昨日はドルチェ用にジャーキーを作りました。
最近は簡単に美味しくジャーキーが作れる電化製品も出ているようですね。
犬友さんが、その専用の道具で作ったジャーキーをくださったことがあり、すごく美味しかったのでわたしも欲しくなって検討したのですが、「置き場所が…」「飽きずに使うかしら…」などと考えてしまい、いまだに迷っています(苦笑)
手作りのいい点は、何より材料が分かっていることですね。
ペットが口にするものは現在の法律では残念ながら食品ではないので「食品衛生法」の対象にはなりません。
メーカーが任意で表示している原材料や添加物で消費者が安全性を判断するしかないのですが、時々残念な問題が起きたりもしています。
もちろん大半のメーカーは企業コンプライアンスの元に製造していることと思いますが、家庭で作れば一番の安心おやつになりますね。
本格的なジャーキーは漬け汁に漬け込んだり、乾燥させたり、燻製にしたりと様々な工程がありますが、わが家で一番よく作るものは、お肉をただ焼くだけの、なんちゃってジャーキー(笑)
パリッとするまで低温加熱するだけです!
出来上がったら冷蔵または冷凍保存にして、ご褒美やお出かけ時のおやつとしてあげています。
お肉だけのシンプルな味ですが、ご覧の通り耳がひっくり返るほどの食い付きです(*^^*)
人間も一緒にぜひ!
東京は日中、ものすごい集中豪雨がありました。
雨上がりの夕方、地面が冷えていることを期待してアスファルトに触れてみましたが、残念ながらまだ熱を持っていました。
久しぶりに夕方のお散歩に出られるかと思ったのですが、残念ながら期待外れ。
恐るべし、東京の夏です。
こちらは今夜のドルチェごはんです。
薬膳の考えを取り入れて作っています。
ドルチェは小さなころから目に症状が出やすいので日々のメンテナンスは欠かさないようにしていますが、昨日から目やにが気になり、目のトラブル改善をサポートするような食材を選んでいます。(※)
メインはチキンソテーです。
黒いのは黒ゴマのリゾットで、黄色いのはお酢を使ったターメリックソースです。
人も動物も年齢とともに腎が弱くなりやすいのですが、黒ゴマは腎をサポートしてくれる食材です。
そしてターメリックとお酢は肝をサポートします。
目は肝と関係があるので、肝に良い食材を選んでいますが、実はわが家のわんこごはんにたびたびこのターメリックを使ったカレーが登場するのは、目をサポートする目的があるからです。
黒ゴマとターメリック、お酢以外の食材も五臓六腑と関係がありますが、使う食材をすべて意識するのは大変ですから、簡単に添えられるゴマなどの種子や木の実、海藻などがどの臓腑に属するかを覚えておくと、ドライフードにトッピングすることで気軽に薬膳を取り入れることができます。
「そんなことで効果があるの?」
そんな感想を抱かれるかもしれませんね。
たしかに食材は薬のような即効性はありませんが、体調不良も日々の食生活の小さな乱れや、望ましくない生活習慣が長い間蓄積して病気という形になって表れるので、体のために毎日少しずつ取り入れる食材も、長く続けることで健康のサポートになります。
ドライフードはとても便利なものですが、使われている食材の種類は限られているため、数値的な栄養価は足りていてもペットが口にする食材はちょっと偏ってしまします。
しかし毎日手作りごはんというのはやはり簡単なことではないので、ドライフードを使いつつ、薬膳的な視点でその子に補ってあげたい食材をトッピングしてあげるといいですね。
※症状が気になったら病院を受診しましょう。診断がでたら治癒のサポートとして、また再発予防として、薬膳を含む家庭でできるケアをすることをお勧めします。
関東地方も梅雨明けが発表され、本格的な夏がやって来ましたね。
事務仕事の日は体調のためにもエアコンの使用は最小限に抑え、扇風機とクールアロマウォーターで暑さをしのいでいます。
この写真の美人ダックスちゃんは、先日ペットアロマのセルフケア講座にご参加くださったみうちゃんです。
お姉ちゃんダックスちゃんと一緒にお暮らしだそうですが、姉妹代表で来てくれました。
講座ではメディカルアロマテラピーでわんちゃんにどんなことが出来るのか、精油選びと注意事項、基材の選び方、お役立ちレシピなど、メディカルアロマの基本的なことをお伝えしながら、同伴してくれたみうちゃんのご様子を拝見してお家でできそうなケアもあわせてアドバイスさせていただきました。
講座ではみうちゃんにも参加してもらって好みの精油を選んでもらいました。(写真:下)
マンダリンも、オレンジ・スイートも好反応。
でも一番お気に召したのはパチュリーでした。
やっぱり!!
