 

これから玄関でお客様をお迎えするのは2匹の象です。 

 

 

 

 

 

大きい方の象は、アロマポットです。

 

この象をわが家に迎えたのはもう十年以上前ですが、象の表情や姿かたちが好みなだけでなく、上部の水と精油を入れる部分の、緑がかったブルーが大好きで、この色のものを見かけると思わず手に取るほどなので、これと出会った時は本当に嬉しくて小躍りしたのを覚えています。

 

本来の使い方は足元のプレートにキャンドルを置いて本体をかぶせますが、炎の明かりが透かしからゆらゆらと周囲を照らす様子が美しく、見ていてとても癒されます。

 

 

 

 

小さな象は今年わが家にやって来てくれました。

 

4月に穂高養生園を訪れたときに親しくなった方が訪ねてくださった時に、お土産にいただいたものです。

養生園での何気ない会話の中で、わたしが象が好きだと言ったことを覚えてくださっていたのです。

 

この象はインドに旅行に行ったときに買って帰ったものだそうですが、石がとてもやわらかく、持ち帰ったうちのいくつかは割れていたそうで、無事に日本に辿り着いた貴重なひとつを丁寧に緩衝材に包んでお持ちくださいました。

 

 

 

 

この小象、体の中にさらに小さな象がいるのです。

ちょうど目がこちらを向いていますが、全長4.5センチほどの、手のひらにすっぽり収まるミニサイズなので、セッションルームにいらした皆さまが中の小象を見つけたときの反応は、見ているこちらが嬉しくなります。

 

セッションルームの模様替えにはまだ時間がかかりそうですが、この夏から新たに大小2頭の象たちが、ウェルカムエレファントとして皆さまをお迎えしています。

お越しの際は是非目を留めてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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右巻き、左巻き

前回、京都でのことを投稿してから早やひと月。

すっかり時間が経ってしまいましたが、今日は京都番外編です。

 

無鄰菴のきれいに管理された中庭の芝に、とても可愛い花が咲いていました。

螺旋状に花をつけていてとてもチャーミングで、見つけて上機嫌になりました。

 

初めてみる花でしたが、ネジバナ、ネジクサなどと呼ばれる植物だそうです。

その構造がユニークでよくよく観察すると、空に向かって伸びる螺旋が右巻きと左巻きのものがあるのです。

 

亜種の違い? 雌雄に関係?

 

 

調べてみると、右巻きか左巻きかは染色体性の遺伝子によるらしく、中には螺旋状にならない直線型の変異体もあるのだそうです。

学名(属名)の「Spiranthes」が、「speira(螺旋)+ anthos(花)」を意味するギリシャ語に由来しているとのことで、和名のネジバナもその通りですね。

 

螺旋のことを調べていて、ふと、ツルを巻くアサガオはどうなのかしらと、こちらも気になり調べてみると、アサガオは全て右巻きなのだそうです。

同じ植物なのに、いろいろなのですね。 

 

昔からどうでもよいことが気になってしまい、そうなるとそのままにしておけなくて、そんな性分は子どもの頃から変わっていません(笑)

 

 

 

 

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京都観光(2)

写真:龍安寺サイトより

前回に引き続き、京都の町歩きです。

 

日にちが前後しますが京都初日。カンファレンスに合わせて前日入りしていたので、この日は龍安寺まで足を延ばしました。

ここは華やかなスポットではありませんが、京都に来ると訪れたくなる寺院です。

 

龍安寺は石庭で有名ですが、作庭目的や石の意味などには諸説あり、その謎はいまだに明らかになっていないようです。

わたしは星座の説などがお気に入りで、空想の中で自分が地中にもぐって星に見立てた石を見上げるのが面白く、何時間でも見入ってしまいます。

 

龍安寺はこの石庭と、方丈の裏手にある光圀からの寄進とされる蹲(つくばい)が有名ですが、境内の大きな池をぐるりと囲む散歩道も美しく、季節ごとの風景を楽しめます。

 

 

 

