④向き合い方は自分で決める

 

4)向き合い方は自分で決める

 

代替療法だけに決めるまでの間、多くの方の体験記を読みました。

 

また、講演会などへ体験談を直接聞きに行ったりもしました。

 

 

私が治療法に迷っていた当時、実際に三名の方のお話を聞けたのですが、代替療法でがんを治した人や、三大療法を全て受けたけれど結果的に治癒は見込めずに余命宣告を受けた人など、がんの寛解までの道のりは、まさに三人三様でした。

 

 

そして、その方たちの話を直接聞けたことは、わたしの選択に大きな影響を与えました。

 

 

「百聞は一見にしかず」とは正にその通りで、文字(体験記)だけだと、その人たちの症例は特別で奇跡的で、自分とは違うと思ってしまうのですが、実際に会ってみると、その方たちが抱いていた不安や恐れなど、文字からでは感じ取れないものに触れることができました。

 

 

そして、症状や病状は違うけれど、彼らは決して選ばれた特別な存在ではないことを理解できました。

 

 

すると、彼らが歩んできた道のりに、これから自分が歩む道のりを重ね合わせることが出来て、自然治癒への道のりが現実的なものとなってきました。

 

 

しかし大事なことは、誰かの歩んだ道のりをたどることが、自分にとっての正解とは限らないということです。

 

 

代替療法でがんと向き合う時、なぜがんになったのか、どうしてがん細胞が増殖し続けたのか、という因果関係を無視することはできません。

 

 

その因果関係=「がんになった道筋」は人それぞれです。

 

 

仕事のし過ぎかもしれません。

 

体を大事にしなかったのかもしれません。

 

偏った食事かもしれません。

 

食品添加物の摂り過ぎかもしれません。

 

農薬や化学肥料で育てられた食物の摂り過ぎかもしれません。

 

砂糖の摂り過ぎかもしれません。

 

アルコールの摂り過ぎかもしれません。

 

タバコの吸い過ぎかもしれません。

 

放射能や環境汚染かもしれません。

 

遺伝体質かもしれません。

 

精神的な問題を抱えていたのかもしれません。

 

心のありかたかもしれません……、etc.

 

 

がんを始め、すべての病気は、本来進むべき道をそれてしまって、それでも気づかずに突き進んだ時に、警告信号として症状や病状となって現れるのだと思います。

 

これは、多くの体験者も同じように言っています。

 

 

私は、ある講演会で二人のがん自然治癒体験者の話を聞く機会があり、その日を境に意識が変わったことを今も鮮明に覚えています。

 

そのお二人は、自分で模索して「治るための方法」を見つけて実践していました。

 

 

しかし、代替療法だけでがんに向き合うことにまだ不安を抱いていた当時の私は、「何をすれば、どの療法を受ければ手術を免れることが出来るか」という、他力本願な意識レベルだったのです。

 

自分の考えが甘かったこと、恐れから逃げていたことに気付いた瞬間でした。

 

 

そのことに気付いた時、「何をすれば自然治癒するだろうか」という考え方から、「この方法でがんを治す」に変わっていました。

 

 

すると不思議なくらい不安や恐れは自分の中から消え、その日を境に現実が大きく動きはじめました。

 

 

【記:2017年4月29日】