馬のテリントンTタッチセミナー

 

4月から、デビー・ポッツ先生による

馬のTタッチ・オンラインセミナーが始まります。

(録画配信あり)

 

※詳細は、写真またはこちらをクリック

 

 

このセミナーは馬のTタッチを基礎から学べる

「イントロ・クラス」なので

Tタッチが全く初めての方も

安心して学ぶことが出来ます。

 

 

 

オンラインだと不安がある……

という方もいらっしゃるかもしれませんが

フォロー体勢が整っているので安心です。

 

参加者専用のFacebookグループで

質問したり、実際にワークした写真や

動画を投稿すると、先生からアドバイスや

コメントをいただけます。

 

また、素朴な疑問を投げかけたり

参加者同士で意見交換したりと

とても参加しやすい環境です。

 

 

 

私も馬のオンラインコースは

過去に4回受講しています。

 

とても有意義かつ実践的な内容で

理解や上達に繋がっていると感じています。

 

再受講の方は嬉しい割引も用意されています。

 

私も参加しますので、ご一緒出来ますことを

楽しみにしています。

 

 

 

 

Horse Messe 2024

 

国内最大の馬の祭典「ホースメッセ」

 

6回目となった今開催で初めて

テリントンTタッチの講習が開かれました。

 

 

今回は私たちの先生

デビー・ポッツ先生がアメリカから

オンラインでレクチャーしました。

 

テリントンTタッチには

 

・ボディワーク

・グラウンドワーク

 

の2つのアプローチがあり

馬の健康維持や改善

パフォーマンスの向上

問題解決の提供など

多様なニーズに応えることが出来ます。

 

 

 

 

 

私もお手伝いで会場におりましたが

想像を超える多くの方にご来場いただき

 

感謝の思いで会場の後ろから見ていました。

 

 

 

 

 

レクチャー終了後は

テリントンTタッチツールのひとつである

ボディラップのご説明をさせていただきました。

 

みなさん熱心に聞いてくださり

具体的な質問もたくさんしてくださいました。

 

すぐにラップを注文してくださった方

3月に開催される那須でのワークショップに

その場で申し込んでくださった方など

多くの方がTタッチに興味を寄せてくださいました。

 

 

馬のプロから馬を所有している方

週末のひとときを馬と過ごす方など

どのような関わり方をしている人にも

 

馬との関係性がより深いものとなる

テリントンTタッチメソッドを

知っていただけたらと願っています。

 

 

 

 

 

 

馬のTタッチ⑧ マッサージとは違うの?

初期調教中の若駒くん(2歳)とTタッチ
初期調教中の若駒くん(2歳)とTタッチ

 

テリントンTタッチには

ボディワークやグラウンドワークなど

様々な方法があります。

 

そのなかの「Tタッチ(タッチ)」は

テリントンTタッチの基本となるもので

名前の通り実際に動物の体に触れて行います。

 

体に触れて手を動かすので「マッサージ」と

思われることもあるのですが、

マッサージとは異なるものなのです。

 

 

マッサージの定義とは?

 

ネット辞書でいくつか調べたところ

共通するのはこのような説明でした。

 

『マッサージ(massage)とは、

 主に手で皮膚や筋肉をさする、もむ、叩く

 などして血液循環・リンパ循環をよくして

 機能改善をはかる』

 

 

※ネット辞書の詳細にご興味ある方はページ下をご覧ください

 

 

 

 

 

 

デビー先生のタッチにはとても安心感があります(2023年7月、岐阜のWSにて)
デビー先生のタッチにはとても安心感があります(2023年7月、岐阜のWSにて)

 

一方、Tタッチの触れ方はとてもソフトで

手を置いた部分の皮膚を優しく動かすのが特徴です。

 

Tタッチの基本となるサークルタッチは

1周と1/4の円を時計回りに描きながら

皮膚を動かします。

 

この非習慣的な動きが皮膚のすぐ下を通る

神経系を介して情報が脳に伝わり

その結果、細胞が本来の機能を発揮 

できるようになるのです。

 

 

高齢馬とグラウンドワークの合間に。常に馬からのフィードバックを受け取りながら馬と一緒に行います。
高齢馬とグラウンドワークの合間に。常に馬からのフィードバックを受け取りながら馬と一緒に行います。

 

タッチの効果は怪我や痛みなど身体的なもの

だけでなく、感情面の問題やトラウマの解放、

行動問題にも作用します。

 

また、タッチは短時間でも有効で

その情報はちゃんと脳に伝わります。

 

例えると、コインを貯金箱に入れる習慣が

いつか大きな貯金となるように

少しのタッチでも嬉しい変化をもたらすのです。

 

なのでぜひ、お手入れ時や馬房に立ち寄った際に

Tタッチを行う習慣を身につけていただきたいです。

  

タッチについてはまた改めてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

【補足】マッサージとは?

 

Wikipedia

皮膚に求心的に施術することにより主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法。

 

広辞苑

手または特殊な器械を用いて体を擦り、揉み、叩きなどして行う治療法。血行をよくし、疲労を去り、筋肉の機能を高め、緊張をほぐすのに効がある。美容のためにも行う。

 

デジタル大辞泉

主に手で、皮膚や筋肉をさすったり、もんだり、たたいたりして刺激を与え、新陳代謝をよくし、機能を回復させて治療を図ること。

 

weblio辞書

体の特定の部位に対して圧力を加えることで筋肉の緊張を和らげ、血行を良くするといった効果が期待できる。

 

 

 

 

馬のTタッチ⑦ ボディラップ(後肢のCandy Cane)

体全体に巻くフルラップに、脚へのラップ(Candy Cane)を足しました
体全体に巻くフルラップに、脚へのラップ(Candy Cane)を足しました

 

馬のテリントンTタッチのお仲間と

練習会を開催しました。

 

馬の心身の課題を観察し、どんなサポートが できるか皆でアイディアを出しながらワークしました。

 

写真のM君は、

 

『左後肢の飛節近くに大きな傷跡があり

脚が曲がりにくい』

 

ということで、ボディラップを使ってみることにしました。

 

 

 

ボディラップにはいろいろな太さがあります
ボディラップにはいろいろな太さがあります

 

ボディラップはTタッチのツールで

伸縮性のあるバンテージです。

 

様々な部位に巻いて使いますが

その目的や効果は

 

・姿勢の改善

・体の連動

・意欲の向上

・緊張を軽減

・落ち着きと集中力の向上

・恐怖心の軽減(環境、音、空間等)

・神経的機能不全の改善

・装蹄時のバランス、etc.

 

使い方の工夫次第で様々な効果が期待できます。

 

 

今回はM君に、後肢の使い方を意識し

バランス良く自然に脚を運べるように

サポートを試みました。

 

 

 

 

 

まずはボディラップを段階的に巻いて

歩様の違いを観察しました。

 

 

・フルラップのみ

・傷跡のある左後肢にキャンディ巻を追加

・右後肢にもキャンディ巻を追加

・両後肢を繋ぐラップを尻の上に渡す

・フルラップ以外を外す

 

 

 

 

段階的な変化はわずかな印象ですが

尻に渡したラップを巻いた時に

両後肢だけでなく体全体がつながった

ような一体感を感じました。

 

リーディングしていた方が違いを

シェアしてくださいました。

 

 

 

『左後肢が曲がりにくいために回転時に

左後肢を軸にして右後肢を大きく開いて左を

かばって歩いていた。

 

リーディングすると両後肢が開くので

前進しながらぐらつく感じがある。

 

段階的にラップを巻いていくうちに

左後肢は変わらないが両方を均等に

使えるようになり、速度はゆっくりになり

ブレが少なくなった』

 

 

 

 

ボディラップによってインプットされた感覚情報を処理中のM君
ボディラップによってインプットされた感覚情報を処理中のM君

 

ボディラップのワークは午前中、

トータルで30分ほどでした。

 

昼飼を挟んで午後、M君に

馬場に出てもらうと、後肢が

安定していて、ボディラップ前の

気になる歩様は改善していました。

 

ボディラップは神経回路を介して

情報が脳に伝わり、感覚情報が

脳で処理されると脳は筋肉に

信号を送り、姿勢や運動に変化を

もたらします。

 

なので、ボディラップを外した

後もその効果は持続するのです。

 

 

 

ボディラップはテリントンTタッチの

安全でパワフルなツールで

身体だけでなく心のバランスも

サポートする心強いアイテムです。

 

 

 

 

 

 

馬のTタッチ⑥ ボディラップ(シロちゃんの症例)

ブリッジラップを巻いて、サラダバーを楽しむシロちゃん。
ブリッジラップを巻いて、サラダバーを楽しむシロちゃん。

 

一年以上腰フラが続いていたシロちゃん。

 

以前もBefore/Afterをアップしましたが

自分のバランスで立つのが難しく
裏掘りで脚を上げるのも容易ではなく

長いこと削蹄も出来ずにいたそうです。

 

昨年末からTタッチワークを続け

状態は少しずつ改善していましたが

ようやく、人が身体で支えながらですが

削蹄が出来たそうです。

 

 

 

別の日のシロちゃん。ダブルダイアモンドという巻き方。
別の日のシロちゃん。ダブルダイアモンドという巻き方。

 

しかし日々の裏掘りで

右後肢がなかなか上げづらく

やはり人が身体で支えながらの

作業をしているそうです。

 

ポニーと言えどやはり大型動物ですから

安全な方法ではないけれど致し方なく、

ということなのでしょう。

 

昨日Tタッチセッションに伺ったときに

試しにボディラップを巻いて裏掘りを

してみました。

 

するとシロちゃんは何のためらいもなく

右後肢をスッと上げてくれて

これにはまわりで見ていた

牧場の人たちがビックリでした!