普賢菩薩像/伊藤若冲筆(相国寺蔵)
普賢菩薩像/伊藤若冲筆(相国寺蔵)

そして日付は飛んで東京へ帰る日。伊藤若冲展を開催中の相国寺承天閣美術館へ行きました。

 

若冲生誕300年記念ということで東京でも特別展が開催されていましたが、連日長蛇の列とのニュースに諦めていたところ、京都でも展示があると知り、こちらはすいているだろうと期待して向かいました。

 

ホテルから美術館まで歩いて20分。

開館時間の10分前に到着すると、待っているのは3名の先客のみでした。午前10時の京都の気温にすでに汗だくですが、来てよかったです。

 

今回展示の動植彩絵はコロタイプ印刷と呼ばれる世界的にも希少な技術を用いたものだそうですが、作品から伝わる迫力は期待以上で、若冲の天才ぶりがうかがわれました。

 

また、年に一度公開される相国寺蔵の釈迦三尊像が今回展示されていたのは嬉しい驚きでした。特に普賢菩薩像は以前から一度観てみたい作品だったので、思わぬめぐりあわせに感激です。 

 

 

 

 

さてさて、いよいよ東京へ戻りますが、その前に京都駅で旅の締めくくりに生菓子とお抹茶をいただきました。これにて京都観光終了。

 

今回10年ぶりの京都でしたが、公私ともに充実の5日間でした。

 

東京に向かう新幹線の中で早くも次の京都訪問プランを思いめぐらしていましたが、それは町の魅力もさることながら、今回一緒に過ごしたお仲間との楽しい時間があったからこそと、その余韻を味わっていました。

 

 

 

 

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京都観光(1)

 

 

7月2日、3日に京都で開催されたボディートークカンファレンスの終了後、延泊して京都観光を予定していました。

東京組ボディートーカーの皆さんと4名で、楽しみにしていた大人女子の京都修学旅行です。

 

 

まずは朝食をいただきに瓢亭へ。

名物の朝粥です。

 

瓢亭を訪れるのは10年振りでしたが、ひょうたん型の器に盛り付けられた美しいお料理と、葛あんをかけていただく白粥、お店の設えや気持ちのよいサービスに、大満足のスタートとなりました。

 

 

 

朝食の次は瓢亭の隣にある無鄰菴へ。

ここは、目白の椿山荘を作庭したことで知られる山縣有朋の別荘で、水が引き込まれたみごとな庭園を散策することができます。

日本庭園としては小ぢんまりとした敷地に思われますが、傾斜の取り方や植樹、水路など、巧みな設計によって奥行きを感じる見事な作りとなっています。 

 

 

無鄰菴を堪能したあとは青蓮院へ向かいました。

粟田御所とも呼ばれるここは外国人観光客も多く、建物も庭も素晴らしかったです。

 

 

青蓮院にも大満足のわたしたちでしたが、京都の暑さはなかなか厳しく、近くの「茶寮都路里」でちょっとひと休みとなりました。

 

ここは抹茶を使った甘味が人気だそうなので、せっかくですから白玉クリームゼリーあんみつとお抹茶のセットに挑戦。日頃この手のものはあまりいただかないので食べきれるか心配でしたが……

 

余裕で完食です。

甘さが上品で美味しかったです。

 

 

 

休憩が終わって、高台寺へ。

秀吉とねね様のお寺です。

 

午後2時。

このあたりから暑さで観光気分も影を潜め、これ以降ほとんど写真がありません(笑)

 

このあと、掌美術館に立ち寄り、そしてハイアットリージェンシーでまたまたお茶休憩。

充電を終えて二条寺町通りでお店巡りを楽しみ、夕食へ向かいました。

 

朝から一日、日本庭園の数々を堪能して、あたらめて日本文化の素晴らしさに感動しました。

 

夏には夏の良さが、そしてその他の季節にはまた違った美しさがあることでしょう。

季節を変えてまたゆっくりと見て回りたいです。

 

こうして振り返ると、暑さ厳しい盆地の京都を、朝から精力的に観光した大人女子たちですね。

夏の暑さにも負けずに頑張った甲斐あって、楽しく充実した、思い出の修学旅行となりました。

 