実はこれ、わんちゃんたちに大人気なんです。
パチュリー
学名:Pogostemon cablin
パチョリとも呼ばれるこの植物はシソ科に属し、葉の形も食用のシソとよく似ています。
その葉と、茎・花を一緒に水蒸気蒸留器にかけて得られた精油は褐色で粘度があり、甘くオリエンタル調のやや濃厚な香りがします。
わたしも大好きな精油で、オレンジ・スイートとのブレンドがお気に入り。練香にしたりお部屋に焚いて香りを楽しんでいます。
また、セスキテルペン系のこの精油はうっ滞うっ血に対する確かな薬理作用があり、香りの魅力だけでなく、メディカルアロマとしてしっかり活躍してくれる精油です。
実習ではわんちゃんやご参加者さまご本人のニーズに合わせて、お好みの精油でケア用品を作っていただきます。
この日作ってくださったのは、わんちゃんたちに肉球クリームとイヤークリーナーとしても使える耳ケアウォーター、そして毎日お仕事でお忙しいみうちゃんママさんはご自身用に肩凝り・腰痛ジェルを作成されました。
炎症が気になるお耳のケア用ウォーターは帰って早速使ってくださったそうですが、赤みが軽減したとの嬉しいご報告を後日いただきました。
みうちゃんママさんはアロマテラピーの勉強は初めてとのことでしたが、わんちゃんに有益な情報を収集したり、ペットマッサージを取り入れたり、いろいろな講座に参加されたりと、愛犬にしてあげられることを積極的に取り入れていらっしゃるそうです。
また、週末はわんちゃん中心の生活を楽しまれているそうで、ずっと続けていらっしゃるブログも幸せそうなドッグライフの様子がいっぱい!
見ているわたしも楽しい気分になります。
みうちゃんママさんよりご感想をいただきました。(掲載の許可をいただいております)
どうもありがとうございます。
メディカルアロマテラピーを健やかな毎日のお役に立てていただけたら何よりです。
ご参加くださいましてありがとうございました。
今夜のドルチェごはんは
「ワカサギのムニエル、野菜たっぷりダイエット雑炊添え」
ワカサギはそのサイズもですが、短時間で火が通って骨ごと食べさせられるのが、わんこごはんの食材として何より魅力です。
旬は冬から春にかけてのようですが、近所のスーパーでは時々しか見かけないので、鮮魚コーナーに並んでいると買うようにしています。
先月の血液検査でカルシウムの値が少し低めだったので、最近は魚やカルシウム含有量の高い食材を取り入れる工夫をしていますが、じゃこなどの小魚は塩分が気になり、かといって大きな魚は圧力鍋で骨まで軟らかくするのにちょっと手間がかかります。
その点ワカサギは塩で処理されてなくて骨も軟らかく、のどに引っかける心配がないのでとてもお役立ちです。
※すべてのわんちゃんに安全ということではないので、骨付きの魚をあげる時には十分に気を付けてください。
今夜は野菜たっぷり、ごはん少な目の雑炊を添えました。
ドルチェは夏に太りやすく冬に痩せやすい体質なので、暑さが落ち着く秋口まではダイエットモードのスイッチON!