 

 

 

8の字がけ(フィギュアエイトラップ)をして裏掘りしてみました。
8の字がけ(フィギュアエイトラップ)をして裏掘りしてみました。

 

Tタッチのボディラップとは

伸縮性のあるバンテージを

身体や特定の部位に巻いて用いる

Tタッチのツールです。

 

ラップはとても優しい圧で巻きます。

 

テープの力で弱い部分を補うのではなく

巻いた部分を意識させることで

身体をうまく使えるようにしたり

集中力を高めるサポートをします。

 

また、障害飛越や馬場馬術など

競技馬にはより望ましい

動きができるようにサポートしたり

痛みや緊張の軽減にも役立ちます。

 

ボディラップについては改めて

ご紹介したいと思いますが

牧場長さんによるとシロちゃんは

「この間は放牧場で襲歩していたよ」と!!

 

シロちゃんには毎回驚かされますが

馬が回復する可能性や治癒力は計り知れず

そのお手伝いができるツールがあるのは

何より嬉しいことと、馬たちの変化を

見るたびに思います。

 

 

 

 

 

 

馬のTタッチ⑤ ワンド

Tタッチワンド(写真:Tellington TTouch®  Trainingより)
Tタッチワンド(写真:Tellington TTouch® Trainingより)

 

【Tタッチワンド】

 

馬とTタッチワークする際に

様々な道具を使います。

 

Tタッチリードや長いロープ、

体に巻くバンテージやワンド等々……

 

もし私が、その中でひとつだけ

選ぶとしたら「ワンド」を

手に取るでしょう。

 

 

 

 

 

 

ワンドはドレサージュ用の白い長鞭で

普通の長鞭より少し長く硬さもあります。

 

ワンドは、馬の体をストロークしたり、

褒めるときに優しく撫でたり、

方向を指し示したり、合図を送ったり……

 

といった使い方をします。

 

 

 

 

咬む、蹴るなど高い反応性を

見せる馬とワークするときも

ワンドは心強い道具です。

 

手で触れることは出来ない馬も

ワンドは受け入れることが多いのです。

 

体をストロークすることで

全身の感覚や意識を再認識したり

リーディング時に明確で優しい

合図を伝えることもできます。

 

 

 

 

馬とTタッチのワークを重ねるほどに

ワンドの素晴らしさを実感しています。

 

「鞭」という言葉を聞くと私たちは

痛みなどネガティブな連想しますが

まるで魔法の杖(ワンド)のような

優しくパワフルなこのツール。

 

呼び方を変えるだけで私たちの

意識まで変わるのもまた

ワンドの効果かも知れません()

 

 

 

 

※馬のTタッチ、セッションモニター(無料)募集中です。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

馬のTタッチ④ 練習会

 

馬のTタッチ練習会を開催しました。

 

当日は、Tタッチプラクティショナーコース受講者から馬のオーナさん、馬のケアをしている方、乗馬クラブにお勤めの方等々、様々な方がご参加くださいました。

 

 

 

 

Tタッチには様々なツールがあります。

 

これは、ボディラップといって

伸縮性のあるバンテージです。

 

体に意識を持たせたり

集中を高めたり

効果的に体を使うサポート等

様々な効果があります。

 

写真はフィギュア8ラップ。

 

姿勢や歩様が変わります。

 

 

 

 

頭部に巻くヘッドラップ。

 

リードロープを咬む癖があり

ヘッドラップを巻いてみました。

 

落ち着きがない、頭絡付けが

難しいといった馬にも効果的です。

 

※他にも様々な効果があります

 

 

 

 

Tタッチリードを使ってリーディングや

グラウンドワークをします。

 

Tタッチリードを使うことで

馬とのコミュニケーションが

より明確になります。

 

白い長鞭はとても大切な

Tタッチツールの「ワンド」です。

 

手の延長として使ったり

方向を示したり、馬に合図を

送ったりします。

 

 

 

 

ビーラインというリーディング

方法でのグラウンドワーク。

 

馬のバランスや自信を育み

同時にハンドラーが力で

コントロールする意識を

手放すことができます。

 

人馬双方にたくさんの気づきを

もたらします。

 

 

 

 

テーミング・ザ・タイガー。

 

馬がその場で静かにバランスを

もって立つことを学びます。

 

獣医師の診察、装丁師の作業を

受けるのにも役立ちます。

 

 

 

 

お天気にも恵まれて

楽しく学び多い一日となりました。

 

ご参加くださった皆さま

ワークをご一緒してくれた

お馬さんたち

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

※馬のTタッチ、セッションモニター(無料)募集中です。

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馬のTタッチ③ 跛行 before/after(2)

 

シロちゃんの跛行の経過です。


2022年末からTタッチを始めて

数回のセッションでずいぶんと
改善がみられました。

 

 

後脚に意識が戻り

外転もかなり改善して

後駆が安定してきました。

 

 

全体的にバランスが整い

何よりシロちゃんの

表情が変わりました。

 

 

ワークは

 

全身へのTタッチ

ボディーラップ

グラウンドワーク

 

をフィードバックを

見ながら行いました。

 

 

跛行は一年以上続いているので

必要な時間をかけて

自然と回復していくのが

望ましいですが

少しのサポートで

動物が自らバランスを取り戻す

潜在能力の凄さをシロちゃんが

見せてくれて私も驚いています。

 

 

大型動物は身体機能の低下で

難しい選択をせざるを得ない

時がありますが

シロちゃんのケースが

新たな選択肢を見せて

くれていると感じます。

 

 

また経過をご報告しますね。

 

 

 

 

 

 

 ※馬のTタッチ、セッションモニター(無料)募集中です。

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馬のTタッチ② 跛行 before/after

Tタッチさせていただいている

「コミュニティーガーデン森馬」さん。

 

昨年、養老馬支援を目的に

埼玉県東松山市にオープンしました。

 

写真のお馬さんはこの場所を

作るきっかけとなった「シロちゃん」

 

シロちゃんは推定で20歳過ぎ。

2021年の秋、放牧中に急に

後肢にふらつきがでたとのこと。

 

これまでのお仕事ができなくなった

から「出す」という考えにはなれず

この場所を開く計画が進められたそうです。

 

コミュニティーガーデン森馬

https://www.instagram.com/comigamoriva/

 

 

*** *** ***

 

 

そのシロちゃんに昨年12月末から

 Tタッチのボディーワークを

させていただいているのですが

森馬さんがビフォーアフター動画を

アップしてくださったので

ご紹介させていただきます。

 

(オリジナル動画はInstagramなのですが、このブログには貼り付けられない形式のため、YouTubeにコピーしたものを貼っています)

 

 

 

シロちゃんにはテリントンTタッチの

様々なツールボックスの中から

全身へTタッチとボディラップを

用いたワークをしました。

 

シロちゃんが元気に歩けるよう

今後もTタッチワークを継続して

また様子をシェアさせていただきます。

 

 

 

 

 

※馬のTタッチ、セッションモニター(無料)募集中です。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

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馬のTタッチ①

「エレガント・エレファント」のリーディングポジション
「エレガント・エレファント」のリーディングポジション

 

今年の4月から日本で初めての

「馬のためのテリントンTタッチ

プラクティショナーコース」が

始まりました。

 

開催を7年間待ち続けた

待望のこのコース。

日本での開催は難しいのでは?

と思っていたので

この機会にワクワクと緊張が

入り交じる思いです。

 

 

 

テリントンTタッチは

動物に対して力や矯正ではなく

優しさと理解をもって向き合います。

 

動物の観察を行いながら

Tタッチのアプローチの中から

今どのようなサポートが最善かを

彼らのフィードバックを受け取りながら 

馬と一緒にワークします。

 

 

 

「テイルTタッチ」 しっぽのワークは身体面から感情面まで影響するとても大切なワークです。
「テイルTタッチ」 しっぽのワークは身体面から感情面まで影響するとても大切なワークです。

 

馬はペットと異なり経済動物のため

人を乗せたり、様々な仕事をします。

 

そのため肉体的な負担や

昔の怪我の再発など不安要素を

抱えていることも珍しくありません。

 

また、過去の不適切な扱いの

体験によるトラウマから

人間との関係性に不調和が

残ったままの馬もいます。

 

Tタッチのワークでは

肉体的な問題から心の問題、

行動問題まで、様々なツールを

用いて馬が体と心と精神のバランスを

取り戻すサポートをします。

 

 

 

ヘッドラップとネックラップ。頭部や首に緊張をためている馬が多いですが、ラップの作用で緊張がリリースされて頭が下がりました。
ヘッドラップとネックラップ。頭部や首に緊張をためている馬が多いですが、ラップの作用で緊張がリリースされて頭が下がりました。

 

現在は機会があれば遠方へも

出かけて行って、馬たちと

ワークをしています。

 

馬が変わっていく様子は

本当にいつも多くの感動があります。

 

 

そのようなお話を今後少しずつ

ご紹介していけたらと思いますので

馬のケアにご興味おありの方や

馬や動物が好きな方に 

お付き合いいただけましたら幸いです。

 

 

 

 

 

※馬のTタッチ、セッションモニター(無料)募集中です。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

馬のTタッチWS 2019秋(那須)

放牧場の馬たち
放牧場の馬たち

 

毎回楽しみにしているデビー・ポッツ先生による

馬のTタッチワークショップに参加しました。

 

すでに秋の恒例行事化しています。

 

今回も会場は那須トレーニングファームです。

 

今回の目標は、基本に立ち返り

 

「あらゆるワークの中、なぜこれを選ぶのか」

「馬にどのように作用しているか」

「馬のバランスはどうか」

 

 

 

 

馬がワンドに集中して落ち着いて歩いています
馬がワンドに集中して落ち着いて歩いています

 

Tタッチのリードとワンドでリーディング。

 

横木でラビリンスを組みます。

 

包帯のようなものは伸縮性のバンテージで

Tタッチではボディーラップと呼んでいます。

 

ラップの主な目的は、

体の前後を繋げたり

動物の体に意識を持たせたり etc.