 

 

 

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半休日

朝一で定期メンテナンスを無事に終えた「リバ爺」こと、16歳になる日産リバティーに乗って、ドルチェと芦花公園のスタバに来ています。

 

週明けまでに仕上げなければならないレポートがあり、それに必要な本を読みがてらなので、仕事といえば仕事なのですが、ドルチェを連れていると半分休日の気分です。

 

今日は朝から曇り空ですが、実は梅雨の晴れ間の6月は一年の中でも特に好きです。

暑すぎず、そして乾燥が苦手なわたしにはこの湿度が快適なのです。

 

もうじき夏至。

エネルギーが大きく動く時期ですね。

今年後半はどんな出来事や変容が待っているか、楽しみでもありドキドキでもあります。

 

今日はドルチェを膝に抱えてまったりしがちですが、まずはレポートの提出を無事に終えなければ……(笑)

 

 

 

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穂高養生園(4)

毎日お天気に恵まれた養生園滞在。空も高い・・・
毎日お天気に恵まれた養生園滞在。空も高い・・・

 

 

今週は我ながらブログ更新を頑張っています(笑)

 

 

では昨日に引き続き、穂高養生園のお話です。

 

 

「木と人カフェ」を通り過ぎ、さらに山へ入っていくと自然豊かな原生林エリアに出ます。

 

 

原生林エリア
原生林エリア

今回は同宿の方とこの原生林へ。

目的は「水汲み」です。

 

養生園を訪れたのは4月半ば。

冬の間、山に降り積もった雪が春になって解け出る雪解け水は、一年の中でも一番美味しいと聞き、早速飲みに出かけました。

 

山もかなり上まで来ると足場も不安定になり、次回は軽登山靴を持ってこようと思いました。

滑らぬように、足元の岩や木に気を付けながらゆっくり進みます。

 

有明山神社の奥宮の入り口まで来ると急に道も歩きづらくなり、というか道らしい道が見当たらなくなると原生林に到着の様です。

 

途中休み休み、里の家から40~50分程(?)かかったでしょうか。

 

 

 

ようやくきれいな水が汲めるポイントに到着しました。

水汲み用の容器など持ち合わせていませんから、まずは手持ちのマグで雪解け水をいただきました。

 

まろやかでやわらかく、どこにも引っかからずにすっと喉の奥に入っていきます。

からだ中に沁み込むようで本当に美味しく、まさに自然の恵みだと実感しました。

 

十分いただいてから手持ちのペットボトルに入れて、宿に戻りました。

 

 

旅のお供はコンパクトな電気湯沸しとコーヒードリッパー
旅のお供はコンパクトな電気湯沸しとコーヒードリッパー

今回、この写真の道具とコーヒー豆を持参していたので、マグでお湯を沸かし、ペーパーフィルターをセットし、早速コーヒーを淹れました。

思いがけず美味しい水をくむことができたので、荷物に入れようか迷った道具一式ですが、持って来てよかったです。

 

マグカップ1杯分しか取れませんでしたが、養生園でご一緒している女性たちと分けて飲みました。

 

水がいいのでコーヒーもとてもまろやかで美味しく、皆さん一口ずつ味わいながら喜んで飲んでくれました。

雪解け水の美味しさをシェア出来て、わたしにとっても楽しい思い出となりました。

 

 

安曇野の自然に感謝。

 

 

 

 ー穂高養生園(5)へつづくー (たぶん最終回)

 

 

 

 

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穂高養生園(3)

木と人カフェにてひと休み
木と人カフェにてひと休み

 

 

初夏らしい日が増えて、外で過ごすのが気持ちのよい季節となりましたね。

 

ドルチェとよく行くスタバ吉祥寺東急店はテラス席が30席以上あるので犬連れにはありがたいのですが、それでも最近は空席待ちをするほどになりました。

 

 

 

ではでは、穂高養生園の続きです。(前回はこちら)

 

 