量を減らすと満足感を得られずいつまでたっても食後のひと休みをしてくれないので、しばらくは野菜盛り盛り&水増し作戦です(笑)
昨夜大阪でのセミナーを終えて東京に戻りました。
日中は空調が効き過ぎるくらいの部屋で過ごしていたために真夏日と聞いてもあまりピンと来なかったのですが、東京に戻って一日自宅で仕事をしていた今日は、暑さに身体が驚いています。
わが家の夏バテ防止法のひとつに「甘酒」があります。
秋田から麹を取り寄せて作っていますが、酒粕と砂糖で作られた甘酒と区別するために麹甘酒などともいわれ、こちらはアルコール分を含まないので小さなお子さんもペットも一緒に飲むことが出来ます。
冬は風邪をひきやすいので免疫力の低下を実感しますが、実は免疫力が一番低下するのは夏といわれています。
冷たいものをとりすぎたり、エアコンの効き過ぎた部屋で長時間過ごしたり、寝苦しさで質の良い睡眠をとりづらいことも体調を崩す一因になりますね。
免疫力が低下すると腸内環境が変化(悪化)して体調を崩しやすくなりますが、平均寿命が50歳にも満たなかった江戸時代には、伝染病や食中毒などによる夏の死亡率は高く、夏を越えることはとても大変なことだったそうです。
当時この状況に一役買ったのが「甘酒」で、夏になると町には甘酒売りの声が響き、江戸の庶民の栄養ドリンクとなっていました。
甘酒はぶどう糖やアミノ酸、ビタミン類が豊富に含まれていることから「飲む点滴」とも呼ばれていますが、栄養価を測定する機械などなかった江戸時代、幕府は低所得者の健康のために甘酒一杯あたりの価格に上限を設けていたことからも、経験的にその効果を認めており、栄養価の高さがうかがえます。
甘酒は現代のわたしたちには冬の飲み物のイメージがありますが、俳句の世界では夏の季語。
江戸時代、夏越えが容易でなかったそんな背景を考えると納得ですね。
わが家も麹甘酒を作るようになってから早や二年が経ちます。
ちょっと時間はかかりますが、疲れが残りにくかったり、腸の調子が良くなったりと、体内で穏やかに、でもしっかりと効果が発揮されているのを実感しています。
今夜は七夕ですね。
ドルチェの晩ごはんも七夕風にしてみました。
☆そうめんの七夕仕立て☆
牛しゃぶと野菜のゼリー寄せ添え
色とりどりのゼリー寄せは、織姫の織物をイメージして。
そして牽牛はそのまま牛しゃぶです(笑)
今夜東京はあいにくのお天気で天の川が見えなかったので、せめて空ではふたりが無事に逢えるようにきゅうりの橋をかけてみました。
天の川のかっぱに食べられていなければいいのですが・・・
残った食材で翌日のおやつを作りました。
ゼリー部分は牛肉を湯がいたスープに卵白を加えて濁りを取り除き、ゼラチンを加えたものです。
わんちゃんによってはゼリーの食感が苦手という子もいるようですが、もし食べてくれる子でしたら、夏場の水分補給にもお勧めです。
もちろん野菜や肉を茹でた汁を、そのまま又は少し煮詰めて製氷皿で固めるだけでもOK!
ドライフードに加えてあげてもいいですね。
トッピングなど、ほんのちょっとの手作りでも、うちの子が見せてくれる表情の違いに気づくことと思います。
是非楽しんでやってみてくださいね。
長いことワインの勉強や、ワインセレクトに関わっていたこともあり、美味しい食べ物を目の前にすると、ついワインと合わせることを考えてしまいます。
ワインはウイスキーやその他のスピリッツとは異なり、食中酒としてお料理をいただきながら飲むのがとても向いている飲み物ですが、フランスではお料理とそれにあったワインを合わせることを「料理とワインのマリアージュ(結婚)」と表現します。
ひと昔前でしたら「魚には白、肉には赤」などとひとくくりにされがちでしたが、最近は雑誌などでも様々なマリアージュが紹介されていますし、固定概念にとらわれないマリアージュを見つけられると、ワインもさらに楽しくなります。
先日いただいたお菓子の詰め合わせの中に、写真のサブレが入っていました。
フロマージュ・オニオンという文字を目にして、迷わずワインと合わせることにしました。
以前タマネギのタルト作りに凝っていた時期があり、赤ワイン、白ワイン、黒ビールなど、様々な飲み物との組み合わせを楽しんだものですが、今回いただいたチーズとオニオンが香ばしいこのサブレには適度に冷やしたアルザスリースリングを合わせてみました。
このサブレはローヌや南仏の白ワイン、軽めの赤ワインにも合いそうなお味でした。
実はちょっと前にいただいていて、そしてすぐにお腹に納まったのですが、アップがすっかり遅くなってしまいました。
美味しくいただきました。
ご馳走さまでした。