 

「体への意識?」と思うかも知れませんが

馬は自分の体を意識できてないことが多く

結果、体をうまく使えずに運動や心身のアンバランス、

行動問題、怪我や痛みに繋がることも

少なくありません。

 

また、感情的な要因からくる行動問題

にもラップによるサポートは有効です。

 

 

 

 

 

 

リーディングする人間の呼吸と体のバランスも意識します
リーディングする人間の呼吸と体のバランスも意識します

 

馬の左右のバランスはどう?

 

止まるときに体の下に四肢がおさまっているか?

 

とても地味で一見分かりにくいのですが、

そのバランスを整えることが、

馬の心身や行動には大きな違いとなります。

 

 

 

 

 

 

 

これはテールワークです。

 

尾骨は頭蓋骨まで、脊椎を通して繋がっていますが、

馬のテールワークは骨格系へのアプローチだけでなく、

咬み癖など口が出やすい馬や感情の問題、

疝痛など、様々な症状や問題に効果があります。

 

 

 

 

カメラ目線バッチリなお馬さん。

 

乗っているのはSure Footというパッドです。

 

とてもシンプルな作りなのですが、

乗ってビックリ!

 

体内ではバランス調整が行われていて、

しばらくすると頭を下げてリラックスしたり……

 

どの足を、どれ位の長さ乗っているかは

全て馬に任せます。

 

 

 

 

 

広田龍馬さんをオフィスにお見かけして

一緒に写真を撮っていただきました。

 

WS開催初日にはいつもご挨拶をしてくださるのですが

「自分はお馬さん達とTタッチを続けてきた。本当にTタッチは素晴らしので、皆さんも続けてください」と素敵なお話をシェアしてくださいました。

 

毎回充実のTタッチワークショップ。

昼間は馬たちと、夜は仲間と楽しく過ごして、

あっという間に4日間が過ぎました。

 

また次回開催もすでに楽しみです。

 

 

 

 

 

 

Spirit にヘッドラップを巻くデビー先生
Spirit にヘッドラップを巻くデビー先生

 

【番外編】

 

笑顔のデビー先生と一緒に映っている

馬のぬいぐるみは、私が持参したものです。

 

まだ名前が無かったので

デビー先生に命名をお願いしたら、

間髪入れずに「Spirit」と!

 

スピリットとは、昔デビー先生の牧場で

生まれた仔馬の名前で、このぬいぐるみが

スピリットにそっくりだと言って

タブレットに保存してある写真を

見せてくれました。

 

実はスピリットは生まれてまもなく

脳に重篤な問題を抱えてしまい、

獣医師からも、ある程度以上は回復は

見込めない、と診断を受けたそうです。

 

しかしデビー先生は彼女を救いたい

一心であらゆることを試みて、

最後に行き着いたのがTタッチだったそうです。

 

愛馬スピリットを連れて参加した

9日間のTタッチWSが終わる頃には

スピリットは全く別馬になっていたそうです。

 

スピリットはデビー先生をTタッチの

世界に連れて行った馬。

 

そんな大切な名前をつけていただいて

とても嬉しく、ありがたいことです。

 

 

 

 

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Tタッチ・プラクティショナーコース⑤

毎年3月と11月はデビー先生が来日されて

TタッチのセミナーやWSが開催されます。

 

私もこのタイミングに合わせて

一年間のスケジュールを調整しています。

 

地方で開催されることも多いので

私は密かにTタッチ巡業と呼んでいます(笑)

 

その封切りが、Tタッチの

プラクティショナーコースです。

 

今回で5回目となるコース参加ですが

新しいテクニックやこれまでの復習など

いつもながら学び多い6日間でした。

 

 

 

 

デビー先生とローレン先生が、

新しいツール「コネクター」の使い方を

説明しているところです。

 

このコネクターは優れたアイテムで

引っ張りの強い子、距離を与えた方がいい子、

小型犬など、あらゆる状況で人犬双方に

ストレスなくリーディングができます。

 

 

 

今回のコースでは犬の他に「鳥」「ウサギ」「フェレット」のデモセッションもありました。

 

写真の解像度がいまいちですが~😅💦

 

 

 

 

宿泊した部屋の前には

ドッグランが広がっています。

 

今回はちょっと奮発して

富士山側の部屋を予約しました。

 

下の写真は、部屋から見える富士山です。

 

5泊したので、毎朝部屋から見える富士山を

写真に収めてみました。

 

残念ながら最終日は曇りでした。

 

集合写真はコース中盤に撮影したのもです。

 

 

 

デビー・ポッツ先生のセミナー

 

今年もデビー・ポッツ先生による

「動物への意識が変わるセミナー」が開催されます。

 

今回は兵庫県尼崎にて。

 

私も開催のコーディネートで会場におります。

 

 

 

Change your mind,

Change your animal.

 (あなたが変われば 動物は変わる) 

 

 

このセミナーで伝えられることの中で

特に強く心に残る言葉です。

 

 

私が13年前に愛犬ドルチェを迎えた頃

しつけと社会科のために

毎週パピーパーティーやトレーニングに通っていました。

 

当時は最善と思っていた方法で

相当の時間とエネルギーを費やし

訓練試験を目指したりもしていました。

 

密にドルチェと向き合っていましたから

彼女のことは理解しているつもりでいました。

 

しかしデビー先生との出会いは

それまで教わってきたことや

動物に対する考え方、向き合い方を

一から見直すきっかけとなりました。  

 

もちろんそれまで正しいと思っていたことを

見直すわけですから葛藤もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしデビー先生のお話を聞くたびに

動物に対する私の意識が徐々に変わり

愛犬の見えなかった部分が 

少しずつ見え始めました。

 

本質的なことに意識が向くようになりました。

 

 

 

私が尊敬する動物のプロフェッショナル

デビー・ポッツ先生のレクチャーや

犬・猫とのデモの時間が

今年はどのような展開になるのか

今片とても楽しみです。

 

一般オーナーさんから動物のプロの方まで

ぜひ多くの方にご参加いただけたらと思います。

 

 

 

7/13(土) 兵庫県尼崎にて

【動物への意識が変わるセミナー】

https://www.bodytalkjapan.com/bodytalker/seminars/bja.php

 

 

 

 

 

 

流鏑馬とTタッチ

 

最近ご縁をいただいて、

流鏑馬で活躍する馬たちに

Tタッチをさせていただいています。

 

 

一年の中でも春から秋までは

流鏑馬が多く行われる季節だそうです。

 

 

彼らのお仕事は流鏑馬で走ること。

 

 

馬運車に乗って長距離を移動し

お仕事をする馬たちに

私ができることで関われるのは

とても有り難いことです。

 

 

 

私がうかがっている牧場は

道産子を中心に在来馬が暮らしています。

 

 

隠れ家的なプライベートな場所なので

馬たちの写真は控えますが

彼らは在来種らしい穏やかさがあり

側にいるだけでも癒やされます。

 

 

 

私が初めて流鏑馬を見たのは中学生の時でした。

 

 

地元の神社で行われた流鏑馬を見て

的を射る技術や走り抜ける馬の迫力に

それは驚いたものでした。

 

 

 

流鏑馬はもともと神事だそうですが

現在は日本の在来馬を残すために

流鏑馬を広める活動が行われているそうです。

 

 

様々な取り組みを通して

馬の素晴らしさを伝えている方々の

ご尽力には頭が下がります。

 

 

私も微力ながら馬たちにできることを

今後も続けていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

馬のTタッチWS 2019春(那須)③ 最終回

 

楽しい時間は過ぎるのが早くて、4日間のワークショップもあっという間です。

 

今回も多くの馬たちと様々なワークができて、そのどれもが心に残るものばかり。

 

中でも印象に残っているのが、前回も一緒にワークした写真の栗毛君とのボディーワークです。

 

 

 

 

 

この写真は、昨年クラブの方からご相談を受けてワークしたときのものです。

 

踏み台を怖がる、ゼッケンを載せる時に怖がるなどのお悩みがあったので、ボディーワークとリーディングをしたところ、すごく改善が見られました。

 

それから4か月が経つのでその後どうしているかが気になってデビー先生にお話したところ、二日目に馬房でのワークのお許しを頂きました。

 

 

お昼ごはん中の馬房にお邪魔して、タッチをしてみました。

 

昨年、反応していた頭の上へのタッチにも特に反応することなく受け入れてくれました(*^^*)

 

 

 

 

他の部分はどうかなぁ、と前肢に触れてビックリ!