カフェのある森エリア
カフェのある森エリア

養生園にはゲスト専用のカフェ、「木と人カフェ」があり、養生園スタッフが美味しいお菓子を作って迎えてくれます。

カフェの2階には広いホールがあり、本を読んだりヨガをしたりと、思い思いに過ごすことができます。

 

里の家からは徒歩20分程の森エリアにあり、舗装道路も整っているので車で行くこともできますが、わたしは山の中を抜けて行く裏道が気に入り、ハイキング気分を楽しみながらカフェと里の家を行き来していました。

 

このあたりはいろいろな野生動物が棲息するエリアでもあるので実際にその姿を見かけたり、痕跡を見ることができます。

クマも棲息しているので歩く時は熊鈴必携です。

 

  

 

一番よく出会ったのはサルで、右の写真は、木と人カフェの前にある陽当たりの良い岩の上で2匹がグルーミングをしていたところを撮ったものです。

ポカポカと気持ちいい場所を良く知っているのですね。

 

サルは森の中だけでなく里の家の周辺にも現れます。

作物被害に悩む農家の話を良く聞きますが、このあたりのサルも山から下りて来ては、食べ物を熱心に口に運んでいました。

 

山道を歩いていると様々な動物の糞も見かけます。

わたしはそれが何の動物のものかはわかりませんが、養生園の方は形状などから、「これは〇〇の糞」などと教えてくれるので、この山の豊かな生態系を想像することができます。

 

 

 

 

 

今回一番感動したのは、ニホンカモシカと出会えたことです。

山道での思いがけぬ至近距離での遭遇でした。

 

ニホンカモシカはウシ科の動物だとスタッフの方から聞いていましたが、ふたつに分かれた蹄から、ウシと同じ偶蹄目の動物であることが見てとれます。

動きもウシのようにゆったりで、実際に山で会ったニホンカモシカも人間の出現に急いで逃げる様子もなく、かなり長い間立ち止まってこちらをじっと見つめていました。

 

立ち去る時も、振り返りざまにこちらを見ながらゆっくり歩いていきましたが、後日調べたら、ニホンカモシカは好奇心が強い生き物だそうで、自分の縄張りに入ってきた人間の様子をうかがっていたのかもしれません。

 

特別天然記念物のニホンカモシカを間近で見られたことに感動し、またいつか会えますようにと心の中で願いながら、後姿を見送りました。

 

 

また養生園を訪れる楽しみが増えました。

 

 

ー穂高養生園(4)へつづくー

 

 

 

 

 

 

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鳥たちの季節

この曲は、バロック時代のフランスの作曲家、クープランの「恋のうぐいす」です。

 

最初にこの曲を聴いたのは、大好きなフルートの時代楽器奏者、有田正広氏のピッコロによる演奏でしたが、うぐいすたちが飛び交う姿が目に浮かぶかのような、生き生きとしたメロディーにすっかり魅了され、以来お気に入りの曲となっています。

 


ブラインド越しにそっと撮影
ブラインド越しにそっと撮影

先日、ふとこの曲が吹きたくなって譜面を入手しようとパソコンで調べていると、ベランダの手すりでカツンッという音がしました。

風で何かが飛んできたのかとその方向に目をやると、一羽のハトが留まっていました。

 

しばらくするとパートナーらしきハトもやってきて、二羽は徐々に近づき、コミュニケーションをとるかのようなしぐさを見せてくれました。

 

シャッターチャンスは逃したのですが、二羽はさらに近づいて顔を寄せ合ったりして、何とも微笑ましい光景に気持ちがほっこりとしました。

 

 

 

地元武蔵関でも微笑ましい光景がみられます。

 

毎年この季節に駅の階段を上り下りしていると、

頭上を小さな黒い影がヒュッと通り過ぎるのに気づきます。

 

ツバメの巣作りの季節です。

 

いつも同じ場所にあるので、古巣を利用しているのかもしれません。

 

