ごちそうさま(1) - レモンケーキ

 

最近、美味しいお菓子をいろいろといただく機会に恵まれ、お陰さまでお茶の時間が楽しみな、嬉しい日々を送っています。

せっかくなので、少しずつアップしていきたいと思います。

 

まずは上の写真です。

実はひと月前から食べたくて食べたくて……(笑)、とても気になっていたレモンケーキ。お菓子の詰め合わせの中から顏をのぞかせた瞬間、思わず笑みがこぼれました。

 

このレモンケーキはわたしが子どもの頃からある、とても懐かしい焼き菓子です。

お店によって味わいや表情も異なり、生地の固さや風味、アイシングもいろいろで、中にクリームが入っているものなどもありますが、レモンの形をしているのがお約束で、その形がほっこりとした気持ちにさせてくれます。

 

 

 

コーヒーや紅茶と合うのはもちろんですが、今回は白ワインと合わせてみました。

お相手はアルゼンチンの固有品種、トロンテス。
このワインは辛口ですが、優しく軽やかな甘さを感じる香りと爽やかな味わいは、レモンをイメージしたこのケーキにピッタリです。


 

ひと月ほどこがれたレモンケーキに大満足して写真を撮っていたら、横からぬぅーーっと現れた影。
怪しい歯形がつく前にいただいてしまいましょう。


ネットで調べたら、レモンケーキは最近密かなブームなのだとか。

そう聞くといろいろと食べ比べてみたくなります。



ショートケーキがご馳走で、ケーキは誕生日か来客時にしか口にすることが出来なかった昭和の子どもの頃からは想像がつかないくらい、いまは魅力的なスイーツがあふれていますが、このレモンケーキはわたしにとってはスイーツではなく、ずっと「洋菓子」と呼び続けたい、そんな存在です。


ごちそうさまでした♪