 

これまでの経験と比較しても驚くほど冷たくて、血流がとても悪いことが容易にわかりました。

 

前腕から蹄まで、リフトや円のタッチ、オクトパスなど数種類のタッチをすると、興味深いことに、お腹がグルグルッと鳴りだしました。

 

 

その後、前肢は徐々に温かくなり、冷えのほとんどが改善しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右の蹄冠(蹄の上)だけは冷たいままでしたが、あとは変化を見守ることにして馬房を出ました。

 

私が前肢にタッチをしたのはわずか数分ずつでした。

 

 

 

翌日様子を見に行くと、蹄冠も含め、肢全体の温度差がなくなり、自然な馬の体温になっていました。

 

 

その良好な状態は、私が東京に戻る直前まで続いていました。

 

 

 

馬の蹄には血管が通っていて「第二の心臓」と言われるほど、馬にとっては大切な場所です。

 

そして蹄の病気になると、最悪命に関わることも。

 

 

Tタッチは忙しい人にも最適と先生がおっしゃいますが、愛馬でなくても、クラブで手入れの時間に、できることがあるというのは嬉しいことです。

 

 

 

 

 

 

今回もTタッチの威力と、動物が自ら良くなる力に

 

感動しっぱなしの4日間でした。

 

 

いまから次回開催が楽しみでなりません(笑)

 

デビー先生、ご一緒した皆さん、そしてクラブの馬たち。

 

素敵な時間をありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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馬のTタッチWS 2019春(那須)②

昨日に続き、馬のTタッチワークショップのお話です。

 

初級2日間が終わると、いよいよ経験者が参加できる中級(Beyond Basic)クラスになります。

 

 

これはビーラインというグラウンドワークです。

 

ロープを無口の下に通して、二人の人がワンドを使って馬を誘導します。

 

ロープは固定されていないので馬に力で影響を与えることはできません。

 

つまり馬は、二人の間を行ったり来たりできるわけで、その動きが蜂のようなのでビーライン(Bee Line)という名前がついたのだそうです。

 

馬はビーラインで歩くことで身体的なバランス感覚を養うだけでなく、自制心と自信を養うのにも効果的です。

 

リードする人間自体のバランスや体の使い方が大事になりますが、それと同時にコントロールの意識を手放すのにも役立ちます。

 

 

 

ハイ!

 

簡単なワークではないので、まずは人間同士で練習してから(笑)

 

人間:「どう? シグナル伝わる?」

 

馬役:「止まってって言ってる感じがする~」

 

などと互いにフィードバックしながらの練習はとても大事だし、勉強になります。

 

 

今回は新しいボディーラップも教えていただきました。

 

前半身と後半身を繋ぎ、腰にも意識を持たせ、腹部にもアプローチできる最強な感じの巻き方です。

 

テリントンTタッチの創設者、リンダ・テリントン-ジョーンズサンの妹で、リンダさんと一緒にTタッチを開拓してきたロビンさんが考案されたのだそうです。

 

日々進化するTタッチ、すごいです!

 

みんな巻き方を忘れないように上から下から斜めから、写真を摂りまくりです(笑)

 

そして今夜はこちら。

 

黒磯温泉「かんすい苑覚楽」へ。

 

ホテルの建物も内装も、そして檜の露天風呂も素敵な温泉宿です。

 

温まってまた明日に備えます(*^-^*)

 

 

ーつづくー

 

 

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馬のTタッチWS 2019春(那須)①

前半身と後半身を繋ぐボディーラップの8の字掛け
前半身と後半身を繋ぐボディーラップの8の字掛け

一年で一番楽しみにしているイベントがやって来ました。

 

デビー・ポッツ先生による馬のTタッチワークショップです。

 

今回も那須トレーニングファームにて。

 

ここは、シドニーオリンピックの日本代表選手、広田龍馬さん(障害馬術)の乗馬クラブで、広田さんご自身もTタッチの大ファン!!

 

ご自身の馬たちのトレーニングにも日々Tタッチを取り入れています。

 

ワークショップ初日には、お忙しい中お時間を割いてくださって、Tタッチの素晴らしさをお話してくださり、私たち参加者もデビー先生もワークショップの冒頭から感動してしまいました。

 

 

テールワークを行うデビー先生
テールワークを行うデビー先生

今回も多くの馬たちとワークしました。

 

Tタッチが素晴らしいのは、とにかく動物を観察して体と心のバランスを整えるためのワークを、動物のフィードバックを確認しながら動物と一緒に行うという理念です。

 

馬に乗る人達は、乗ったときに馬が扶助にしたがって運動できるか、障害を飛べるか、経路を踏めるか、といったことを重視しがちです。

 

しかしそれらを可能にするためには、ベースとして馬が地上でどれだけ心身が良いバランスであるか、体全体を柔軟に使えるか、自信と自制心を養っているかを無視することはできません。

 

そのためのグラウンドワークやリーディング、ボディーワークを、馬の受け入れや変化を見ながら一緒にワークします。

 

 

 

 

 

このお馬さん、頸がS字になっているの、わかりますか?

 

普通に止まると前傾して左前肢の上に頭が来るような、左重心の停止姿勢になってしまいます。

 

体のバランスは心のバランスに影響します(逆もしかり)。

 

この馬はいつもTタッチのワークに協力してくれていて随分と変化していますが、以前は神経質な面を見せていたそうです。

 

私も4か月ぶりに会いましたが、以前よりも落ち着いてバランス良く歩けるようになって驚きました。

 

 

今回は新しい道具の紹介もありました。

 

SURE FOOT という、馬が乗ってバランスを整えるサポートをするものです。

 

不思議なもので、短時間乗っただけでも馬の姿勢や歩様が変わるんです。

 

これには参加者もビックリ!

 

乗って感触を確認したりして皆で盛り上がりました(笑)

 

 

皆幸乃湯の露天風呂(写真はHPより)
皆幸乃湯の露天風呂(写真はHPより)

そして日が暮れるとこちらへ(*^O^*)

 

那須はまだまだ気温が低いので、夜は近くの温泉に出かけてリラックス~♪

 

また明日も楽しみです!(^^)!

 

 

ーつづくー

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Tタッチ・プラクティショナーコース④

この中にリアルワンコが2匹います♪
この中にリアルワンコが2匹います♪

 

3/9~14まで、新潟で開催されたTタッチ・プラクティショナーコースに参加してきました。

 

ちょうどコースの開催と、年に一度新潟で開催される日本酒のイベントとが重なり、往きの新幹線もホテルも市内も、大勢の人で賑わっていました。

 

そんな私もお気に入りの日本酒「鶴齢」を買うことを今回の目的のひとつにしていましたが……(笑)

 

 

 

 

 

セミナー会場"WAN"の学校犬、フレディー君とワーク
セミナー会場"WAN"の学校犬、フレディー君とワーク

 

コースでのメインの目標は、「パターン化しがちなセッションを見直すこと」

 

タッチもラップもリーディングやグラウンドワークも、なんとなくいつも同じになってしまいがちなことが気になっていました。

 

 

デビー先生による5か月のパピーのデモ
デビー先生による5か月のパピーのデモ

 

先生のワークを見ていると、技術面はもちろんですが、本当に柔軟でゆとりがあって本当に学びになります。

 

そして他の参加者や先輩方のワークにも、たくさんの気づきがありました。

 

これまでにも習ったツールはたくさんあるはずなのに、道具の取り出し方の偏りがあって、引き出しの奥にしまい込まれたままになっている様々なテクニック。

 

まずはコンマリさんよろしく、引き出しの中身をすべて取り出して、見直してみることから始めたいと思いました。

 

 

 

最終日には、恒例のクロージングサークルがあります。

 

全員が輪になって座り、何でも自由に話したあとに、様々な動物の陰影が刻まれたストーンが入っている袋からストーンをひとつ引きます。

 

動物にはそれぞれメッセージがあって、不思議といま必要なメッセージが届く、まるでおみくじのような儀式で、みんな何のストーンがやって来るか毎回楽しみにしています。

 

動物のメッセージには、たとえばこんなものがあります。

 

クマ:内省(沈黙して、目標が現実となるように内なる会話を鎮めてください)

 

蝶:変化(あなたはある種の変化を受け入れる準備ができています)

 

ワシ:霊魂(凡庸の先にあるものを見ることを勇気づけ、神との繋がりを見出させてくれるでしょう)

 

などなど。

 

 

私が過去3回で引いたのは、タカ、シカ、キツネでした。

 

 

そして今回はなんとエンジェル!

