1月最後の仕事はペットメディカルアロマテラピーの講師資格取得のための講座を開催しました。
講座ではメディカルアロマに関することに加えて、講座の開き方や会場の大きさや参加人数に合わせた講座のすすめ方、多く寄せられる質問への説明の仕方など、実際の講座開催にお役立ていただけるような具体的なアドバイスもしています。
アロマテラピーが日本に紹介されたのは1980年代で、わりと最近のことといえますが、精油の香りが持つ癒しの効果は多くの人に受け入れられ、いまでは町の雑貨店でもずらり並ぶ小さなガラス瓶を目にするようになりました。
また、アロマテラピーの協会も増え、それぞれのカリキュラムでアロマテラピー教育を行っていますが、精油の利用方法や禁忌に関する考え方は協会によって違いがあり、ペットアロマに関してはさらにそれに開きがあるようです。
わたし自身も複数の協会のカリキュラムを経験して今日に至っていますが、異なる協会の講座を受講するたびに波紋を投げかけられては都度考えてきました。
特に禁忌についてはアロマセラピストが一番悩むところだと思いますが、これはペットの食に通ずるところがあると思います。
「犬に〇〇は危険!」
NG食材と言われているものの情報もネットにあふれていて、それを目にしたペットオーナーさんは大切なうちの子の健康に害があっては大変と、その情報を鵜呑みにしてしまうことも少なくないようです。
昔の自分もそうでしたからその気持ちはよくわかります。
もちろん中にはしっかりとした情報もありますが、もし迷ったときは、根拠がある情報なのか、その根拠が数値化されて具体的に説明されているか、といったことも判断基準のひとつにしてみるといいかもしれません。
今回ご参加くださったI様も、いくつかの協会で資格を取得されていて、インストラクターのお仕事など、すでに様々な方面でご活躍で経験も豊富な方なので、そういった内容についても一緒に話し合うことが出来て、とても有意義な講座となりました。
まもなくペットアロマ講師としての活動も始められることと思います。
きっとペットへのメディカルアロマの可能性と魅力を多くのペットオーナーさんにお伝えくださることと思いながら、嬉しい気持ちで講座を進めていました。
早いもので2015年もひと月が終わろうとしていますが、ペット講座に始まりペット講座に終わった嬉しい1月でした。
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