月後半はマメにブログをアップするつもりでいたのですが、衝動的にスマホを買い替えたために(Android → iPhone)データ移行やラインの消滅などトラブル発生で新機種対応に手間取ったり、仕事が色々と重なったりして、気づいたら有言実行とは程遠いまま月末を迎えてしまいました。
さて、写真は先日開催したペットアロマの一日集中講座で受講者様が作られたケアアイテムです。
お家でお留守番の愛犬ちゃんにもいろいろ作ってくださいました。
受講してくださったH様は以前も愛犬ちゃんと一緒に何度か講座にご参加くださった方で、すでにアロマの資格もお持ちなのですが、実は来月からトリマーさんになるための学校に通われるご予定で、学校が始まる前に…、と来てくださったのです。
トリマーさん…
私たち愛犬家が定期的にお会いするペット関係の方のお一人ですよね。
他には獣医さんやペットショップの店員さんやetc.
中でもトリマーさんはわんちゃんが健康な時から定期的にお会いする存在です。
ペットアロマやマッサージなど、ホリスティックケアは具合が悪くなった時もですが、できれば元気なうちから生活に取り入れていくと様々な疾患やトラブルの予防にもなるので、普段からお会いするトリマーさんがお家でのケアをお伝えできたら飼い主さんも嬉しいですし安心ですよね。
私は普段セミナー形式でケアの仕方をお伝えしていますが、講座を受講してまではいいわ…、と敷居の高さを感じてしまわれる方も中にはいらっしゃいます。
一方トリミングサロンは親しみやすい場所ですから、ホリスティックケアのご紹介の入り口として、とてもいいと思いました。
明日から新学期が始まるH様。
お忙しくなる前に久しぶりにゆっくりお会いできて良かったです♪
これから2年回、毎日がチャレンジだと思いますが、夢の実現に向けて充実した時間を過ごしていただきたいです。
そして、素敵なトリマーさんになられることを応援しています。
トリマーさんデビューしたらドルチェも可愛くしてもらいたいと密かに思いながら……(笑)
今日は午後から2バッチ、デザイン石けんを仕込みました。
1バッチ目はトレースのコントロールを誤り、予定していたものが作れず、急遽デザインを変更しました。
内心かなり焦りながらの作業だったので、どんな出来になるのかカットするまでドキドキです^^;
1バッチ目の反省を踏まえ、レシピを変えて作った2バッチ目が写真の石けんです。
トレースはイメージ通りでしたが、実際の色はもう少しダークな印象なので、次回は少し明るめのものを仕込む予定です。
ともあれソーダ灰が付かずに無事に仕上がってくれるといいのですが。
プレーンやマーブルなどシンプルな石けんも大好きですが、デザイン石けんはデザイン作業をしている時に無心になれるのでとても楽しく、気分転換にもなるようです。
ようやく涼しくなってきたので、秋はいろいろとデザイン石けんを仕込もうと思います。
久しぶりのドルチェごはんのアップです^^
この長方形のディナー皿とカトラリーは、ドルチェも私も大好きだった吉祥寺のBud's Kitchenさんからいただいたものです。
看板犬バド君とオーナーさんご夫妻がいつも素敵な笑顔で迎えてくれる、とても居心地の良いお店でしたが、残念ながらしばらくお店を休まれることになり、譲っていただいたものです。
素敵なディナー皿なので、頑張ってディナー風の盛り付けにしてみました。
秋口で体調を崩しがちなドルチェ。薬膳の効果も取り入れて本葛仕立てのデミグラスソースをかけたハンバーグに、里芋、木の実などを添えてみました。
こちらはちょっと前のものです。
ラップを使って海苔巻のようにしたミートロール(?)で、あらかじめ加熱した野菜をひき肉で巻いてボイルしました。
ひとつが人間用の海苔巻一切れよりは小ぶりですが、こういう食べやすい形のものはパクリ、パクリとあっという間に完食です!
しばしブログを更新できずにいました。
今週は講座のこと、石けんのこと、プライベートetc. アップするつもりですのでよろしくお付き合いください(^^)
このところ朝晩だいぶ涼しくなってきましたね。
寒がりドルチェの冬用寝具(寝袋)もそろそろ準備をする時期になってきました。
今日はペットセルフケアセラピスト養成講座にご友人同士2名様がご参加くださいました。
おふたりのわんちゃんは共にダックスちゃん。
今回はお家でお留守番だったのでお会いできませんでしたが、おひと方、Y様の愛犬パナちゃんはなんと、17歳8ヵ月のご長寿わんちゃんです!