 

みんな欲しがるストーンですが、今回は縁あって私の手元にやって来ました。

 

 

エンジェル。

 

動物たちの守護天使。

 

 

個後やりたい動物関係の新たな活動はあるものの、未知の世界へ飛び込むのは恐れがありますが、ちょっと勇気づけられました。

 

 

プラクティショナーコースはまだ続きますが、今回の参加に向けては多くの動物たち(犬、猫、トカゲなど)と飼い主さんにご協力いただき、ケーススタディーレポートも無事に提出を終え、Practitioner-in-Training という認定をいただくことができました。

 

コースもケーススタディーもまだまだ続きますが、ひとつの節目を迎えました。

 

また次回に向けて楽しみながら進みたいと思います(*^-^*)

 

 

 

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トカゲにTタッチ①

 

昨日はTタッチ・プラクティショナーコースのためのケーススタディー・セッションをさせていただきました。

 

ご協力いただいたのはトカゲさんたちです。

 

3匹のトカゲにセッションさせていただきましたが、写真はそのうちの一匹。

 

レオパの愛称でも親しまれ、ペットとして人気の「ヒョウモントカゲモドキ」のMちゃんです。

 

爬虫類へのTタッチはもちろん初めて。

 

以前クサガメを飼っていましたので、爬虫類的な肌感には慣れてはいましたが、トカゲの生態についての知識は全くなかったので、事前に基本的な生態を勉強して伺いましたが、Tタッチにどんな反応を見せてくれるのかドキドキでした。

 

 

 

 

 

飼い主さんが手渡してくれたこのヒョウモントカゲモドキさん。

 

この種類のトカゲは尾を自切するとのことで、脅かさないように、ストレスをかけないようにゆっくりアプローチ。

 

最初はその場から逃げたいような行動を示しましたが、タッチを始めると「むむ? 何だコレ?」とでも思ったのでしょうか、とりあえずその場にじっとしていてくれました。

 

皮膚が柔らかく、よく動くので、圧が強くならないように気をつけて、体のどの部分には反応して、どこは受け入れてくれるのか……

 

 

 

 

 

 

いままで犬や馬などの哺乳類にタッチする機会しかありませんでしたが、細胞を持つ生き物なら、どんな種の動物でも作用するTタッチ。

 

(※Tタッチはマッサージとは異なり、非習慣的な刺激(=情報)が神経系統及び脳に作用し、細胞一つひとつが活性化します)

 

それを実感させてくれたのが今回の「ヒョウモントカゲモドキ」でした。

 

しばらくその場でタッチを受け入れてくれたMちゃん。

 

最後にはリラックスしてくれたのかタッチの最中に排泄してくれて、その反応にちょっとホッとしました。

 

普段接している動物とは違う種類の生き物はとても勉強になると同時に、ヒョウモントカゲモドキが思っていた以上にとてもかわいくて、私の方がすっかり癒やされてしまいました。

 

レオパさん、ご協力いただきありがとうございました。

(この日の動画、後日アップします~♪)

 

馬のTタッチ・ワークショップ(那須)後編

Tタッチのアプローチのひとつに「ボディーラップ」があります。

 

体に巻く伸縮性のバンテージで、包帯のように見えるので「怪我?」とよく聞かれますが、いえいえ、そうではないのです。

 

百聞は一見にしかず、で自分に巻いてみると効果を実感……となるのですが、動物に自ら意識を持ってほしい体の部位に巻くことで、意識が弱くなっていた体の部分を再認識し、動く際に体を上手に使えたり、脚の運びが改善したり、恐怖心を和らげるといった効果が、ボディーラップにあります。

 

また、この写真の馬と同様多くの馬が首に緊張をためていますが、その緊張の緩和にも有効です。

 

 

この黒鹿毛さんは、馬場に出るととてもよく運動するそうですが、馬房に人が近づくと過剰に反応したり口が出たりするとのことで、クラブの方からご相談がありました。

 

まずはデビー先生による馬の顔相の観察です。

 

耳の形や付き方、額の幅、鼻面の形、口の形や長さ、鼻などに、その馬の性格が表れるので、それらを総合的に見てワークを行います。

 

また、昔から「名は体を表す」と言いますが馬も例外ではなく、名前の持つイメージや意味合いに馬の性質が近づくのだそうです。

 

名前を聞いたときに私たちが思い浮かべるイメージのエネルギーが動物に伝わるとのこと。確かに犬にも同じ事が言えるように思います。

 

なので、イメージが怖かったりネガティブだったりする場合は、改名するか、それが難しい場合はだれもが笑顔になるようなニックネームを付けてあげるとよいそうです。

 

命名って、大切ですね。

 

 

この栗毛さんも顔相をみながら、気になる行動にどうアプローチできるか、ワークに協力してもらいました。

 

彼は、脚立(踏み台)を怖がるという問題があり、観察をすると平均的な馬と比べて目が引っ込んでいるので、通常より視野の制限があることが想像できました。

 

実際、頭の周辺に近づくものに対してかなり過敏に反応します。

 

デビー先生の誘導で全員で観察して、この栗毛さんに何が有効か考えました。

 

私も中に入ってワークさせてもらいました。

 

タッチのアプローチから入り、頭部にラップを巻いて、自分の体の境界線を再認識させて、境界線の外側の世界には過剰に反応する必要はないことを知らせます。

 

次に馬場に出てグラウンドワークを行いました。

 

刺激に対して、過剰に反応する必要のない「許容範囲」を少しずつ広げて、脚立に近づけるように段階的にワークしていきました。

 

最終的には、当初お悩みだった状況をクリア!

 

この栗毛さんも自信が持てたことと思います。

 

私もこのワークの時にリーディングをさせていただき、とても勉強になりました。 

 

 

 

 

これは、私のリクエストでやっていただいたもので、馬がハミをどのように感じているのかを人間が体感するワークです。

 

もうこれを体験すると、随伴の大切さはもちろん、力強く手綱を使うことは出来ないと実感します。

 

もっともっと拳を柔らかくしなくてはと大反省(>_<)

 

頭絡があればできるので、とてもオススメの方法です。

 

 

こちらは、先輩プラクティショナーと偶然おそろいのTタッチポロシャツだったのが嬉しくて、ツーショットをお願いした、番外編写真です(笑)

 

あっという間の4日間のワークショップ。

 

まだまだ書き尽くせませんが、今回WSで学んだことを日頃の馬との時間や、動物たちとの時間にいかしたいと思います。

 

また来年3月の開催が今から楽しみです。

 

 

 

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馬のTタッチ・ワークショップ(那須)前編

Tタッチ・プラクティショナーコースから帰宅して中一日。

 

今度は那須へ向かいました。

 

目的は、「那須トレーニングファーム」で行われた馬のTタッチ・ワークショップへの参加です。

 

ここは、シドニーオリンピック日本代表の広田龍馬さんの乗馬クラブです。

 

広田さんもTタッチが大好きで、ご自身の馬にもTタッチを行っているそうです。

 

今回も広田さんやスタッフの皆さん、クラブの馬たちの協力を得てワークショップがスタートしました。

 

私が持っているのは、「ワンド(杖)」というもので、馬のTタッチには欠かせない道具です。

 

ドレサージュ用の白い長鞭ですが、グリップの所も全部白く、これを使ってリーディングします。

 

長鞭は通常、騎乗時に副扶助として用いますが、このワンドの使い方はちょっと異なります。

 

方向を示す、馬を褒める、馬の体に意識を持たせる、停止の合図などに使います。

 

白という色にも意味があって、馬が認識しやすいのだそうです。

 

写真の栗毛さんもちゃんと見ていますね。

 

このワンドと、Tタッチリードを使ってリーディングやグラウンドワークを行います。

 

 

この写真、馬に乗る方は私が右側からリーディングしているのにお気づきのことと思います。

 

これを乗馬クラブでやったら、すぐに先生に呼び止められますよね。

 

馬はいつも左からリーディングされて、左から乗られるので、体のあらゆる部分のアンバランスを生じやすいそうです。

 

この馬も左加重で、左前肢に上体を乗せるように立ち、首は左にカーブしていました。

 

馬も犬も、人間がいつも同じ側だけに立つと、その反対側の腰を痛めることが多いので、グラウンドワークで体のバランス改善を促すことはとても大切になってきます。

 

 

 

馬の体に巻いている包帯のようなものはボディーラップです。

 

伸縮性のあるバンテージを巻くことで、馬自身に自分の体を認識させ、体全体をちゃんと使えるように促します。

 

またボディーラップは反応性の高い馬に、過分に反応しなくてもいいことを体感させるのにも有効です。

 

Tタッチのグラウンドワークでは、横木で組んだラビリンスを使います。

 

体の柔軟性やバランスを養い、さらには自制心や自信を持たせることにもラビリンスは威力を発揮します。

 

「こんなの、効果あるの?」と思うかも知れませんが、脚の運びや姿勢、表情など、馬がどんどん変わっていくのがわかります。

 

これまでのWSでも驚くような変化を沢山見てきて、まるで魔法のように思えましたが、ワンドの名前の由来も、魔法の杖のようだから「鞭」ではなく「ワンド(杖)」と呼んでいるのだそうです。

 

 

 

ワンドとTタッチリードでのリーディングワークはソフトなシグナルでもちゃんと馬に伝わるので、馬とのコミュニケーションを実感できる魅力的なワークです。

 

リーディングしている写真を撮っていただくと、私はにやけていることが多いのですが、本当に楽しくて楽しくて、それがそのまま顔に出ているようです(笑)

 

普段クラブでのリーディングも立ち位置や体の使い方は意識していますが、Tタッチリードとワンドを使ったリーディングは出来ないので、ワークショップでのこの時間はまさに至福の時です。

 

 

後半に続きます。

 

 

Tタッチ・プラクティショナーコース③

アップが遅くなりましたが、11月に山中湖で行われたTタッチのプラクティショナーコースに参加してきました。

 

今回はコース3回目。

 

開催場所は今年も山中湖ドッグリゾートWoofです。

 

昨年泊まった部屋は山中湖側だったので富士山が見えず、今回は奮発して(笑)、富士山側の部屋を予約しました。

 

ところが連日の曇り空や雨模様で、なかなか富士山がお出ましにならず、この写真はようやく晴れ間がのぞいた時のものです。

 

 

今回も初めての犬のセッションの見学や、様々なワークを行いました。

 

昨年に引き続き、シロハラインコのセッションを見せていただきました。

 

鳥の反応、とても興味深かったです。

 

この鳥さん。

 

前回に比べて心の面でも豊かになったような印象で、飼い主さんとの絆も更に深まっているように感じました。

 

私は普段、犬と馬にしか関わる機会がないので、様々な動物へのセッションはとても新鮮で勉強になります。

 

 

館内にはクリスマスツリーが飾られていたのでドルチェとツーショット。

 