駅の構内なんて一見巣作りには向かない場所のようにも思いますが、外敵に狙われやすいツバメにとって、始終人が行き来するこの場所は、人間の往来と夜間の駅のシャッターというふたつのセキュリティーシステムが24時間稼働している、なかなか理想的な場所のようです。

 

彼らも子孫を残すために、ヒナを安全に育てられる場所を賢く選んでいるのですね。

 

 

実はこの場所、駅の階段の壁なので彼らの落し物が通行人の頭にポトリ、となってしまう場所でもあるのです。

そのため、左の写真のような糞除けのボードが巣の真下に設置されています。

 

ツバメの巣は通りがかりのわたしたちにとっては微笑ましいものですが、民家の軒下に作られると家主さんは糞害に悩まされることになり、翌年は駆除対策をすることもあると聞きます。

このボードは武蔵関の駅員さんが作ってくれたのでしょうか。

ツバメと通行人双方への配慮に、またまたほっこりとした気持ちになりました。

 

「ツバメが3回巣をつくる家は縁起がいい」と言われるそうですが、スマホのカメラを向ける人も多く、わたしたちも彼らの存在に癒されているのを感じます。

 

もうじきツバメの子育てがみられるこの季節は、駅を通るのが楽しみになります。

 

 

 

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穂高養生園(2)

初日の夕食のメインディッシュ「新じゃがのコロッケと野菜のグリル」
初日の夕食のメインディッシュ「新じゃがのコロッケと野菜のグリル」

 

 

5月に入りましたね。

 

今日は一日オフだったので、数日分の副菜を作って冷蔵庫へ。

最近のお気に入り、「きくらげの炒め物」と「おからの豆乳マヨネーズあえ」もストックしました。

どちらも養生園で教えてもらったレシピです。

 

では前回に引き続き、今回は養生園の魅力のひとつであるお食事の話を。

 

 

 

春の山菜の天ぷらと玄米の巻きずし、きくらげの炒め物
春の山菜の天ぷらと玄米の巻きずし、きくらげの炒め物

養生園の食事はマクロビオティックをベースにした玄米菜食です。

一汁三菜に香のものが添えられた食事には、菜園や地元農家の新鮮で安全な野菜やがふんだんに使われています

 

また、卵や乳製品が使われていないので、普段は動物性食品を摂らないわたしにもありがたい、ヴィーガン対応の献立です。

 

ヴィーガンメニューは物足りないイメージがあるかもしれませんが、工夫をこらし丁寧に支度された養生園のお食事は、満足感いっぱいでした。

 

 

 

どのお料理も箸をつけるのがもったいないくらいに綺麗で、そして本当に美味しかったです。

 

ホールからはガラス越しにキッチンが見えるのですが、調理担当のスタッフの皆さんが食事の準備や盛り付けをしている様子はとても丁寧で心がこもっていて、お食事を通して元気をいただける理由がよくわかります。

 

食べ物が体を作ると言われますが、それは栄養学的なことだけではないことを、養生園のお食事をいただいてしみじみ感じました。

 

 

 

 

 

夕食には美味しいデザートも用意されています。

 

添えられているハーブは養生園のハーブガーデンで育てられたものです。

そのまま食べられるのですが、スタッフの方のお勧めで、食後にお湯を注いでハーブ湯にして香りを楽しんでみました。

飲むとふわっと優しい香りが広がります。

 

五感をフルに使っていただくお食事は、体の隅々までエネルギーが行きわたるようです。

昨今、出来合いのものを使って手早く済ますことも出来るようになった日々の食事ですが、体と心を養う食の大切さを再発見した養生園のお食事でした。

 

 

ー穂高養生園(3)へつづくー

 

 

 

 

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穂高養生園(1)

養生園の散歩コースから望む北アルプス
養生園の散歩コースから望む北アルプス

 

 

今月中旬、安曇野の穂高養生園へ行ってきました。

 

 

養生園は、自然治癒力を高めることで自らが良くなっていく力を取り戻すためのサポートをしてくれる宿泊施設で、良質の食事と運動プログラムが用意され、中房温泉から源泉を引いた温泉も備わっています。

