治癒のスイッチ

和ハッカ:花言葉「迷いからさめる」
和ハッカ:花言葉「迷いからさめる」

 

標準治療でない方法で病気と向き合うとき

様々な代替療法や食事法などを調べて

実践するのは時間とお金だけでなく

多大なエネルギーも要します。

 

何より治る保証がない中で

(全ての治療法には保証はありませんが)

その道を選ぶのは全て自己責任ですから

とても怖くて勇気のいることです。

 

私は自分の病気がわかったときに

自然治癒力で向き合いたいと思い

どんな代替療法や食事療法がいいのか

体験者の情報を必死に集めました。

 

しかしその時は自分で病気を治す覚悟が

十分でなかったことを後に自覚しました。

 

 

 

 

 

全ての事に通じることですが 

ふたつの結果のどちらに向かうかの分岐点、

つまり症状が回復に舵を切る

ターニングポイント=治癒のスイッチが

入る瞬間があるように感じています。

 

私の治癒のスイッチが入ったのは

201512月に、寺山心一翁さんの講演会に

参加した時だと感じています。

 

 

 

ピンクゼラニウム:花言葉「決心・決意」
ピンクゼラニウム:花言葉「決心・決意」

 

 それまでは前述のように、

「この代替療法なら治る」を求め

「それがわかれば全力で頑張ります」

という心のありようでした。

 

しかしその講演会で寺山さんご自身と

もうおひとり、甲状腺がんを自然治癒力で

治した女性のお話を聞いて気づきました。

 

治った人たちと自分との違いは

「何が自分の病気を治してくれるか?」

という期待ではなく、

「これをやって自分で病気を治す」

という覚悟でした。

 

 

 

 

 

この日私はそれまでの考えを改め

結果がどう出るかわからなくても

自分の決めた方法で、自己責任で

病気と向き合うと心が固まりました。

 

不思議なことにその日を境に現実も動き出し

必要な情報や人との出会いがどんどん繋がり

結果的に腫瘍は縮小し始めました。

 

その時、全力でサポートしてくださった

たくさんの治療家や施術士の方や体験を

惜しみなくシェアしてくださった方、

静かに見守りながら応援してくださった方

そして私の取り組みを心配しながらも

黙って見守ってくれた家族には

本当に心から感謝しています。

 

 

 

 

  当時、先輩施術士から常々

「自分で決めることが大事」

「現実を創るのは自分」

と言われていました。

 

病気だけでなく困難な問題も

これまでの経緯は変えられなくても

明日からの現実は創っていけることを

いま大きな決断に向き合っている人に

思いを寄せながら思い返しています。

 

 

 

 

 

 

馬のTタッチ⑤ ワンド

Tタッチワンド(写真:Tellington TTouch®  Trainingより)
Tタッチワンド(写真:Tellington TTouch® Trainingより)

 

【Tタッチワンド】

 

馬とTタッチワークする際に

様々な道具を使います。

 

Tタッチリードや長いロープ、

体に巻くバンテージやワンド等々……

 

もし私が、その中でひとつだけ

選ぶとしたら「ワンド」を

手に取るでしょう。

 

 

 

 

 

 

ワンドはドレサージュ用の白い長鞭で

普通の長鞭より少し長く硬さもあります。

 

ワンドは、馬の体をストロークしたり、

褒めるときに優しく撫でたり、

方向を指し示したり、合図を送ったり……

 

といった使い方をします。

 

 

 

 

咬む、蹴るなど高い反応性を

見せる馬とワークするときも

ワンドは心強い道具です。

 

手で触れることは出来ない馬も

ワンドは受け入れることが多いのです。

 

体をストロークすることで

全身の感覚や意識を再認識したり

リーディング時に明確で優しい

合図を伝えることもできます。

 

 

 

 

馬とTタッチのワークを重ねるほどに

ワンドの素晴らしさを実感しています。

 

「鞭」という言葉を聞くと私たちは

痛みなどネガティブな連想しますが

まるで魔法の杖(ワンド)のような

優しくパワフルなこのツール。

 

呼び方を変えるだけで私たちの

意識まで変わるのもまた

ワンドの効果かも知れません()

 

 

 

 

※馬のTタッチ、セッションモニター(無料)募集中です。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

馬のTタッチ④ 練習会

 

馬のTタッチ練習会を開催しました。

 

当日は、Tタッチプラクティショナーコース受講者から馬のオーナさん、馬のケアをしている方、乗馬クラブにお勤めの方等々、様々な方がご参加くださいました。

 

 

 

 

Tタッチには様々なツールがあります。

 

これは、ボディラップといって

伸縮性のあるバンテージです。

 

体に意識を持たせたり

集中を高めたり

効果的に体を使うサポート等

様々な効果があります。

 

写真はフィギュア8ラップ。

 

姿勢や歩様が変わります。

 

 

 

 

頭部に巻くヘッドラップ。

 

リードロープを咬む癖があり

ヘッドラップを巻いてみました。

 

落ち着きがない、頭絡付けが

難しいといった馬にも効果的です。

 

※他にも様々な効果があります

 

 

 

 

Tタッチリードを使ってリーディングや

グラウンドワークをします。

 

Tタッチリードを使うことで

馬とのコミュニケーションが

より明確になります。

 

白い長鞭はとても大切な

Tタッチツールの「ワンド」です。

 

手の延長として使ったり

方向を示したり、馬に合図を

送ったりします。

 

 

 

 

ビーラインというリーディング

方法でのグラウンドワーク。

 

馬のバランスや自信を育み

同時にハンドラーが力で

コントロールする意識を

手放すことができます。

 

人馬双方にたくさんの気づきを

もたらします。

 

 

 

 

テーミング・ザ・タイガー。

 

馬がその場で静かにバランスを

もって立つことを学びます。

 

獣医師の診察、装丁師の作業を

受けるのにも役立ちます。

 

 

 

 

お天気にも恵まれて

楽しく学び多い一日となりました。

 

ご参加くださった皆さま

ワークをご一緒してくれた

お馬さんたち

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

※馬のTタッチ、セッションモニター(無料)募集中です。

お気軽にお問い合わせください。