二人の目線がバラバラで、なかなか同時にカメラ目線になりませんでした~(笑)

この翌週に13歳になったドルチェ。

 

実は出発の前の週に少々体調を崩し、一緒に行けるか心配していました。

 

幸い回復に向かっていたので同行させて、デビー先生や先輩プラクティショナーの方からも、ドルチェのためにできるワークを教えていただきました。

 

滞在中もケアを続け、おかげさまで元気に6日間を過ごすことができました。

 

富士山パワーもたっぷり頂いて、週発前よりも元気になって帰ってこられてホッとしています。

 

 

プラクティショナーコースも(順調に行けば)これで折り返しとなり、少しずつ卒業試験が視野に入り始めて気持ちも引き締まります。

 

次回のコースは来年3月の新潟です。

 

宿泊施設の関係でドルチェを連れて行けないので、また来年のWoofに一緒に行けるように、元気に過ごしたいと思います。

 

さて、山中湖から帰って翌々日からは、Tタッチの馬WS in 栃木です。

 

 

 

馬のTタッチ・ワークショップ(岐阜)

先月のことになりますが、人生二度目の岐阜に行ってきました。

 

今回の目的は、岐阜市内の乗馬クラブで行われた馬のためのテリントンTタッチ・ワークショップです。

 

講師は、Tタッチ・プラクティショナーコースでも教えていただいている、デビー・ポッツ先生です。

 

今回、三年ぶりに再会できた方たちや、同伴動物のTタッチ・プラクティショナーコースのお仲間(先輩方です~)も多数参加されてて、和気あいあいの楽しいワークショップでした。

 

 

テーミングタイガーという方法で人馬双方の安全を整えます。
テーミングタイガーという方法で人馬双方の安全を整えます。

 

2日間クラブの馬たちと様々なワークを行いましたが、特に印象に残っているのが、写真の黒鹿毛くんとのワークです。

 

彼はとてもとても敏感で反応性が高く、好ましくない刺激に対しては素早く口が出るそうで、噛みつきへの対処をしながら連れてこられました。

 

引き綱も、いままで見たことがないような頑丈な作りで、参加者の緊張もちょっと高まります。

 

デビー先生が、「この馬へワークしたい人?」と尋ねると、私を含めて三人が手をあげました。

 

Tタッチ・プラクティショナーコースで一緒のYさんもそのうちのひとりでした。

 

 

 

 

だいぶリラックス。クラブの方(手前)の愛情に満ちたまなざしが印象的です。
だいぶリラックス。クラブの方(手前)の愛情に満ちたまなざしが印象的です。

 

三人で交代してタッチしましたが、最初のうちは、手の位置や立ち位置や、ほんの少しの変化に反射的に口が出ていました。

 

今までどんな経験をしてきたのだろうと考えると心が苦しくなりますが、気持ちをニュートラルにして観察を続けます。

 

初めはなかなか落ち着かずに敏感に反応していましたが、興味深いことに、タッチを背から後半身に移していくと反応が静かになりました。

 

さらに腰にタッチをすると口が大人しくなって頭も下がり、仙骨部と尻尾の付け根のタッチで、頭部と頸がさらにリラックスして目からも緊張が抜けていくのが見て取れました。

 

そしてYさんが尻尾へのワークを行うと、顔や体から更に緊張が抜けて目もトロンとして、開始前とは別馬のようになり、クラブの方も、今までこんな様子は見たことないと喜んでおられました。

 

 

 

Tタッチリードとワンドでグラウンドワーク。オレンジ色の背中が私です(笑)
Tタッチリードとワンドでグラウンドワーク。オレンジ色の背中が私です(笑)

 

彼がこのクラブへやってくるまでには、人との関わりにおいて彼の反応性と関係する背景があり、その結果「噛みつき馬」のレッテルを貼られたそうです。

 

しかし、生まれたときから噛みつく馬など一頭もいないはずです。

 

人間の望ましくない対応が馬の好ましくない行動を引き起こし、問題行動を作り出してしまうのでしょう。

 

一般的に、噛みつきなどの行動(=表現)だけに目を向けると、力や道具で止めさせることに意識がいきがちですが、馬自身も噛みつきたくて噛みついているわけでないでしょう。

 

ましてや、人間を脅かしたり、仕返しをしてやろうと思ってやっているわけではないはずです。

 

 

 

 

暑い中、馬も人も集中してがんばりました!
暑い中、馬も人も集中してがんばりました!

 

私がTタッチを好きな理由のひとつは、動物たちをそれぞれ唯一無二の存在として向き合い、先入観なく観察し、気になる行動や問題があれば、力や嫌悪刺激で強制するのではなく、どうしたらともに安全に調和的に関われるか、その可能性を動物と一緒にさぐるところです。

 

今回三人でワークしたこの馬も、様々なシグナルで意志を伝え、コミュニケーションしていることに気づきます。

 

その言葉無き対話を通したワークは、私たちが彼らに何かをしてあげるのではなく、動物との共同作業であることを、今回のワークでも実感させてもらいました。

 

ワンドは鞭ではなく、手の延長。馬を褒めたり方向を示したり……  今回マイワンドをゲットできてご機嫌な私です(笑)
ワンドは鞭ではなく、手の延長。馬を褒めたり方向を示したり……  今回マイワンドをゲットできてご機嫌な私です(笑)

 

ワークショップ終了後、一緒にワークした仲間と、この学びの機会を与えられた喜びを共に味わい、感動を共有しました。

 

本当に動物からは学ぶことばかり。

 

癒やしたいと思いつつ、癒やされてばかりです。

 

猛暑の中でのワークショップでしたが、動物を愛する仲間と一緒に参加できたこと、そして馬たちがつきあってくれたことに心から感謝です。

 

この学びをクラブの馬とのコミュニケーションに、そして今後の馬や動物たちとの関わりに活かしたいと思います(*^-^*)

 

 

カラスの被害?

あまりいい印象を持たれていないカラスたち。

 

住宅地では生ゴミを漁ってゴミ集積所を散らすことから、私の住む町でもカラス除けネットは必須になっています。

 

くちばしから尾の先まで全身真っ黒なその姿に、害鳥のイメージを持っている人は少なくないでしょう。

そんな彼らにも、新たな命を育む季節がやってきました。

 

この時期は巣作りに励むカラスの姿を見かけるようになります。

 

せっせと小枝を集めては、くちばしで器用に組み上げていく彼らの本能には本当に関心します。

最近のカラスは巣作りもたくましくて、材料にはワイヤーハンガーからプラスチックの園芸資材まで使われているそうです。

 

これらは巣の土台を組むのに人気の素材だそうですが、中にはどこから失敬してくるのか、車のワイパーのゴムまで使われていることがあるそうです。

 

さすがに車の持ち主はショックなことと、心中お察しします。

 

実は私の身近なところにも、巣作りの被害に遭っている方たちがいるのです。

乗馬クラブの馬たちです。

 

春先にクラブで見かけるカラスはよく、長い糸の束のようなものをくわえているのですが、そう、馬のたてがみです。

 

その調達ぶりがすさまじく、繋ぎ場に繋がれている馬の首に遠慮無くのっかり、くちばしでたてがみをくわえると、そのまま引き抜いていくのです。

 

馬も、生えているたてがみを抜かれるわけですから、たまったものではないはずです。

 

しかし不思議なもので、不快感を示してすぐさま反応する馬もいれば、中にはぼぉ~っとして(いるのかは不明ですが)、抜かれるがままの馬もいるのです。

 

カラスの巣は、枠組みの部分はしっかりした材料が使われ、卵が触れる部分、つまり雛たちの布団になる部分は動物の毛などが使われるそうです。

 

馬のたてがみや尻尾はホースヘアと呼ばれて、これで織られたバッグは高級品として大人の女性に人気ですが、馬から直に取ったフレッシュなホースヘアの巣は、生まれたての雛たちに素敵な寝心地をもたらしているのかもしれません。

 

被害にあった馬にとってはたまったものじゃないでしょうけれど、カラスも子どもたちのために必死。

 

馬は繋がれているので不利な立場ですが、自然界の営みを考えると、直に失敬は遠慮願いたいとしても、抜け毛ぐらいは提供してあげたい気持ちになります。

 

そんなことを考える、春の一日です。

 

 

 

 

 

 

 

引き馬

今月は何やら月初から忙しくて(確定申告もあったりして)乗馬に行けず、ちょっとフラストレーションを感じていましたが、先日久しぶりに一日休みが取れたので、すかさずお馬のもとへ♪

 

三週間ぶりの騎乗は、まだ6歳の若きイケメンホース。


目はクリッと愛らしく、いつも大人しくて馬装にも協力的で、反撞も小さくて初心者に好かれるタイプですが、鞍上でちょっとでもバランスを崩して手綱に頼ったり、座る位置が悪かったりするとすぐに常歩に落ちたり止まったり。

 

過去2回の騎乗でも毎度デリケートな反応で、45分のレッスンを円満には乗せてもらえず、拳が固いと即座に反応し、手綱が詰まると耳をキューーっと絞って首を上げてしまう。

配馬表を見ると、先月まで付けていたマルタンガール(馬が頭を上げるのを防ぐ補助具)をめでたく卒業したようで、嬉しい反面ちゃんと乗れるかちょっと緊張しました。

 

しかしこうしてブログにアップしたのは、「今日はうまく乗れました!」という明るいニュースではなく、引き馬の感触が前と違うかも……、という印象を備忘録的に書き留めておきたかったという訳なのです。

 

 