パナちゃんは夏の初めに後肢が弱り、自力歩行が困難になったそうですが、犬の整体院(リンクページでご紹介)での施術とお家でのマッサージや温罨ケアを続けた結果、再度歩けるようになったそうなのです!
今回パナママさんは、ペットアロマでも何かしてあげられたらと講座を受講され、お家でのケアについて熱心に話を聞いてくださいました。
ご参加くださったもうおひと方のU様は、すでにペットのためのホリスティックケアの勉強をなさっていて、様々な資格も取得して活動の準備段階なのだそうですが、愛犬を見送られた経験もおありで、ペットの生活や命をトータルでケアしていけるようなお仕事をお考えだと話してくださいました。
家族として迎える時から見送る日まで、そしてその後の飼い主さんの生活も含んだものすべてがペットとの暮らしなのだということは、私の母を見ていて痛感します。
実は、以前我が家で飼っていたベルはある日突然お空へ行ってしまい、ベルを可愛がっていた母は命に対する自責の念を今でも胸に秘め続けているのです。
U様がおっしゃっるようなトータルでのケアは本当に大切ですし、これから益々必要とされることと思います。
講座に来てくださる方たちは、愛犬のために、将来の仕事のために等々、受講の動機は様々ですが、愛犬や動物に対する愛情にはいつも私の方が感動をいただきます。
秋を感じるようになり、大好きなピクニック日和が増えてきました。
わん友さんたちもお出かけの様子をSNSにアップしてくれるので、自宅にいながら旅気分を味わっています。
今日は「続きます」といっていた皮膚疾患とシャンプー療法の続編です。
今回は皮膚疾患について、我が家の最新症例をアップします。
ドルチェの膿皮症です。
ドルチェは以前から免疫力が低下すると膿皮症が出やすい体質だったのですが、一昨日の晩、膿をもった発疹をお腹に見つけました。
時間も遅かったので膿皮症用のメディカルアロマジェルをつけてその晩は休ませました。
翌日、腹部にはそれ以上の広がりがなかったので安心していたのですが、夜になったら胸部周辺にも発疹がたくさん出はじめました。
夜間だったこともあり、前日と同じ膿皮症ジェルと、免疫促進の精油で取り急ぎケアをしました。
もちろん翌日改善していないようなら病院に連れていくつもりでした。
朝起きて患部をみたら、最初に出た発疹(左)は膿も赤みも引いていました(右)。
続いてあらわれたものも小さくなっていて、ひどくならずにホッとしました。
精油は塗布にはパルマローザ、ラベンダー・アングスティフォリア、クローブを使いました。
そして免疫促進はティートゥリー、ラヴィンツァラ、ニアウリ・シネオールのブレンドです。
(※精油はプラナロム社のものを使用しています)
今回は結果的には深刻な症状ではなかったのだと思いますが、夜間に気付いた時点で初期手当をできたことも、アロマケアが功を奏する助けになったのでしょう。
アロマはこのような初期の段階でとても力を発揮してくれます。
メディカルアロマは「家庭の救急箱」、といつもセミナーでお伝えしていますが、精油は症状の悪化を防いだり、病気の時は回復をサポートしてくれる頼もしい存在で、今回の膿皮症でもそのことを実感しました。
買い薬がないペットのために、「愛犬の救急箱」「愛猫の救急箱」を備えておくと本当に安心です。
昨日参加した漢方勉強会で、鍼灸治療の臨床例が紹介されました。
私自身ドルチェの鍼治療と、人間も含めた日頃の温灸メンテナンスでその効果は実感していましたが、筋骨の損傷、皮膚疾患、癌など(資料をアップできなくてすみません)、鍼と灸による治療効果には驚きの連続でした。
その勉強会でこんなお話がありました。
「昔、日本では各家庭でお灸が使われていたけれど、昭和30年代に国民皆保険が制定されてからは具合が悪くなったら病院へ行くのが普通になり、セルフケアをしなくなった」と。
そういえば、ドルチェに温灸をしていると同居の母が、「おじいちゃんもよく、自分でもぐさ灸をすえていたわね」と言います。
百歳六か月まで生きた長寿の祖母も、旅行に行った翌日には旅疲れを癒すために鍼に通っていました。
