ゆで卵

 

卵料理。

 

オムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼き、厚焼き玉子、ゆで卵、温泉卵、ポーチドエッグ、etc.

 

最近はちょっと控えめにしている卵ですが、実は昔から大好きで、旅先のホテルの朝食バイキングで様々な卵料理が並んでいると、スクランブルエッグも食べたいし、目の前で作ってくれるオムレツも美味しそうだし、ポーチドエッグもトーストにのせて食べたいな、などとあれこれ手を延ばしたくなりますが、一番好きなのはゆで卵で、黄身が温まる程度に短時間ボイルしてスプーンですくって食べるか、白身は火が通り、黄身は流れないくらいの半熟卵が好みです。

 

ゆで加減は「水から茹でて沸騰したら〇〇分」と子どもの頃に教わりましたが、他の事をやりながらだと時間をはかるタイミングを逃すことが多く、半熟に仕上げるつもりが完熟になったり、サンドイッチ用に完熟にするつもりが茹ですぎて黄身のまわりが黒ずんでしまったりと、案外満足に仕上がることが少ないものです。

 

そこで、海外に出かけたときにゆで卵用の器具を買って帰ったり、情報を収集したりして試した結果たどり着いた究極の茹で方が(大袈裟ですね)、下のふたつの方法です。

 

 

これは10年ほど前に料理上手な友人から教わった方法です。

 

卵の丸い方に安全ピンで穴をあけたら、沸騰した湯にお玉で静かに入れて、タイマーをセットするだけ。

ゆで時間は卵の大きさと黄身のゆで加減と卵の大きさにもよりますが、6~8分を目安に好みで調整します。

 

ポイントは、卵の尖ったほうではなく、空気が入った気室がある「丸い方」に穴をあけること。

あとはタイマーが知らせてくれるまで別の事ができますし、最初の1~2分、ちょっと転がしてあげると黄身が真ん中にきてくれます。

 

もうひとつ気に入っている方法は、写真のように卵を立てて台ごと鍋に入れ、水を2センチほど入れて火にかけ、しっかり蓋をして蒸気で蒸しあげるやり方です。

水が少量なのですぐに沸騰して、こちらも時間管理が楽で失敗がありません。

 

この方法で黄身を真ん中にするために大事なのが、冷蔵庫で保管していた向き(上下)とは逆向きにして鍋に入れることです。

冷蔵庫内で黄身は重みで下の方に沈んでいるので、逆にすると鍋の中でゆっくり落ちてくることになりますが、その途中で火が通って黄身の位置がうまい具合に真ん中に固定される、というわけです。

 

この方法を知った時は感動で目からウロコ!!

しばらくゆで卵の朝食が続きました(笑)

 

ちなみに卵の台は、杯を利用したり、アルミホイルで輪っか状のものを作って固定させてもOKです。

 

たかがゆで卵ですが、シンプルなだけに好みの仕上がりになった時には嬉しいものです。

どちらの方法も楽に上手にできて楽しいです(*^^*)