というのは先日、ある馬の講習会で正しい引き馬の仕方(仔馬をどう引き馬に慣れさせるか)をビデオで見る機会があり、それを見て、以前参加した馬のTタッチ・ワークショップで、引き馬の際に人間の立ち位置と誘導のための体の使い方を教わったのを思い出し、さらに今月の新潟のセミナーで勉強し直した動物のリーディングを思い出し……

 

つまり自分の引き馬がダメダメである、と思い至ったという訳です。



 

実は前にこの馬に乗ったときも、繋ぎ場から出てはくれたものの、乗り場に行くまでに何回も止まってしまったり、乗り場で停止してくれなかったりと、下手なリーディングのせいで馬にストレスをかけてしまったことがありました。

 

そこで今回はTタッチで習ったことを思い出して、意識して引き馬を試みました。
ワンドがあればよいのかもしれませんが、贅沢は言えません。
立ち位置は馬から離れすぎず、近づきすぎず、体の向きを考え、手足が先に行くのではなく体の中心から誘導。

目線は行く方向へ。

そして、馬が前進するときは重心を前に移動させてから前肢を一歩出すのでそれを待つ(これは新潟のヒツジ先生から教わったこと)。


すると手綱を引っ張らなくても、もちろん鞭を使わなくても、すぅーっと滑り出すように繋ぎ場から出て、そして程よく並んで歩いてくれるではありませんか~(^o^)

 

デビー先生がいつも、「ダンスするように」と表現されるのですが、すっかり疑似体験した気になりました~ヘ(^o^)/

 


引き馬についてクラブで丁寧に習う機会はあまり多くないと思いますが(足踏まれないようにとか、道草食われないようにとか、馬繋場に入れるときは立ち止まらないようにとか位?)、引き馬(リーディング)には馬(動物)とのコミュニケーションの基本があるように感じています。


 

次回も、そして他の馬でもうまくできる自信は全くありませんが(笑)、とても勉強になった今回のリーディングでした。

 

 

お馬先生、ありがとうございました(*^-^*)

 

 

 

 

Tタッチ・プラクティショナーコース②

先日新潟でテリントンTタッチのプラクティショナーコースが開催されました。

 

前回の山中湖開催に続き、2度目の参加です。

 

新潟駅からすぐの国際ペットワールド専門学校をお借りして、デビー・ポッツ先生とローレン・マッコール先生のもと、6日間みっちりTタッチの勉強をしてきました。

 

今回は専門学校にいる学校犬もワークに協力してくれました。

 

写真にも少し写っていますが、木材などを床に置いたり、迷路のように組まれたラビリンスを用いたリーディングは、上手に歩くことが目的ではありません。

 

目標物を利用してゆっくり歩いたり、止まってバランスをとったりすることで、動物たちは集中力が高まったり自信を付けたり……

 

一見単純そうなのですが、その効果はとても大きいのです。

 

Tタッチのグラウンドワークは、動物にコマンドを与えることも、力を使うこともありません。

 

呼吸を止めず、リードを柔らかく使いながら、自分の体の使い方や立ち位置を考え、体の中心から誘うように導きます。

 

このリーディングワークは短時間でも、犬の姿勢、足の運び、反応や体のバランスが違ってくるのがわかります。

 

Tタッチは人間が動物に施すものではなく、動物と一緒に行うものだと教わりますが、このワークも動物とうまく呼吸が合ったときはとても嬉しいものです。

 

 

 

 

今回は、市内にある動物ふれあいセンターでの実習もあり、同伴動物の他に、ヤギやヒツジ、そしてなんとアルパカにもタッチをすることができました。

 

ペットと異なり、触れられることに慣れていない動物に対しては、注意深く観察しながらお互いに安全を確認しつつ距離を図ります。

 

アルパカに触れるのは初めてでしたが、触れられることをあまり好まないと聞いていた彼らの反応は、三者三様ならぬ四者四様。

 

好奇心が強い子もいれば、気にはなるけど他の子の背後で様子をうかがうタイプ。

 

何してるの? といった感じでコミュニケーションをとってくる子etc.

 

その反応は面白いほどに異なり、それぞれの個性を垣間見ることが出来ました。

 

種を見るのではなく個を見る大切さをまさに再認識!

 

また一年後が楽しみです。

 

 

 

それにしても先生方のアプローチは本当に素晴らしく、すっかり見とれてしまいました。

 

 

今回も、素晴らしい先生方のもとで勉強できたことに、そして動物たちに感謝です。

 

コースで得たことをしっかり吸収して身につけられるように、次回開催まで練習と復習を頑張らねばです~(^^)

 

 

 

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

 

新年いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

私の2018年は、馬で始まった年明けとなりました。

 

良いお天気に恵まれた元旦の乗馬初め。

 

澄んだ空の下、クラブハウスから馬場を眺めながらこの一年のことを考えていました。

 

 

 

乗馬のこと、動物のこと、セッションのこと、勉強のことetc.

 

今年もこういった事に集中している内にあっという間に時間が過ぎていくのだと思いますが、とても大切なこれらで日常が埋め尽くされるのは幸せなことだなぁ、と思います。

 

今年も日々を楽しみながら、味わいながら過ごしたいと思います。

 

 

 

皆さまにとって2018年が健やかで充実した一年となりますように願っています。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

テリントンTタッチ

先日、山中湖のwoofドッグリゾートで開催された同伴動物のTタッチ・プラクティショナーコースにドルチェと参加してきました。

 

6日間×6回で構成されているこのコース。

 

複数回参加している受講者の中、初回参加は私ひとり……

  

「ついていけるだろうか?」

 

初めての場所。初めての人達。

 

緊張の面持ちで迎えた初日でしたが、隣にドルチェがいてくれて、しかも私より落ち着いていて、なんだかとても心強かったです(笑)

 

 

 

 

グラウンドワーク。自分のバランスで歩いたり止まったりできるのが大切。
グラウンドワーク。自分のバランスで歩いたり止まったりできるのが大切。

セミナーの講師は、デビー・ポッツ先生とローレン・マッコール先生です。

 

ローレン先生にお会いするのは初めてですが、アニマルコミュニケーションでも活躍されている、日本ではよく知られている方です。

 

デビー先生と初めてお会いしたのは2015年11月。那須野が原で開催された4日間の馬のTタッチワークショップでのことでした。

 

馬へのタッチやボディーラップで自分の体への意識を持たせるだけで、強制せずとも姿勢や歩様が変わったり、400~500キロもある馬をリーディングするのに全く力が必要ないことなど、4日間が驚きと感動の連続だったことは今もよく覚えています。

 

 

 

今回のコースは同伴動物へのTタッチなので、大型動物とのワークはありませんでしたが、参加者が連れてきていたインコや猫などもデモに協力してくれたり、ウサギのTタッチについての発表があったりと、普段犬と馬にしか接していない私にはとても良い勉強になりました。

 

Tタッチは犬や猫、人間などの哺乳類だけでなく、神経システムを有する全ての動物に行うことができるので、両生類や爬虫類、動物の爪や蹄、毛など、細胞全てに行うことができます。

 

 

休憩時間のドルチェ。おやつを食べているのかな?(笑)
休憩時間のドルチェ。おやつを食べているのかな?(笑)

プラクティショナーコースは始まったばかりで、これから学ぶことや覚えることがたくさんあり、そして経験を積んでいかなくてはならないことも山ほどありますが、デビー先生が最終日にこんな言葉をかけてくださいました。

 

「色んな種類の動物とワークしてみて。そして楽しんでやってみて!」と。

 

さすがデビー先生! よく見ているなぁ、と思いました。

 

新たな勉強を始めるとひとつのことに没頭してしまい、楽しんで習得することが苦手な私に、すごく大事なメッセージをくださいました。

 

 

さて、あっという間の6日間でしたが、最終日にはアニマルストーンをいただくのが恒例だそうです。

 

袋の中に様々な種の動物の陰影が掘られたストーンが入っていて、何がもらえるかは誰にも分からないおみくじ方式。

 

そして私の手元にやってきたのは「イーグル」

 

高いところから広い視野で見る、という意味があるそうです。

 

なるほど~、全てにおいて偶然はないのですね(*^-^*)

 

 

 

乗馬ライセンス

10月も終わろうとしていますが、ブログ更新がすっかり遅れ、気づいたら今月初投稿でした。

 

ブログをサボって何をしていたかというと、時間を見つけては馬のお尻を追いかけておりました(^^ゞ

 

というのも体験乗馬が引き金となり、長年封印していた馬への想いが一気にはじけ、頭の中は馬・馬・馬の今日この頃……

 

 

 

さて、タイトルの「乗馬ライセンス」ってご存じですか?

 

全国乗馬倶楽部振興協会が乗馬普及のために設けた制度で、長~い乗馬ブランクの間にこんな資格が出来ていたとはビックリ!