「今日は長距離を歩いたから」「冷え込んできたから」「なんとなく頭が重いから」など、本格的に具合が悪くなる前に自分の体は自分でケアをする。
忙しい現代生活では後回しになりがちで、私もついつい疲れをためてしまいますが、病気にならないために未病の段階でセルフケアをする、「養生」という昔の知恵をもっと見習いたいと思いました。
※一枚目の写真の「人中」は犬(猫)の救急時のツボです。
意識を失ったときなどに使いますが、普段はむやみに押さないでくださいね。
今週はドルチェの鍼メンテナンス、ペット東洋医学セミナー、漢方勉強会と、充実の東洋医学週間を送っています(笑)
9月は人もペットも夏の疲れが出やすいですね。
ドルチェがヘルニアを発症したのも9月初旬でした。
今回の鍼メンテナンスは「夏の疲れ、サヨウナラ」的な意味合いで受けました^^
最近、「愛犬の鍼治療に通ってます」「うちのわんちゃん、漢方薬飲んでます」というお話をよく聞くようになりました。
漢方薬やペットアロマなどのホリスティックケアを取り入れている病院も増え、西洋医療が主流だった獣医療の多様化を感じます。
ドルチェがお世話になっている獣医さんも、早くから日本で中医療を行っている方で、西洋医学的な診察に加え東洋医学の主体となる四診(望、聞、問、切)を行っています。
この日も問診しながら四肢に触れて、「肉球が冷えているので温灸してあげてくださいね」とアドバイスをくださいました。
実は鍼メンテナンスの前日、抱っこをしたら体の表面がなんとなくほてっているのが気になっていたのです。
そのことをお伝えしたら、「気虚の状態かもしれないですね」と。
「気」とは生命エネルギーを意味し、それが「虚」している、つまり不足している状態ということです。
熱が体の上の方に上がって、肝心の体の内部は冷えているようです。
夏の初めの頃、腰のわん曲が気になって朝晩2回、ビワの葉温灸を行っていました。
その後症状が改善したので週に1~2回ほどに回数を減らしていたのですが、せめて一日おき位で続けてやれば良かったです。
これから寒くなるので、できるだけ温灸を続けようと思います。
お灸の話、まだ続きがあるのでまた明日お付き合いください(^^)/
今夜は中秋の名月ですね。
東京は残念ながらお月さまが雲隠れしてしまいましたが、お団子やススキを飾って秋の夜長を楽しんでいらっしゃる方も多いのではないかと思います。
今夜のドルチェごはんも十五夜にちなんで「お月見ご膳」です。
豚挽き肉にごはんとたっぷりの野菜を入れたミニサイズのお団子15個。みごと8口で完食した(笑)
中秋の名月に続き明日はスーパームーン。
今日愛でることが出来なかった地域の方も、明日は綺麗に見えるといいですね。
今日は昼からドルチェと世田谷の等々力渓谷に出かけました。
東京23区唯一の渓谷ということもあり、お出かけスポットとしてもよく紹介されるので以前から気になっていた場所です。
この渓谷を含む等々力渓谷公園には、横穴古墳や等々力不動尊、そしてひと休みできる茶屋などもあります。
渓谷沿いの散策路はきれいに整備されていて歩きやすく、ご近所にお住まいと思われる方が手ぶらで散策している姿もちらほら。
犬の散歩の人にも何人かお会いしました。
この水辺の散歩道はのんびり歩いても一時間ほどで園内をぐるり楽しめます。
ただし水辺なので足場が濡れている場所もあり、足元だけはスニーカーがお勧めです。
予想通り我が家の短足娘はお腹と胸がびっしょりになってしまいました(>_<)
渓谷の入り口は東急大井町線の等々力駅から歩いて2分程なので、ちょっと時間が出来たときに寄ってみるのもいいかもしれません。
東京の都心で水の音と緑に囲まれて、しばし癒やしの時間を堪能しました。
前回に引き続き犬の皮膚疾患とシャンプー療法のお話です。
〇一種類のシャンプーで体全体を洗うのではなく使い分けも必要
〇皮膚疾患のある子にずっと使い続けられるシャンプーはない
このふたつのポイント、健康な人(犬)にはあまりピンとこないことですよね。
