②治療の方向性

 

2)治療の方向性

 

実は、がんの診断を受けたのは人生で2度目でした。

 

 

プロフィールにも書いていますが、1度目は2009年。

 

今回は再発ではなく、新たに発症したがんです。

 

 

2009年にがんが見つかった時は代替療法の仕事を始める前ですから、西洋医学的な治療に迷いもなく、すぐに標準治療を始めました。

 

 

ボディートーク施術士になってからは、セッションでがんが治った症例は耳にしていましたが、わたしは比較的初期の乳がんとの診断だったために、小さな手術で終わるのであれば手術も視野に入れていました。

 

 

しかし精密検査の結果、医師からは、腫瘍が全部で3つあるので乳房の全摘が必要で、また近年は全摘・再建が主流であるという説明を受けました。

 

 

主治医の女性ドクターの説明は明瞭で、また人柄に悪い印象を受けたわけではないのですが、わたしは説明の内容に違和感を覚えました。

 

 

西洋医学では悪性腫瘍をはじめとする望ましくないものは、「取り除くか攻撃する」のが標準のようですが、アロパシー的アプローチでは、なぜ症状があらわれたのかを理解することはできません。

 

つまり、その経緯を無視して表面化した症状だけを取り除いても根本的な解決にはならなず、「がんを取り除けばすべてが解決と言えるのだろうか?」という疑問も湧いてきました。

 

 

そして西洋医学以外の方法で、自己治癒力を促して治癒に向かう可能性について考え始めました。

 

 

そこで最初に参考にしたのが、「がんが自然に治る生き方(ケリー・ターナー/プレジデント社)」でした。

 

この本は、ボディートークが紹介されていたこともあって前から知ってはいたのですが、ちゃんと読むのはこの時が初めてでした。

 

 

著者のケリー・ターナーさんは、 ハーバード大学の博士論文の研究のために、がんの劇的寛解をとげた世界中の人をたずねて取材をしています。

 

この本では、その人たちが何をして治癒に至ったかが紹介されています。

 

 

この本を読み終えて、がんは単に取り除くか攻撃して叩けばよいというものではないことが改めて腑に落ちました。

 

そして、まずは何を始めればよいのか、自分は何と向き合う必要があるのかが見えてきました。

 

 

巻末には彼女が開設している「Radical Remission」というサイトが紹介されていますが、ここにはがんになった世界中の人から、代替療法だけで、または西洋医学と代替療法の併用でがんが寛解するまでの取り組みが寄せられています。

https://radicalremission.com/

 

 

エネルギー療法にたずさわってから、病気は体、心、精神を包括的にみなければ本当の原因はわからないと考えるようになりましたが、この本と上記サイトの多くの寛解症例を通して、その思いを強くしました。

 

 

がんが「手術・放射線・抗がん剤」という三大治療以外で治るのは決して「奇跡」ではなく、正しい道のりを歩めば「がんは治る病気」であることを確信し、自然治癒の可能性を見出しました。

 

 

【記:2017年1月18日】