長期滞在も可能で、訪れる人も保養から病気療養まで目的も様々です。

 

リトリートの先駆けとして30年以上前にオープンしましたが、まだ自然治癒力の大切さがいまほど見直されていない時代にこのような施設を作られるとは、本質を見る目をお持ちだったのでしょう。

 

いまでは日本全国から多くの人が訪れており、わたしが滞在したときも、長野近隣や関東からだけでなく、東北、北陸、近畿、九州などから来ている様々な年代や職業の方にお会いしました。

 

 

 

 

中庭を囲むテラス
中庭を囲むテラス

養生園を知ったのは十数年前のことで、当時ひどく体調を崩して休職中だったわたしに、「こんなところがあるらしいよ」と知り合いから手渡されたパンフレットがきっかけでした。

いまは情報を得るためのツールはインターネットなのでしょうけれど、当時はまだ紙媒体の時代でした。

 

 

手渡されたパンフレットをめくると、自然の中に佇む素朴な施設や周辺の環境、そして玄米菜食の健康的な食事が疲れた心身を癒してくれそうに感じ、すぐに電話で問い合わせをしたのですが、当時はあまりにも気力体力が不十分で予約をして穂高に足を運ぶまでには至らず、それから頭の片隅で気にはなりつつも、すっかり年月が経ってしまいました。

 

 

 

 

ある日の朝食
ある日の朝食

今回背中を押したのは、昨年から自分自身の身体を見直すために、食生活やメンテナンス法を変えたことと、その頃偶然にも何人かの方から、養生園に行ったという話を聞いたためでした。

 

「きっとタイミングなのね」

 

そう思うといてもたってもいられず、すぐに訪れようと思ったのですが、養生園は冬季は閉山のため、4月中旬の再開を待っての訪問となりました。

 

 

ー穂高養生園(2)へつづくー

 

 

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週末ブランチ

バゲット付きのキヌアデトックスサラダ
バゲット付きのキヌアデトックスサラダ

 

東京も開花宣言がでて、今週は見ごろを迎えそうですね。

 

今週末、友人とブランチをしましょうということになり、芝公園のル・パン・コティディアンに行きました。

 

このお店は朝7時からオープンしているのですが、わたしが到着した11時ちょっと前には朝食に訪れている人たちで既に満席で、ウェイティングリストに書かれた数組分の名前からこのお店の人気ぶりがうかがえました。

 

 

ここはカフェレストラン併設のパン屋さんで、パンの他にもジャムやワイン、チョコレートや焼き菓子なども売られています。

ショップもカフェも有機栽培の食材を使用していてヴィーガンメニューもあります

 

お料理は食材の良さを生かしたシンプルな調理が中心で、仲間とワインを楽しみながらシェアできるプレートなどもあり、早くも次回は夕方に来てワインでも……、などとひとり想像していました。

  

この日はバゲット付きのキヌアデトックスサラダとコーヒーを注文しましたが、色鮮やかなサラダはフレッシュで風味も歯ごたえもあり、一皿で十分満足なボリュームでした。

 

 

テーブルではショップで売られているパンを購入して食べることもできます。

 

カフェのホール中央にはオリーブオイルと一緒に有機砂糖使用のジャムやスプレッドが10種類近く用意されていて、セルフで選ぶことができます。

 

隣のテーブルの若い女性二人組がショップでクロワッサンを選び、ジャムを色とりどり小皿に並べて幸せそうに食べていた様子が印象的で、わたしも次回は真似してみようかしら、と思わせてくれる微笑ましい光景でした。

 

 

 

 

この日は友人もわたしも愛犬を留守番させての外出でしたが、ル・パン・コティディアンはゆったりとしたテラス席もあるので、次回は愛犬連れで来ましょうね、と話をして別れました。

 

これからはテラス席も過ごしやすくなるので、犬連れのお出かけが楽しみな季節になりますね。

 

 

【番外編】

夕方から広尾で用事があり、友人と別れたあと散歩を兼ねて歩いて向かったのですが、途中気になる和ものの雑貨店をみつけました。

 