 

5級や4級は、短期取得コースを設けているクラブも多く、「ライセンス◯級で外乗に出られますよ~」「履歴書に書けます」等々この資格、乗馬の裾野を広げるために一役買っているようです。

 

 

 

一方、私の通っているクラブには短期取得コースは無く、ライセンス取得がレッスンカリキュラムに組み込まれていて、そろそろ上のクラスに移ってもOKとインストラクターが判断すると、

 

「ライセンス試験を受けて下さい」

 

と告げられて受験します。

 

 

ということで、先日5級試験を受けました。

 

……と言うのもお恥ずかしくて、5級は誰でも受かるレベルで、「馬に乗れます」って人様に言えるのは最低3級以上という噂です。

 

試験は筆記と実技がありますが、私のクラブでは実技試験は通常のレッスン中に行われます。

 

乗る馬も当日知らされ、他の(受験しない)生徒さんと一緒に、常歩、速歩、軽速歩……、といつも通りに乗っている間に評価され、合否が決まります。

 

評価は、「姿勢・扶助・バランス」がそれぞれ10点満点で、その平均が実技の点数となります。

 

私は、8・8・9で8.3点。

 

5級レベルだと、これがいいのかどうなのかよくわかりませんが、バランスが一番良かったのはちょっと意外です。

(ボディートーカーとしてはバランスが良いのは嬉しい限り、……って意味が違いますが(^_^;)

 

 

 

そんなこんなで、先日新しいクラスに上がりました。

 

新しいクラスでの初騎乗は、初めて乗る6歳の騸馬。

 

馬房で無口を付けるところから一苦労して、馬場でも課題満載。。。(T_T)

 

早速、黒鹿毛先生に良い洗礼を受けました(^^;)

 

どうやら今度のクラスは長~~いおつきあいになりそうです。

 

 

 

 

 

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乗馬初心者アイテム

またまたイメージ写真。現実とはほど遠い……
またまたイメージ写真。現実とはほど遠い……

先日の体験乗馬(全3回の初心者レッスン)は落馬することもなく無事に終了しました。

 

前回も書きましたが私が乗っていたのは大~昔。

 

乗馬を始めた時、時代はまだ昭和でした(笑)

 

それから馬との関わりは紆余曲折有り(その話はまた改めて……)、乗馬から離れて四半世紀以上が経ちました。

 

つまり今回、それはそれは久しぶりに乗馬クラブの門をくぐった訳です。

 

最近の乗馬クラブ事情は四半世紀を経て随分と変わっていて、各クラブの多様性と敷居の低さに良い意味でカルチャーショックを受けました。

 

そして、初心者でも安全に乗れるようなアイテムの登場には感動!

 

今日はそのお話を。

 

 

 

 

 

まずは、安全のためのエアバッグ式ベスト。

 

右前身ごろの膨らみにガスボンベが入っています。

 

馬に乗ったらボンベにつながっている紐をサドルホルダーに留めるのですが、馬上でバランスを崩して体が馬から離れると(落馬)繋いでいた紐が引っ張られてボンベの栓が抜け、車のエアバッグのようにベストが膨らむ仕組みになっています。

 

つまりもし落馬しても、首や胸、背骨、腰などが衝撃から守られるというわけです。

 

昔はこんな安全ベストは見たことなかったのでビックリ!

 

若い頃は落馬しても案外平気なものでしたが、体が硬くなり反射神経も怪しくなった今では打撲だけでは済まないかもしれません。

 

このベストはお客さんに安全に乗ってもらいたいクラブ側にとっても、乗馬普及に一役買っていることでしょう。

 

 

 

 

もうひとつはカバー付き鐙(あぶみ)です。

 

通常の鐙は足を乗せるところが幅数センチ程度で、鐙を履く時は「つま先を引っかけるように」とか「足の指の付け根あたりで履くように」などと言われます。

 

ところが脚が安定しない初心者は、馬が動き出すと振動で鐙が外れたり、逆にズボッと足首まで入ってしまったり……

 

私は昔も鐙を履くのが下手でしたが、今回初めて履いたこのカバー付き鐙は安定感があってとっても楽チン♪

 

もちろんベタッと履かずに一般的な鐙と同じように履くのが理想ですが、あの ”足首までズボッ” の心配がないだけでも初心者は怖さ半減です。

 

私、ずーっとこの鐙でいいかも~、なんて半分本気で思ったりしてます。ハイ !(^o^)!

 

 

 

初めて馬に乗ると、その高さにビックリして馬上で緊張するものですが、こういう初心者アイテムがあると心強いですね。

 

かく言う私もこのお助けアイテムのお陰で、超ブランクの緊張感も少し和らぎ、お陰で楽しい体験乗馬となりました。

 

 

 

 

体験乗馬①(再開1鞍目)

この馬はイメージです。写真撮る余裕もなく~(^^;
この馬はイメージです。写真撮る余裕もなく~(^^;

昨日つぶやいた通り、体験乗馬に行ってきました。

 

今日は埼玉方面の乗馬クラブへ。

 

車齢18年の ”リバ爺” こと日産リバティーで乗り付けた庶民の私は、駐車場の車が外車だらけでないことにちょっとホッとしながらクラブハウスへ。

 

まずはお茶をいただきながら、書類に必要事項を書き込みます。

 

一通り説明を受けて着替えを済ませ、ブーツやヘルメットなど、必要な道具をお借りして準備OK。

 

体験乗馬のため、今日はスタッフの方(たぶん20代の、とても感じのいい女性)が、付きっ切りでお世話をしてくれました。

 

そして本日教えていただく男性インストラクターの先生も、これまたお若い。

 

 

このお二人が、

「田仲さん、経験者なので……」的におっしゃるので間髪入れずに、

「いえいえっ、皆さんが生まれる前のことですから!!」と、事前情報を訂正(汗)

 

経験どころか、年齢分の体力低下と反射神経の衰え、そして日頃の運動不足も加わって、悲しいかな大昔の乗馬経験なんて、とうにリセットされています。

 

 

 

さて、本日乗らせてもらった馬は、普通よりも大きめの、おじいちゃんサラブレッド。

 

性格は穏やかでされるがまま男君的なところもあるそうですが、隣に繋がれている金髪の牝馬がお好き♡という微笑ましい情報まで(^^)

 

この馬は重めだけど反動は大きいと聞き、大丈夫かしら私? と、いよいよ緊張も高まっていきます。

(初回の体験者に割り当てるのだからきっと大丈夫、と自分に言い聞かす……) 

 

 

今日は初心者班というグループレッスンにまぜていただきました。

 

人数は計3名で、私は前後を会員さんに挟んでいただき安心の初心者ポジションです。

 

 

 

いよいよ常歩でレッスンが始まると、私の馬の進みがよくないために早速鞭の指示が……

 

「ペシ……」

 

超久々でうまく入らず(できれば使いたくない意識も働き……)、二度、三度やり直すと、

 

「パチンッ!」

 

とようやくそれらしい音がしました。

 

すると、まるでアイドリングが終わったかのような、前に進む感じが伝わってきました。

(あー、なんか、こんな感じだったかも……?)

 

 

その後、常歩のまま立って座っての軽速歩練習に続き、速歩→軽速歩と、レッスンの進みの早さに、元々そんなに上手だったわけでない私はもう思考停止です。

 

昔どうやって乗ってたっけ? というより、私本当に乗ってたのだろうかと、内心苦笑い、顔は引きつりながら、必死に反動にあわせて、イッチニ、イッチニ、と軽速歩(風)を頑張りました。

 

 

途中先生は、「もし出来たらサドルホルダー(※)から手を放してみましょう」とおっしゃるのですが、ムリ~!

  

サドルホルダーは既に命綱となっていました。

 

 ※鞍に取り付ける持ち手。バランスが不安定な初心者お助けアイテム 

 

 

30分のレッスンは必死さも加わってか、あっという間に終了。

 

下馬の前に先生から各人に改善点などが告げられます。

 

騎乗中は頭で分かっていても、余裕がなくて意識できなかったりするので、総括してもらえるのはありがたいです。

 

 

ちなみに私へは、超ブランク&体験レッスンということもあり、暖かいねぎらいの言葉に続いて、

 

・目線が落ちる→姿勢が崩れるので、馬を見ずに前を見ましょう

 

・鞭は指示を待たずに自分で入れてみて、馬の反応で鞭の要不要の感覚をつかんでいきましょう

 

あとは、脚を使うことや、他にもあった気もするのですが、すでに忘却の彼方です。先生ゴメンナサイ。

 

 

それからレッスン中に、ガニ股にならないようにつま先を前に向けて膝を鞍につけるように注意されましたが、これは昔もよく指摘されたのを思い出しました。

 

乗り方は忘れても、良くない部分はやはりそのまま残っているものですね。

 

 

 

そんなこんなで汗だくになりながらも、先生の的確な指示とサドルホルダーと馬の気性のお蔭で、ン十年振りの乗馬はなんとか無事に終えることができました。

 

そして漏れなく、足の筋肉痛と、なるはずのない肩凝りのお土産もついてきましたとさ(^_^;)

 

あー、でもやっぱり乗馬って楽しい~(≧▽≦)

 

 

 

 

 

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久しぶりの

先月から今月にかけて、生活のリズムを取りづらくて密かに苦悩していますが(←大袈裟ですが💦)、ここ数日は少々ご機嫌に過ごしています。

 

というのは、迷いに迷っていましたが、明日は久しぶりにとっても楽しみなイベントを自分に用意しました。

 

嬉しさを通り越して、ちょっと緊張すらしています。

 

 

そうなんです!

明日はすごーーーーく久しぶりに乗馬をしに行きます。

 

学生時代には少し乗っていた経験があるのですが、すでにン十年前(;^ω^)

 

そんな超が付くほど久しぶりなので、ちゃんと乗れる自信は全くありません。

 

でも初心者向けの体験乗馬を申し込んだので、きっと大人しくて乗りやすい馬に乗せてもらえるハズと期待しています。

 

なのであまり心配せずに、せっかく久しぶりの乗馬なので、楽しんで来ようと思います。

 

行って来たらまた様子をアップしますね。

 

落馬しないように、イッテキマス(^^)/

 

 

 

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