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⑪ボディートーク療法(1)

       

※2015年から代替療法で乳がんと向き合ってきた私個人の記録です。

 


11)ボディートーク療法①

 

鍼灸、催眠療法、波動療法など、様々な代替療法を取り入れましたが、私が代替療法だけで治癒に取り組むことができた大きな原動力は、やはりボディートークの存在でした。

 

ボディートーク療法への信頼が高いのは自分が施術士なので当然かもしれませんが、逆に言うと、もし施術士でなかったらこの選択はしていなかったでしょう。

 

 

乳がん診断当初は二度目のがんに困惑もしましたが、西洋医学による精密検査やセカンドオピニオンと平行して、ボディートークのセッションを増やして自然治癒の可能性を探りました。

 

セッションを重ねるうちに少しずつ気持ちも落ち着いて、自分が具体的に何をすれば良いのかも見えてきました。

 

すると、取り巻く現実も変化して、徐々に方向性も明らかになりました。

 

 

ボディートークは「がんが自然に治る生き方」の中でも、感情解放に関するところで紹介されていますが、西洋医学的な考察では肉体と感情や意識は病気と直結していないかもしれませんが、がんの自然治癒を目指すとき、またがんを繰り返さないためには、自分の感情や精神面としっかり向き合うことが必要になってくるでしょう。

 

 

私自身もどのような意識や心のあり様が、がんの発症につながっていたのかを知り、状況を俯瞰し、病気への恐れや不安を手放す手助けにしたいと思っていました。

 

同時に、ボディートークでのがん退縮の症例は、施術士として自分も症例のひとつになりたいという気持ちにさせたことも事実です。

 

 

セッションでは、自分の生き方や封じ込めている感情、家族や周囲との関わりとその根底にある深い意識、未処理の古い記憶や幼少期の体験の影響、人生観や価値観、信念システム等々、一見肉体とは関係なさそうな多くの事柄がフォーカスされました。

 

潜在意識下にあるこれらの感情や意識や記憶は細胞レベルにまで影響を与え、やがては、炎症を起こしたり、アレルギー反応を示したり、がん細胞への攻撃が不十分になったりと、肉体の振る舞いに表れます。

 

 

私の場合も、人生で蓄積してきた様々な要因が正常な免疫機能を阻害していたことが、セッションを通して明らかになりました。

 

 

 

【記:201768日】