店内は竹細工や塗りものなど、素敵な雑貨が並んでいたましたが、残念ながらゆっくり見る時間がなかったので、メモ代わりに写真をパチリ。

 

「竹のめぐみ」というお店でした。

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サイネリア

 

以前もお話しましたが、とても花持ちのいい花カフェ&ドッグカフェ「ニジョック」の花たち。

 

いまわが家で咲いているのはサイネリアです。

ニジョックの店長に教わった通りに毎日5ミリほど茎を切って、花瓶も洗って手入れをしています。

 

気温が低いこの季節は花が長持ちしてくれて嬉しいのですが、毎日少しずつ短くなっていくので花丈に応じて器を小さくしていきます。

今回の花たちも買った時と比べると随分とミニサイズになり、いまは高さ5センチほどの小さな蜂蜜の空き瓶が花瓶となっていますが、それでもまだまだ元気に咲き続けてくれています。

 

このサイネリア。

もう5週間経っているのです。

植物の生命力に驚くとともに、この小さな存在に毎日元気づけられています。

 

あまりに花持ちがいいのでニジョックさんにもちょっとご無沙汰しています(笑)

来週あたり、ドルチェと一緒に新しい仲間を迎えに行きましょう。

 

 

 

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三峯神社

 

埼玉県秩父市にある三峯神社へ一泊二日でお参りに行ってきました。

 

西武秩父駅に到着した時は曇り空でしたが、バスで1時間15分程山を登って神社にたどり着いた時には雨が降っていて、辺りは濃い霧に包まれていました。

 

三峯神社の霧は神様のお姿と言われ、初日から雨ながら良いお天気に恵まれました。

この神社はオオカミ信仰と伝えられていますが、霧はまた、オオカミ様(大神様)が現れる印とも言われているそうです。

 

晴れ女のわたしはピーカン晴れを心配していましたが、霧の出現に思わずホッとしました(笑)

 

ちょっと変わった形のこの鳥居。

三峯神社の鳥居は三ツ鳥居という、国内でも数えるほどしかない珍しい造りです。

そして手前は狛犬ではなく、阿吽のオオカミがお守りしています。

 

一礼してこの三ツ鳥居をくぐり、神秘的な霧の参道をゆっくりと進みます。

 

空気がとても清らかでエネルギーに満ちていて、体の隅々まで神聖な気が行きわたるようです。

 

 

 

右の写真の赤い目を持つ龍は、2012年の辰年に本殿の石畳に突如現れたのだそうです。

 

生き生きとした姿はまるで生きているようです。

 

縁起がいい龍神様として、携帯の待ち受けにすると運気がアップするという話もあるようです。

 

 

 

境内には2本のご神木があります。

3度深呼吸をしてから触れると「氣」をいただけるそうで、人の手の届くところは樹皮がむけており、多くの人が訪れていることがうかがえます。

 

午後から降り始めた雨も夕方には雪に変わりました。

この日は神社の敷地内にある宿泊施設「興雲閣」に一泊し、宿の温泉「神の湯」にゆっくりとつかり、一緒に行った高校時代からの友人と夜遅くまで秩父の地ワインを飲みながら楽しい時間を過ごしました。

 

関東のパワースポットとして人気の三峯神社ですが、本当にエネルギーに満ちた、とても素晴らしい所でした。

 

是非またお参りしたいです。

 

 

 

【番外編】

帰りに西武秩父駅から5分程のところにある「ちちぶ銘仙館」を訪れました。

ここは昭和初期の建物が残っていて、国の文化財に登録されているのこぎり屋根の工場棟では織物に関する様々な展示物を見ることができます。

 

秩父銘仙は経糸を先染めしてから織るので、見る角度により色が変わって見える玉虫色となるのだそうです。

とても美しく魅力的で、時々着物を着ることもあり、とても興味深いスポットでした。

 

館内では織りや染めなど、さまざまな体験ができます。

わたしたちは手織り体験をしました。

手織りは初めてでしたが、ちょっとはまりそうなほど面白かったです(笑)

 

 

 

 

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