私たちが髪を洗うとき、髪質に合わせてシャンプーを選んだり、汚れ具合で二度洗いをするということはありますが、「頭頂部と側頭部を違うシャンプーで洗っている」「右と左で使っているシャンプーが違う」という話はまだ聞いたことがありません。
私たちがこの話にピンとこないのは、「シャンプー=洗浄」と考えているからなのでしょうね。
皮膚疾患用のシャンプー剤に配合された成分には、抗菌、抗炎症、抗掻痒、抗脂漏など、症状を抑えるための薬理作用があるので、皮膚疾患のあるわんちゃんにとってシャンプーは「洗浄+治療」であり、そのために「症状により部位ごとの使い分けが必要になることがある」というのが上記ポイントのひとつ目になります。
そして、薬効をもたせたシャンプーは、症状が変化(改善または悪化)したらシャンプー剤も替えることが大切で、「症状が治まった=このシャンプーはうちの子にピッタリ」と思って使い続けてしまうのは間違いだというのがふたつ目のポイントです。
わたしが作っているドッグソープも、いろいろなわんちゃんにモニターをしてもらうと、バッチリの子もいれば、皮膚・被毛がパサつきがちになってしまう子、すぐにかゆかゆになってしまう子など、反応はまちまちです。
次からは洗い上がりを見て、オイルの配合やディスカウントなどを調整していますが、皮膚疾患のあるわんちゃんは様々な症状が自分の皮膚の上で、もっと極端な状態で現れてしまうということなので、シャンプーの使い分けの大切さも納得できます。
「洗う」という角度から皮膚疾患について勉強する今回のセミナーでは、手作り石鹸と薬用シャンプーとの上手な使い分けや、メディカルアロマでできるスキンケアについて、新たに考えさせられることがたくさんあり、その子の状態を見て、部位ごとに都度最適なケアをしていくことの大切さを改めて感じました。
皮膚疾患のお話は、まだまだ続きます^^
9月になり、季節が変わったかのように一日冷たい雨が降っていましたね。
昨日、8月最後の日はペットのためのメディカルアロマテラピーを学ぶ1Dayレッスン、「ペットセルフケアセラピスト」養成講座を開催しました。
ご参加くださったEK様は、昨年までわんちゃんとお暮しでした。
急病で愛犬を見送るという経験をなさって、何かわんちゃんに出来ることを学びたいとのお気持ちから受講してくださいました。
講座では、メディカルアロマと一般的に知られているアロマテラピーとの違いに始まって、ケモタイプ精油とはどういうものかを実際に4種類のケモタイプラベンダー精油の香りを比べて、成分の違いを体感していただきました。
毎度のことながらいろいろとお伝えしたくて盛りだくさんの講座となりましたが、長時間にも関わらず熱心にお話を聞いてくださいました。
わたしがドルチェと暮らし始めた頃は、ペットのためのホリスティックケアというものはあまり耳にしたことがありませんでしたが、今はアロマテラピー、マッサージ、フラワーレメディ、サプリメント等々、その方法もずいぶんと増えました。
一方で様々な情報がネットで入手できるようになったために、「〇〇が効く」「△△は危険」などの情報もあふれ、その中から信頼できる情報を選別することの難しさも感じます。
嬉しいことに「いつかペット関係の仕事をしたいので……」と講座を受講される方も増えています。ペットも慢性疾患や高齢化による介護等、ホリスティックケアのニーズはますます高まることでしょう。
私も「ぜひ一緒に頑張りましょう」とお伝えし、今後の勉強方法や講座の開講に関するアドバイスなどもさせていただいてます。
ご参加くださったEK様から嬉しいご感想をいただきました。
『 独学ではわからないことを限られた時間の中で学ぶことができて良かったです。
アロマテラピーとメディカルアロマの違いについて知ることができ、ますます勉強したいという気力がわいてきました。
これからも他のセミナーに参加したいと思いますのでよろしくお願いします 』
(掲載の許可をいただいております)
人もわんちゃんもホッと癒されるような明るくやわらかな雰囲気をお持ちのEK様は、きっと素敵なペットセラピストさんになられることと思いました。
夏の最後の日、将来の素敵なお仲間とお会いできたようなとても嬉しい一日でした。